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天使と悪魔の鎮魂歌<レクイエム>  作者: ヤマト
第1部 悪魔祓人<エクソノイド>編
2/4

第2話 動き始めた非日常

「伝説の勇者の伝説」などの作者、鏡貴也先生の作品ばっかり読むせいか、鏡先生の書き方と似てきている気がします。不快に思った方はすいません。これからは自分の独特の書き方ができるようにがんばりたいと思います。

「ぐ、あ、ああああああああああああああああああああああああ!!」

 天馬の叫び声、いや、絶叫が響く。

「ふん、やっとか」

 天馬の額に十字架を当てているフードを深く被った人物がそう呟いた。

 すると台の周りに居る他の4人の人物が天馬に向かって両手を差し出す。そしてその手から青白い光を放った。

「ぐ、あ、あ・・・・・・」

 その瞬間に天馬の叫び声は止まり、気絶した。

 フードの男はなおも十字架をあて続け、他の4人もどうように両手から光を放っている。

 しばらく沈黙が続いた。

 そのとき、天馬が寝かされている台の上に黒い霧のようなものが現れた。

 そしてその黒い霧がフードの男に、

「私を呼び寄せたのは貴様か?」

 低い声でそう言った。

 それにフードの男は応える。

「そうだ、貴様にその体をくれてやる。安心しろ、この人間の精神は潰した。好きに使うといい」

「我々<悪魔>の天敵であるお前ら悪魔祓い(エクソシスト)が何のためにこのようなことをする? 近頃怪しい動きが頻繁(ひんぱん)になってきている、と私の同族は言っているが?」

 するとフードの男は微笑を浮かべ、

「私は貴様ら、悪魔と深く(かか)わりのある方の命令でそういしているにすぎない。その方は貴様らの<王>とやらに頼まれているそうだ。すなわち、これは貴様らの王、<悪魔王>からの命令も同然」

「ふん、なるほどな。では、ありがたく使わせてもらうとしよう」

 そう言い、黒い霧―――悪魔は天馬の体に近づいていき、彼の口から入り込んでいく。

 悪魔が天馬の体に入り込んだのを確認すると、フードの男も周りの4人の人物もそれぞれ天馬に向けていた手を下ろす。

 そこで天馬が目を覚ました。しかし、その魂はすでに彼のものではなく、悪魔のものになっていた。

「なかなか心地(ここち)がよいぞ」

 そう言い、体を起こそうとするがその体は拘束具(こうそくぐ)(しば)られている。

 悪魔が力を込め拘束具を破壊しようとした。

 その時、天馬の体から強く光が放たれ拘束具が弾けとんだ。

「なんだ? この力は私のものじゃない・・・・・・」

 次の瞬間、悪魔の体中に激痛が走った。

「がぁ! な、なんだ!? なにが起きてる!? くっ・・・・・・おい! 悪魔祓い(エクソシスト)! どういうことだ!? ぐあ」

 台から転げ落ち頭をおさえながらフードの男に()く。しかし、フードの男も周りの4人の人物もなにがどうなているかわからない様子だった。

「おい、これはなんだ!?」

 4人の人物の1人がフードの男に訊く。

「わからない! とにかく抑えるんだ!」

 フードの男は4人に命じる。4人はすぐさま行動に移した。天馬の体をのっとった悪魔がいる台の周りを囲み、両手を突き出し光を放つ。その光が(くさり)の形になり悪魔を拘束するように巻きついていく。

 しかし。

「あ、がああああああああああああああああああああああああ!!」

 悪魔の叫び声と共に光の鎖は断ち切られ、さっきよりも強い光を放った。その衝撃でフードの男と悪魔を囲む4人の人物が吹き飛ばされた。

 彼らは壁に叩きつけられ、気を失った。

 その時、なおも叫び続ける悪魔の頭に男の声が響いた。

貴方(あなた)にはここで消えてもらいます」

「ぐっ、なんだ貴様は!?」

「<天使>」

「なっ・・・・・・!?」

 その声が自らを天使と名乗った途端(とたん)に、悪魔が驚愕(きょうがく)の表情を浮かべる。

「なぜ、天使が地上に!?」

 その問いに、

「これ以上貴方に話すことはありません。消えなさい」

 天使がそう言い放つと同時に、悪魔の体―――天馬の体から光が消え、その場に倒れ伏した。





「うっ、うう」

 倒れてすぐに天馬は目を覚ました。体を起こした天馬は、自分の体に巻きついていた拘束具が取れていることに気づいた。

「どうなってるんだ?」

 あたりを見回す。しかしその空間は真っ暗で、明かりがついているのは並べられている台の上だけだ。 すると奥で誰かが倒れていることに気が付き、近寄ってみる。

「こ、この人達は・・・・・・!」

 倒れていたのは、さっき天馬の体から発せられた光で気を失ったフードの男たちだった。

「なにが、どうなって・・・・・・」

 状況を理解できない天馬だったが、一瞬、彼は頭の中に声が響くような感覚を覚える。

 それは、助けろ、と言っているような気がした。だからそれに従い、彼は瞬時に行動を起こした。

「とりあえず、捕まった人たちを助けないと」

 天馬は自分の台から右の台に近づいた。

(捕まったのは寮のみなだけじゃないのか)

 その台に眠らされていたのは、見たことない女の子の顔だった。が、天馬はそんなことは関係ない。困ってる人は皆平等、というのが彼の考えだった。しかし、

「優衣ちゃんは大丈夫かな・・・・・・」

 それだけが頭から離れない。いくら平等とはいえ、彼にとって彼女の存在は特別だった。

 その気持ちが、彼の作業を早くした。

 天馬は拘束具に手をかける。

「硬い。けど、なんだろうこの感覚」

 拘束具に触れ、彼は2つの感覚に違和感を感じた。

 1つは拘束具に触れたときの感覚。うまく言葉では説明できないが、この拘束具からは何か不気味な感じが(ただよ)っている。それに肌触りも触れただけで気持ち悪くなるほど、悪い。

 2つ目は体中全体に感じる違和感。しかしそれは悪いものでなく、むしろ心地良いものだった。

「壊せる・・・・・・気がする」

 なぜかそう思い、天馬は拘束具に力をこめ、一気に引き抜く。

「え?」

 なんと拘束具はあっさりと粉々に砕けてしまった。

「あれ? 俺、どうしちゃったんだ?」

 次から次へとわけのわからない状況が続き、彼はもう何を考えていいかわからなくなる。

 しかし今はそんなことはどうでもよかった。早くみんなを助け出して、ここから逃げないと。それだけを考えることに専念した。そして天馬は台に寝かされていた女の子に目をやる。しかし、

「・・・・・・」

 天馬は彼女を見て絶句する。

 彼女の、変わり果てた姿を見て。

 拘束具は体全体を(おお)うようにされているため、それを壊さないかぎり顔だけしか見えないのだ。しかし今の彼女は違う。天馬に拘束具を破壊され、顔から下もちゃんと確認できる。

 その姿というのはあまりにもひどいものだった。

 まず、胴体(どうたい)が内側から破裂したようになっていて、内蔵などがすべて飛び出てたり、ぐちゃぐちゃになっていた。さっき壊した拘束具にも血がべっとりとついている。

 手や足、顔などには傷はなく、胴体だけ。

 それに天馬は・・・・・・

「う゛っ」

 手で口を押さえ、思わずひざを地面に着いてしまう。

 ひどい吐き気がする。今まで生きてきてこんなものを見たことがなかった。現実にこんなものを見ることになるなんて思ってもみなかった。手術などで、人間の血が噴きだす瞬間や内臓などを(じか)に見ると、気持ち悪くなったりすると聞いたことがある。

「はぁ、はぁ」

 天馬はそのまま少し息を整え、落ち着こうとする。台に手をついてよろよろと立ち上がる。

 とそこで、

 ビーッ! ビーッ! と、サイレンが鳴り始めた。

「な、なんだ?」

 すると、部屋の天井の明かりが強く赤色に点滅(てんめつ)し始める。明かりが強くなったことによって部屋全体が見えるようになった。

「もしかして、この拘束具をこわしたから、かな」

 そしてすぐに、アナウンスが流れる。

「研究室にて何らかの破損を確認~。近くにいる対悪魔部隊(ネビロス)は至急現場の確認を急いでくださぁ~い。繰り返すぅ~―――」

 と、まるで緊張感のない女の声が流れた。

 それに天馬は、ネビロスってなんだ? なんだあのアナウンスは。

 と思うが、今はそんなことより。

「急がないと・・・・・・」

 今彼はかなり気分が悪かった。いきなりあんなものを見てしまったのだ。

 思考がぜんぜん回らない。すぐにでも家に帰ってベッドにダイブしたいぐらいだ。

 しかし、なぜか体はこのまままた別の台に向かっていってしまう。もう1つ右の台へ。

 昔からそうなのだ。

 無性に人を助けたくなる。

 めんどくさいなと思いながらも、ついつい人に手をかしてしまう。困っている人を見るとほうっておけなくなる。それに、自分でも不思議に思う。

 なぜそんなに人を助けたくなってしまうのか? 本当に大丈夫かと思い、優衣と一緒に精神病院に行ったが異常はなし。

 というかその悩みを、人を助けてしまうのが悩みといっては変だが、その悩みを人に話すと当然のように、「良いことじゃないか」と、言われてしまう。

 自分ではその悩みが、怖くもあるのだが・・・・・・

 と、そんなことを考えていると次の台に着いた。

 その台を見て天馬は思う。

 またさっきと同じような事になっていたらどうしようと思う。

 「・・・・・・」

 台に寝かされていたのは10歳になっているかなっていないかぐらいの少年だった。

 その少年もやはり全身を拘束具で覆われている。そこで天馬は3回ほど深呼吸をして、拘束具に手を添える。

 意を決した天馬はその拘束具をおもいっきり引く。

 またしてもそれは簡単に砕け、台に寝かされている少年の体があらわになる。

 その少年を、天馬は見る。

 その、無残に原型をとどめていない体を見る。すぐに目をそらし、思う。

 どうしてなんだよ、と、そう思う。天馬にはこの少年のことなんて1つもわからない。しかしこれだけはわかる。

 あきらかにこの少年は、非日常とはかけ離れた場所に生きていたという事。おそらく、なにかしらの理由でここに拉致(らち)されたのだ。それも、拉致した奴の勝手な都合で。そうじゃなければ、こんな、まだ10歳にもなってないような子どもがこんな所にいるはずがない。

 だから天馬は思う。どうしてこんな、あきらかに罪はないであろう子どもまで巻き込んでしまうのかと。

 こんなのはひどすぎる。こんなの常人がやっていいことではない。もし、とんでもないくらいの悪党だったとしても、こればかりはありえない。

 そんなことをする奴はもう人間じゃない。


 悪魔だ。


 そうとしかいいようがない。

 天馬は、そらした目をもう一度その少年へと向ける。

 さっきほどではないが、やはり吐き気がする。

 そしてまた目をそらし、奥で倒れているフードの男と周りでやはり倒れている4人の人物を見る。

「あいつらが」

 そう小さく(つぶや)き、彼らに近づいていこうとする。

 そして、

「許さない」

 今度はひどく低い声でそう呟いた。自分でも、自分の口から発せられている声じゃないんじゃないかと思うほど低い声だった。

 しかし近づこうと足を一歩踏み出したところで、はっとする

 突然、フードの男達に抱いていた怒りの感情が一気に自分の頭の中から消えてしまったのだ。そして代わりに別の感情が頭の中に入ってくる。いや、戻ってきた。

「早く、みんなを助けないと・・・・・・」

 その、人を助けないと、という感情以外の感情が彼の頭の中からすっぽりと抜けてしまった。

「俺、本格的におかしくなってきちゃったかな」

 だってそうだろう。あんなに人に対して腹が立ったのは初めてだったのに、人に対してあれほど怒りを覚えたのは初めてだったのに、あんな奴らは人なんて呼ばれる資格はない。悪魔だ。殺してやる。

 と、そうまで思っていたのに一瞬にしてその感情が消えてしまったのだ。

 そして代わりに入ってきた、人を助けないと、という感情。

 しかしそれはもう感情といえるものかどうかわからなかった。

 頭に響くようにその感情は芽生(めば)えるのだ。

 人を助けないと、というよりは、人を助けろ、という言葉が頭に響き天馬を無理矢理動かそうとしているようなかんじだった。

 それに天馬は従ってしまう。

 困っている人を、助けが必要だと思う人を見るとその感情は芽生えるのだ。

 だがそれに天馬は反抗しない。ああそうか、と納得してしまうのだ。

 それでいつも人を助けてしまう。今だってそうだ。今まで相手に対して抱いたことがなかった、ありえないほどの怒りの感情。それすらかき消してこの感情は現れた。

 それに天馬はその感情に従い、フードの男達の所へ行くのをやめて次の台へと向かおうとしたところでふと思った。

 今自分は、自分が寝かされていた台から右側の台を2つ調べた。

 しかしその台に寝かされていた子らは、すでに死んでいて。

 そしてフードの男達は、天馬が寝かされていた台の右側から、どんどんこちら側へと歩を進めてきていた。

 ということは、奴らは右側からこちら側へ進んでいきながら台の1つ1つを回って、天馬にしたようなよくわからない実験のような事をしていたのかもしれない。

 フードの男に額に十字架のようなものを当てられ、周りにいる4人の人物には呪文のようなものを唱えられ続けるという、まったくもって意味不明な実験のような事。

 でもなぜか、天馬が意識を取り戻したときにはフードの男も呪文を唱えていた4人も倒れていて。というか壁まで吹っ飛ばされていた。

 だとするともう、自分の台から右側の台は全てダメかもしれない、と思う。

 右側から、今調べた2人の子どもと同じような実験をして天馬の台まで近づいてきたという事は、おそらく右側の台に寝かされている人たちはもうさっきの子達のようになっているだろう。

 しかしおかしなところがある。

 それは、なぜ天馬だけは大丈夫だったのかという事。

 実験をされている時、天馬には聞こえていた。

 実験をされて悲鳴を上げる天馬と、同じように泣き叫んでいた人達の声を。

 同じ実験をされたのだ。結果、隣にいた女の子は死んだ。その隣の少年も。そしてその隣の人達もみんな・・・・・・

 死んでいるだろう。

 なのに自分だけが同じ実験をされたのにもかかわらず、生きている。

 それに、体を縛っていた拘束具が全て壊れていたのだ。

 誰かが邪魔したのか? その邪魔した誰かが拘束具を破壊して天馬を助け、フードの男達を蹴散(けち)らしたのか? そして、天馬の体に感じる違和感は・・・・・・

「この腕力は、そいつが与えてくれた?」

 わからない事が多すぎる。なぜ、天馬だけ・・・・・・

「いや、まてよ」

 と言い、何かをひらめいたように今度は自分の台から左側の台へと向かった。

 寝かされているのは同じぐらいの年頃の少女でだった。その台の拘束具へと手をかける。一瞬ためらうが、その気持ちを振り払い一気に壊す。

 すると、

「・・・・・・」

 少女の体に目立った傷が付いていない。というか、まったくの無傷だった。

 それに天馬は女の子の肩をつかみ、必死に揺さぶる。

「君、大丈夫!?」

 それに、

「ん、ん・・・・・・」

 少女は生きていた。そして少しずつ意識を取り戻していく。

「良かった」

 少女の無事を確認すると、天馬は安堵あんどの息を漏らした。

 思ったとおりだった。

 天馬以外にも生きている人間はいる。

 自分だけはおそらく何者かに拘束具をはずされ、フードの男達はその何者かに倒されている。

 ということはかなり可能性は低いが、そこで、天馬のところで実験はストップしてしまっているんじゃないか?

 だからもしかすると、天馬の台から左側にある台に寝かされている人たちは生きているかもしれない。

 そう思ったのだ。

 そこで天馬はもう一度女の子を見る。

 見た感じだと怪我はしてないようにみえる。が、もしかしたら体の中とか精神的なところにダメージを受けているかもしれないので一応訊いてみる。

「怪我とかしてない? 痛いところとかは?」

 少女は体をゆっくりと起こし、薄く開いた瞳のまま自分の体をあちこち触り、天馬の質問に答えた。

「い、いえどこも痛くないですけど・・・・・・あの、私いったい」

「よし、怪我はしてないみたいだね。説明は後でちゃんとする・・・・・・といっても俺も何が何だかわかんないんだけど。とりあえず今はここから出ることだけを考えて。でもどうやって逃げればいいのか」

 おそらく、後数分もしない内にアナウンスでこの場所に向かわされた部隊は到着するだろう。しかし、どう考えても部隊が到着するまでここにいる全員を助け出すのは不可能だ。

(やばいな、俺1人じゃどうにも)

 とそこで、天馬は思った。

 もしかしたらこの少女にも自分と同じ力が付いているかもしれない、と。

 そこで天馬は、下に落ちている壊れた拘束具の破片を拾う。少し大きめのやつだ。それを少女に渡し、

「これ、壊してみて」

 と言う。

 それに少女はその破片を受け取り、まだ完全に覚めきってない瞳で破片を見て、答える。

「無理、じゃないですか? こんな硬そうなもの私の力じゃ無理だと思いますけど」

 ごもっともな答えだった。普通に考えてそうだろう。まだ16歳ぐらいの少女が硬く作られた拘束具の破片など壊せるはずがない。

 それに天馬には、あの拘束具が普通の物質で作られたものじゃないような気がしたのだ。

 触れた途端(とたん)、今まで感じたことのないような肌触りがした。さらにもっとこう、言葉では表しにくいような違和感さえ感じた。

 しかしとりあえずは、

「まず、1回。やってみて」

「わ、わかりました。やってみます」

 そう言い、少女は破片の(はし)と端を掴み真っ二つにしようとしてみる。

 が、案の定その破片はひびさえ入らない。

 それに少女は、

「すいません、無理でした」

 と言うが、天馬は首を振った。

「ううん。普通に考えて無理だよね。あはは」

 それからまた考える。やはりこの力は自分だけなのか? しかし考えてもわかる人なんてこの場にはいない事はもうわかっているので、思考を止め、救出に専念することにした。





 しかしもう、彼らはすぐそばまで迫ってきていた。

 悪魔に取り付かれ、暴走してしまった者を排除する対悪魔部隊。

 またの名を―――ネビロス。

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