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墓碑  作者: ファイアフライ
第Ⅲ章:死の山への入山Ⅱ
16/22

14/5:15

 ——まず結論を言おうと思う。

 

 ここは巨苔タイタスウーズの膝の上。

 いままでずっと、タイタスウーズの上を歩いていたのだ——。

 彼は山と一体化した特殊なウーズ。粘菌ように動き回る平たい巨大なコケの塊だ。

 地面深くまで貫入しまるで霜柱のように地表を押し上げる、コケの形状を取ったウーズの群体。

 よく一部が剥離し地すべりなどを起こす厄介者だ。

 

 恐らく雨で活性化し、隆起したのだろう。

 

 ——あのあと道なりに進むと、突然道が切れ断崖が現れた。

 そして霧の切れ間からタイタスウーズの横顔と樹冠を見上げることが出来たのである。

 溜め込んだ水分を絶えず吐き出しているせいで、彼等がいる山は霧深くなるという。

 恐らくこれまでの霧は彼らの物も含んでいるのだろう——。

 

【コントロールフォール】

 

 雨の中ゆっくりとタイタスウーズのひざ下に着地し本来の道へ戻ることが出来たのであった。


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