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黄
キラキラ輝く、黄の様に。
強く、強くそこへ。
弱く、弱く底へ。
手の様でいて、足の様。
声の様でいて、咽奥の様。
忙しなく鳴る囁きニュース、春の猫。
中身のある物だけを、頼りにしてきた。
君がどう走っていったのか、足跡は分らない。
何のために在るのか、考えても判らないの。
温む温度に背を向けて、黄を躰いっぱいに吸い込んだんだ。
諦めるなんて、死んでもごめんだから、足掻いてやるんだ、辿り着いてやるんだ。
あの黄に。
キラキラ輝く、黄の様に。
強く、強くそこへ。
弱く、弱く底へ。
手の様でいて、足の様。
声の様でいて、咽奥の様。
忙しなく鳴る囁きニュース、春の猫。
中身のある物だけを、頼りにしてきた。
君がどう走っていったのか、足跡は分らない。
何のために在るのか、考えても判らないの。
温む温度に背を向けて、黄を躰いっぱいに吸い込んだんだ。
諦めるなんて、死んでもごめんだから、足掻いてやるんだ、辿り着いてやるんだ。
あの黄に。
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