転生徒会 オープニングの一騒ぎ
天国・・・・・。この世で生きているものが死んだ時に訪れる2つ目の世界。 そんな世界には多くの死人たちが集まる。人から動物、機械や人形の亡霊など色々な死人が天国で第二の人生を歩んでいる・・・・・・。 天国のある村のはずれ、無数の苔が窓、屋根に絡み付いている一軒の木造小屋がそこにはあった。そしてその小屋の中には大量の絵の具と画用紙、絵の資料が書かれた本、そして二人の男がいた・・・・・・。 「・・・・・・レオナルドさん?・・・・・・・・レオナルドさんっ!!」ミケランジェロは、一枚の画用紙にうつ伏せに倒れている男に声をかけた・・・。 「うんーーーむ・・・・・・おや、ミケ君どうしたんだね・・・・。」レオナルドは大きくあくびをすると、とてもゆっくり起き上がった。見ている人にとってはスローカメラで撮っているレベルの遅さだ。 「うーーーんむじゃありませんよ!!どうするんですか!このままじゃ転生の時間に間に合いませんよ!」ミケランジェロは時計を指差す。すでに時は午前11時。 レオナルドは立ち上がりふらふらと歩くと、ミケランジェロの肩をつかんだ。髪のフケが何粒か落ち、ミケランジェロはすかさず避ける。 「まぁ、落ち着きたまえミケ君、そんなことよりこの絵を見たまえよ、私の第7億4千3百6十3万千9百十号目の作品だぞ、(天と地の境界線)と名づけた!さっき完成したんだぞ!どうだね!このずっしりとした品構え!小説じゃ絵が無くてわからねえよと言う読者諸君もきっと見たら歓喜するぞ!どうだ!」レオナルドが指差す方向には謎の3色の太い線がいばらの様に絡まりあっている様子が描かれた絵があった 「何ですかこの線は・・・・・?まったくレオナルドさんの絵には難解な物が多くありますよね・・・・・。」ミケランジェロは絵を覗き込む。どこからどう見ても幼稚園児の絵にしか見えないが、本人に言われるとなんとなくすごいように見える。 「・・・・・って、そんなことはどうでもいいんですよ!!レオナルドさん、12時には神様の所に行かないと転生できませんよ!!」ミケランジェロは真っ青な顔で足踏みを始める・・・・。 「・・・・・・・・・転生?もうそんな時期になったのかね・・・・てっきりあと100年先のことだと思っていたのだが。」レオナルドは白髪の混じった髪をボリボリとかく。 「あんたの時間感覚はどうなってるんですか!はい!体洗って髪洗ってフケとアカを落としてください!そして着替えてください!前買ったアロハシャツはだめですよ!」ミケランジェロはテキパキと指示をこなす。 「マジでぇぇーーあのアロハかっこいいと思っていたんだけどなぁ。」レオナルドはシャワーに入りながらつぶやく。 「だってそのシャツウール100パーセントだしそれ売っていた人も坂東さんそっくりだったんだよ、あんなにイケている店長が入荷した服なんだからきっとかっこいいって・・・・」レオナルドはタオルで体を拭きながらアロハシャツに手を伸ばす。しかしそれをミケランジェロに阻まれる。 「ウール100パーセントのアロハシャツがあるわけないでしょうが!ていうか、年中無休ゆでたまごぉぉぉとか言っている人がイケているといえるんですか!」ミケランジェロはレオナルドの代わりに部屋を片付けるとぶつぶつ言いながらごみの分別を始める。 「あっいやぁーすまないねえぇミケ君」レオナルドはゆっくりと靴を履き始める。 ふぅ、まったくレオナルドさんの来世が心配だよ・・・。あっどうも皆さん私の名前はミケランジェロ・ブオナローティーと申します・・・ルネサンス時代に彫刻家として高い支持を得ていたものですが皆さんも名前くらいなら知っているでしょう。そしてとなりにいるお方は同じルネサンス時代を生きてきた世紀の大天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ・・・。生前私とレオナルドさんはライバル同士だったのですがある理由をきっかけに今は私は申します。レオナルドさんの弟子になっています。 私たちは今から神様の命で転生に行くところです。 転生というのは早い話が生まれ変わりに行くことなんです。 天国にいたころの記憶をすべて忘れさせ、また新しい人として現世で生きていく・・・・・・。 別に怖くはないですよ。 もうすでに死ぬときの感覚を体験していますから・・・・。 「まったくもっとこの心地よい天国で一生絵を描いてすごそうかとおもってたのに・・・・・・・。」レオナルドはため息をつく。 「はったおしますよレオナルドさん、7億近く絵描いときながら何ですかその絵に対する意欲は・・・・・その意欲をもっと部屋の掃除とか料理のこととかに役立てないと・・・これだからあなたは近所のおばさんにバカナルドって言われるんですよ。もっとこう生前みたいに天才の風格というのを出せないんですか?」ミケランジェロは、レオナルドをにらむ。しかしレオナルドは小道の草をちぎりながら、あそんでいた。 「ミケ君みたまえよ!この薬草痔によく効くとシーボルト君に聞いたんだがちょうどよかったなーーー。実は私近頃便秘ぎみ・・・・・」レオナルドの言葉が言い終わる前にミケランジェロの鉄拳が飛んできた 「ボラギノーーーーーーーーーール!」レオナルドの悲痛な叫びは天国中にこだました。こうしてグダグダのまま二人は出発したのだがまだ二人はきづいていなかった。まさかこれから二人があんな事件に関わってしまうことになろうとは・・・・・・・。 転生徒会始動・・・!
中3です よろしくおねがいします。 こうしたらもっといいんじゃないかなぁーーーみたいなコメントも待ってます。




