表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
墓碑  作者: ファイアフライ
第Ⅱ章:死の山への入山Ⅰ
12/22

10/5:01

 雨足が強くなって霧が深くなる。水の粒子が光を散乱し森の暗さが増した。

 

 ――ヒュ

 

 視界の隅を掠める影。

 

「なんですのアレ!?」

 

 アイレピシス――金魚のような姿をした雨の精霊。木の幹を縫うように空中を泳ぐ姿はまさに幽遠だ。

 

(まるで水槽(アクアテラリウム)の中にいるかのような――)

 

 神秘的な光景を前に、私はぼんやりとそんな想像をしてしまった。

 雨の森は様々な表情を見せてくれる。

 

「アイレピシス!?

 初めて見ましたわ!」

 

 無邪気に跳ねまわっている。アンナマリー姫は元気だ。

 

 そんな私たちをよそに、アイレピシスはあっという間に霧の樹林へ消えていくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ