いきなり危険です!!
これから頑張って投稿していきます。よろしくお願いします。
一閃。
目の前に光が走る。
それがただの光ではないことは禍々しい色と通った跡が燃えていることで充分過ぎるほど伝わってくる。
いったい何がいけなかったのだろうか…。
次々と飛んでくる禍々しい光を避けながら俺は考えた…。
◇
時は遡って30分前。
俺、田宮直人は中学生として最後の行事、卒業式が終わったことを友人と喜んでいた。
途中、卒業生がバイクに乗って突っ込んでくるというハプニングがあったりしたが生活指導の先生が体をはって止めるという荒業をやってのけたおかげで被害はなかったようだ。
そんなことよりもあと少しで終わるということに満面の笑顔だったぐらいだ。
そして終わったあとの帰り道の友人とのおしゃべりはとても面白い。
高校もこんな感じがいいと思っていた。
「おい!!後ろ見ろ!!後ろ!!」ふと、友人の1人がそう言った。
「何だよ?」少し軽い感じに返事を返し振り返る。
とそこには大きな観光用バス。なんの変哲もない観光用バス。
ただひとつ違うところがあるとすればそれは動いていたということだ。
目の前で。
突然のことで体が動かない。そもそもどうしたらいいかわからない。
「あっ…」ぶつかった。
◇
「…んぅ?」しばらく寝ていた気がする、まだ少し眠い…。
「何してたっけ?」数秒思考……跳ね起きた。
「ここどこだよ…。」目の前には一面の草原。よく目を凝らすと森も見える。
「意味がわからない」
俺の記憶ではトラックにぶつかったはずだ。なのに全く怪我していない。ならばここは天国か?
試しに指を噛む。
「…っ!」結構痛い。
どうやら天国じゃないようだな。ていうかなんでこんな冷静なんだよ。
「…ズン!!」…なんか後ろからすごい音したんたけど……。
おそるおそる後ろを振り返ると、
「!?!?!?!?」
竜がいた。
しかもなんか禍々しい感じのオーラ出てるんですけど?体?なぜか動かんよ。
「ゴアアアァァァ!!」
なぜかお怒りだしー!!
「シャワアッ!!」
なんか吐いてきたあー!!
「……あん?」
ビームっぽい感じなのに滅茶苦茶遅い。いつのまにか体動くし。避けられるんじゃね?
「よっと」
普通に避けられた。
「なんだ、余裕じゃ…」
「ボウッ!!」
ビームっぽいやつが地面に当たった瞬間その場所がいきなり燃えた。
「やば…」
これ当たったら即死じゃん…。
「避け続けるしかないじゃん」
とりあえず色々な疑問は脇に置いておく。
これが冒頭につながるわけだが…。
田宮直人の異世界生活はこうして幕をあけた。
書くのってだいぶ難しいですね。これからも頑張っていきます。
次の投稿は3日後くらいになりそうです。
何卒よろしくお願いいたします