ポイントとブクマをくれえええぇぇえええ! ……あれ? でもポイントって何でしたっけ? ちょっとした仮定の話。
どうも。ブックマーク、評価ポイント、感想、レビュー……それらが猛烈に欲しくて仕方ない、でも(おそらく)なろうユーザーにつまらないと思われている作者です。16万字ほど書きましたが、9万字の初期ブーストも功を成さず撃沈。底辺はどうにか卒業しましたが、前作に比べて伸びが悪過ぎて困ってます。
なにせ文字数超えてるのにブクマ数10分の1以下、評価人数は6分の1ぐらいですからねー。いやもう、自分で自分を笑いたくなる。1か月必死に書き続けてこれとは。
しかし2名のありがたい評価は、いずれも5点満点。本当に嬉しいです。どなたか存じ上げませんが、この場を借りて感謝申し上げます。
さて本題。私は書籍化を狙っている側の作家で、タイトルの通りとにかくポイントが欲しい。せめてブックマーク。少しでも気になったり、面白いと思っていただけたならしていただきたい。さあ、その右上にある項目をポチッと。簡単でしょう?
しかし増えない。かなり伸びが悪い。……まあ、やっぱり前作と比べてですが。でも総合にすら載れないのは問題なんですよねえ。
つい三日ぐらい前は創作意欲モリモリだったのに、うっかりブックマーク数を見たらポッキリ折れました。開いた口がふさがらなかったのを覚えています。
以降、ストックを切り崩しつつ、ツイッターでぐちぐち言う日々が……この間、けっこう色々な方からメッセージをいただきました。本当にありがとうございます。
その中で一人、スランプとなっている作品「神話好きによる異世界無双 ~魔獣の弱点は俺だけが知っている~」を面白い、続けて欲しい、と評価してくださったユーザーさんがいました。その方は小説家になろうへ登録していないとのことでしたが、やはり称賛されるだけで心は温まるものです。こちらの方にも、改めてお礼を申し上げたい。本当にありがとうございます。
で、その方が下さったメッセージの中に、ポイントは一般向けではない、という言葉がありました。……そういえばいつだったか、登録せずにブックマークしている、いわゆるブラウザブクマは通常のブックマークの倍以上ある、と聞いたような……すみません、うろ覚えなのでソースは出せないです。
しかし仮に、それが事実だとしましょう。つまりポイントになる、ランキングに貢献してくれるファンが少数派だったとしましょう。
……ポイントって、何なんでしょうか?
これを稼がないとランキングには上がれません。そして総合上位へ入り込んだ暁には、日に6万アクセスとか叩きだします。数百のブックマークが一日で流れ込みます。ポイントにすると一日で300、それが連続で入ったりもします。100日維持すれば書籍化ポイントも目前。うっはうはですね。
数万字の段階でそれを叩きだせば、作者のモチベーションもかなり高いでしょう。
対し、上位ランキングにまったく入れなかった場合。……私の場合ですと、約ひと月書き続けて276ポイント。字数、16万2840文字。一つの作品でここまで書いたの初めて、ですかね? まあお陰でダメージがでかい……。なにせ13万字の前作に完全敗北ですし。しかも更新速度は現在連載中の作品の方が上ですよ? 世界観も自分なりに練り込んでますし、設定も増やした。故に折れたわけですな、はい。
ランキング上位に入る、入らないはこれだけの差があります。今書いている作品の100ブックマークも、このエッセイを書いている間に上位の方々は稼いでいるかもしれません。
さてこのポイント。私はこのポイントが稼げないために作品を打ち切ろうとしています。……前のエッセイにも似たようなこと書きましたけど、それはさておいて。
作品を打ち切るのは、現在ある128のブックマークを捨てた方がより多くのブックマークを得ることが出来る……つまり新作に可能性を託すためです。現在のモチベーションで、これまでと同じように書ける気はしませんから。心を入れ替えたいわけですね。
大勢のために少数を切る。この精神なわけですが……もしブラウザブックマークが、仮定した通り倍以上いたとしたら? 私は少数のために大勢を切っていることになりますね。
ポイントによる評価は「小説家になろう」に登録していなければ出来ません。外から楽しんでいる読者は、ランキングに干渉することが出来ません。
しかもこのポイントは偽装可能。副垢、相互クラスタによるランキング荒らしは、みなさん記憶に新しいかと思います。
ポイントって何なんでしょうか? 登録していない読者の意見は反映されず、偽装することによって容易に大量得点が稼げる。
……まあ後者について、気持ちは分かります。私だってポイント欲しくて欲しくて仕方ないですから。根本的な心理は不正をやっている人間と変わりないでしょう。ただ、それを行う無謀な根性がないぐらいで。
面白くないなら面白くないで、さっさと新作に移れるんですけどね。そういう反応すらない。感想欄はログイン不要で書きこめるようにしてるんですが……まだ一件だけとは。
話を戻して。……極端な話、ポイントは面白さの指標ではないんでしょう。以前、作品を晒すための場としてもランキングが使われている、なんて話を聞きました。つまり目立っているかどうかがの指標なわけです。悪目立ちだろうとも、ランキングに入ることは可能ということになる。
重要なのは登録者の動き。1・1評価だろうと、それが千人いれば余裕で総合上位に入れます。
じゃあランキングなんて気にしなければ――とのご指摘はもっともです。しかしランキングに載らなければ効率的にポイントを稼ぐことはもちろん、状態を維持できれば書籍化する可能性も高くなる。ランキングに入れなければその逆です。
まあ底辺卒業できただけで恩の字なのかもしれませんが……私の場合、前回の成功で足を引き摺ってるんですよね。今書いてる方が面白いって確信が頭の中にあって、どうにも切り離して考えることが出来ない。
ポイントに踊らされている傀儡、というわけです。自分で上のように解釈していながら情けない……。
では最後に。私は猛烈にポイントが欲しい、ブックマーク、評価、感想、レビュー、どれでもいいから欲しい。もっと気軽に読者のアクションが欲しい。どうか「神話好きによる異世界無双 ~魔獣の弱点は俺だけが知っている~」を読んでいただきたい。そしてブックマークとか評価を入れて頂きたい。
あ、根性論での応援はご遠慮願います。憂鬱な気分なので、恐らく反感しか抱けません。応援するならポイントで。あ、感想欄でのメッセージでも構いません。ツイッターのメッセージでももちろん。
餌さえくれれば書く自信はあります。……せめて前作の1456件ブクマを超えればなあ……。