表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

虐げられ令嬢は冤罪程度でめげません!脱獄上等です!

よろしくお願いいたします!


「お前との婚約は破棄させてもらう!」


リリアは聞き流しながら、料理を口元に運んでいた。流石は王宮の料理人、腕前は一流だ。


「わたくしは……!」


反論する王太子の婚約者は涙ながらに訴えながら、しかし王太子の凍えるような視線を浴びて続きの言葉を喉の奥へ押し込む。


「ふん、可愛げのない。隣にいる伯爵令嬢を見よ!慎ましやかで美しいことこの上ない!皆、そう思うであろう!」


リリアはちろりと『可愛げのある令嬢』を見つめた。顔身体の良し悪しは分からないが、ごてごてリボンにギラギラ宝石、カラフルドレスは頂けない。単体が上物だからといってシチューとケーキと麻婆豆腐を混ぜたからと言って最強の料理は出来ないのと同じだ。


パチパチ。

周囲の子息、令嬢はこぞって柏手を打つ。互いに微笑みながら。王太子への祝福を滲ませながら。狂ったように。ついには、拍手をしないのは、婚約破棄された令嬢と料理に夢中なリリアナだけになっていた。


リリアは茶番劇を完全に無視して、頬に付いたクリームを拭う。

うん。このケーキも絶品だった。ウェイターさん早くおかわり持ってこないかな。


「お前。」

「はひ?」


王太子がずいと迫ってくる。リリアナは手を付け始めたケーキを仕方なく置いた。ケーキのバニラの香りと、王太子のミントの香水、ぶら下がり女のバラ香水が絶妙な比率で混ざり悪臭となる。


「何故だ。」


きょとんと首を傾げると、王太子は怒りを滲ませる。


「何故、お前には『薬』が効かないのだ!」

「薬?」

「衛兵!この女を牢へ繋げ!婚約者と一緒にな!」


牢、牢ですって?

二度見した王太子の顔には継母と同じような挑戦的な笑みが浮かんでいる。ガチャガチャと迫ってくる金属の音に恐怖を感じて、リリアナはあるものをドレスの袖から取り出した。小さな革袋で出来たそれを口元を拭うふりをして口の中に押し込む。


衛兵は遠慮なくリリアの腕を捩じ上げる。


「おやめ下さい!彼女はどうかお見逃しを!」


婚約破棄されたご令嬢が何か叫んでいるけど、王太子は聞く気なさげだ。リリアの顎をくいっと上げてその目を覗き込む。


「どうした?声も出せんのか?」


こくこく。

口に革袋を含んだリリアナはどうしょうもなくなって縦に首を振る。声を発するなど出来そうもない。


「立場をわきまえろ!」


王太子は私の胸を衝いた。衝撃で、口の中に入った革袋をごっくんと飲み込んでしまう。喉を革袋が名残惜しげに下っていくのを止めることは出来なかった。

ああ……革袋……私の命綱が……喉の奥に……


「いい顔になったではないか、連れて行け!」


リリアは地下牢へ引き摺られていった。



「こちらに、探査に優れた冒険者が居ると聞いてやってきた。」


リリアナの兄であるリファート伯爵が身分を隠してギルドを訪れたのはその数時間後である。目立つ白髪と顔をフードで隠した依頼人に、店主はさっぱりと応じた。


「旦那ぁ、金は有るのかい。」


リファート伯爵は懐から金貨を一掴み取り出してカウンターの上に叩きつける。


「望むだけくれてやろう。」

「よしきた。旦那ぁ、この街にね、ちょうど漆黒のハイエナなるものが居るんでさぁ。探査に誰よりも優れてるらしく、誘拐されたガキから財布を盗んだ泥棒何でも捕まえられるって話だ。」


店主が指さした先には髪から瞳から服靴先まで真っ黒な服に身を包んだ若者が居る。リファート伯爵は漆黒のハイエナに声を掛けた。


「金はいくらでも出す……依頼を……てっお前、ギル……!」


飲み物を口にしていた漆黒のハイエナは、慌ててリファート伯爵の口を塞ぐ。


「黙れリューク。ここじゃあ元貴族様は生き辛ぇんだよ。」


リファート伯爵を下の名前で呼ぶ漆黒のハイエナは元子爵である。


「分かったら『漆黒のハイエナ』と呼べ。」

「あ、ああ。どうしてお前が冒険者何かやってんだよ。」

「うちの家は『薬物密輸』の案件の容疑を掛けられている。けど、やってねぇ。だが事を表沙汰にしたくなければ金を出せってだと、さもなくばお取り潰しだ。そんなことより、何か依頼があってきたんだろ?受けてやるよ、家計が火の車だからな。」

「ああ。望むだけ出す。今回の依頼というのは、王城に幽閉されてしまった妹リリアナの救出だ。」

「そんなのは、脱獄の専門家に頼めよ。俺の範疇じゃねぇ。」


水を煽るギルドは面倒くさそうに応じた。


「それを分かった上で頼んでるんだなこれが。」


♧♧


王城の兵士はリリアをまあなんというか王道的な地下牢に引き摺っていった。水がポタポタ滴って、窓もなければベッドもない。居るのは虫とか、血痕とか。辛うじて、廊下の松明が救いの環境だ。


「入れ!」


ドレスを剥ぎ取られ、下着のワンピースで牢に押し込まれる。これまた王道なことに手枷は付けっぱなしだ。リリアはべしゃっと転ける。背中で重々しい格子が音を立てて閉まった。


「飯だよ!」


これまたご丁寧にカビの張ったパンとスープだ。しかし、リリアは顔を顰めることもなく、こてりと首を傾げた。まるで言葉を解していない幼児のように。

衛兵は八つ当たりのはけ口とばかりに高笑いで去っていく。


カツーンカツーンという足音が聞こえなくなるとリリアナは突然饒舌になった。


「あーあ、ここなら誰もいないし淑女の仮面を外していいのねっ!なんて素晴らしい!ふふふっ。」


リリアナは心底嬉しそうにくしゃみをし、ずびっと鼻水を啜る。


「こんなはしたないこと、人前では出来ないものねー。私が王城で遠慮なくくしゃみをぶちかました一号になってしまったのではないですかっ。」


一拍置いて、異次元の状況に混乱して、下らないことで激高していたテンションが激落ちする。


「はぁ~~~これからどうしましょう。本当にどうしましょう。」


リリアナは先程飲み込んでしまった革袋を思い出す。しくしくと泣き出すリリア。


「どうしましょう。あの革袋が消化されてしまったら、針金がお腹の中でぶち撒かれてしまいますわ。そんなことになったら、私とて死んでしまいます。」


ぐずぐず泣いていたリリアは、先程放り込まれた腐った食事を見つけて目をパチクリ輝かせた。


「そうだわ、吐き出せば良いのですね!先程貰った食事が非常に最適ですわ!」


リリアは嫌悪感を必死で堪えて食事に鼻を近づけ、覚悟を決めて思いっきり息を吸い込んだ。数十秒後、目的を達したリリアは涙目になりながらも牢の中で一人ドヤ顔を決めたのだった。


取り出した小袋には小さな針金が何十本も入っている。リリアはそれらを組み合わせて鍵穴へ差し込んだのだった。


♧♧♧


「何で貴族のお嬢がピッキングなんて出来んだよ!もっとマシなとこに『ギフト』使えんだろうが!」


ギルドはリュークに向かって思いっきり突っ込む。


この世界には『ギフト』というものが存在する。平民貴族問わず、一つまたは複数の能力が開花するという事である。その内容は職業に大きく依存し、飛脚なら『足が速くなる』等々なのだが。


「スキルは『耐性』でピッキングじゃねぇ、努力の結晶だ。リリアがこんな事になってしまったのは俺のせいでな。」


「長くなる予感。」


リュークは濃厚に紅茶を啜ると、話し始めた。


「リリアはたった一人の妹で母を亡くしていてな。継母が来たんだ。継母はリリアをいじめるいじめる。ついには部屋へ閉じ込めることもあった。俺は後継者の勉強に縛られ助けてやることが出来なかった。」


「うわ王道って感じ〜」


「それで泣くだけの娘ならカッコいい王子様も来たんだろう。しかし、リリアはそんな子ではなかった。部屋の鍵をヘアピンを使って開けてしまったんだ。」


「まじか。」


「継母は酷く腹を立ててな。今度は地下室へ閉じ込めた。リリアは今度も扉をこじ開け出てきた。」


「地味にホラーなヤツ。」


「継母は、どこへ閉じ込めても出てくる。毒を飲ませても耐性がつく。暴力を与えようとしても殴り倒しにくるリリアに腰を抜かしてしまってな、精神を病んでしまって病院送りだ。」


「まさかのオーバーキル。」


「『リリア、リリアが出たわ〜!ああ恐ろしい、なんて恐ろしい子!悪魔!悪魔!』って四六時中喋るようになった。どっちが悪魔だったんだか。閑話休題。というわけで、リリアは王宮をめちゃめちゃにする気がする。その前に確保して連れ帰ってくれ。」


「無責任兄貴よ。金。」

「ホイ。」


シスコン兄貴の金払いは非常に良かった。


♧♧♧♧


「見張りが居ますわね。」


リリアは牢の手前できょろきょろと辺りを見回した。


「ま〜ず〜は〜〜と、見張りのいない通路を作りましょう。」


壁に向かって足に力を込め、ツルハシを振り上げる。


「せいっ!」


ところが、ツルハシの重い先端が外れ飛び天井のアーチ構造にぶつかった。構造上の欠陥から、地下牢の天井が崩落を始める。


「あらららららら。」


リリアはなんとか避けたものの、天井部分にぽっかりと穴が空いた。ちょうど良い具合に瓦礫も積もっている。


「階段、見つけましたわ。」


リリアはにっこり笑うと瓦礫をよじ登り、階上へ消えた。


♧♧♧♧♧


「女の子だろ?シスコン兄貴の思い過ごしに決まってるって。」


城の包囲網を掻い潜りながら、ギルドはボヤく。貰った絵姿をどう見ても、可愛らしい女の子だ。どこが狂戦士(バーサーカー)なんだ。


「どうせ牢の中で泣いて……何これ。」


あっさり城内へ潜入したギルドが目にしたのは、城の壁がひび割れていること。そして、


「よいしょぉっ!!」


新たに壁をぶち破って登場した絵姿の女の子、リリアである。


♧♧♧♧♧♧


料理人が恐怖で逃げ出した厨房で、リリアが強奪したケーキを貪っている。


厨房は天地をひっくり返したような惨状だった。ツルハシを持って前衛的なポーズで突入したリリアに、皆が驚いて逃げたからだ。


「運動したらお腹空いちゃったの。」

「そうか。」


運動じゃなくて戦闘若しくは破壊行為だろ、と突っ込みたいのをなんとか押さえる。


「コレ食べ終わったら動くからちょっと待っててね。」


その言葉を聞いて、ギルドはリリアの食べかけケーキと新品ケーキを即座に入れ替える。


「リリア。俺はリューク、君の兄貴から君を確保するように言われてきたんだ。断じて、破壊行為の助長をしにきたのではない。」


「そうなんだ。でも率先して兵士をぶちのめしてくれたお礼は言うね。破壊行為を手伝ってくれてありがとう。壁抜くの手伝ってくれたし、爆薬運ぶのとかも大変なのに、君って最高、とっても紳士だね。」


心底悪気のない笑顔でリリアが微笑み、ギルドは頭を抱えた。

ふと、リリアを見れば耳にまでクリームが付いている。ギルドは人差し指で拭う、何処かに拭いつけるのもなんだかなと思い、少し迷って口に入れ


「ダメ!!」


リリアの大声にギルドはひっくり返った。


「君はケーキを食べちゃダメ!そのケーキは麻薬入り!」

「麻薬……?」

「うん。甘い匂いがする。ここにあるもの全部にだよ。」


「何の麻薬か……分かるか?」

「甘い花の蜜のヤツ。バニラに似た匂い。」

「こいつと同じか?」


ギルドはずっと持っていた、家が没落した原因の麻薬を差し出す。リリアは匂いを嗅ぐと、そうだよ、と頷く。


「よし、麻薬ケーキ食べ切った!ごちそうさま!行こ?ギルド。」


リリアはギルドの手を引き寄せると、指に付いたクリームをぺろりと舐める。


「私、食べ物粗末にする人許さないから。」

「待て!」


ギルドはツルハシ片手に突撃しようとするリリアの肩を掴んで留める。


「犯人知っているのか?」

「ん?城ごと全員爆殺すればその中に犯人居そうじゃない?」


振り払って飛び出そうとするリリアの今度は手を捕まえる。


「その前に、作戦会議をしないか?」


ギルドはリリアに向けて胃腸薬(無毒)を差し出した。二人でお茶(無毒)を飲みながらリリアの捕まる原因となったお茶会の様子を聞き出していく。あっさり謎は解けた。


「確かにそう言ったんだな。」


「ウン。『何故お前には薬が効かないのだ』って。『耐性』があるというか、元お母様のお陰だね。食べさせてくれた事あるから。」


「犯人は王太子で決まりだな。」

「よし、そいつの脳天かち割りに」

「待て。」


ギルドはリリアに笑いかける。


「こういうのは、順序と役回りがあるだろ?」


♧♧♧♧♧♧♧


「王太子よ、未来の妻との婚約を破棄するというのは事実だな。」


「そうです、父上。私の妻にはこの女性が相応しいのです。あんな女など、共に並ぶ価値もありません。」


「そうか、ならばお前を廃嫡しよう。」


「父上!?私以外の誰に王太子が務まるというのですか!」


「弟が居るではないか。」


なんだかんだあって、王太子の弟と婚約を破棄された令嬢は涙ながらに手を取り合いいちゃつき始める。


王太子はがっくりと崩れ落ちた。


その様子を、壁に空けた穴から見守る二人組が居た。


「これで良かったの?」

「万事オーケー。麻薬はほぼ全ての貴族が食べてしまった。この国の王様一人くらい追加で食べてもらっても構わないだろ。」

「む〜。」


リリアはまぁまぁ不満気ではあるが、こっくり頷いた。


「俺も復讐できたし。さ、リュークが心配している、帰るぞ。」

「分かった。」


元気で破天荒なお姫様と離れるのは惜しい気がしたが、かと言って制御出来る気もしなかった。


♧♧♧♧♧♧♧♧


物語はこれでおしまい、にはならなかった。ギルドが翌朝目覚めると、リビングに妹と、彼女にツルハシを握らせているリリアが居た。


「それでね、こうやって背筋を伸ばして、そうそう上手。それで、えい!ってね。」


「えい!」


妹はツルハシ……によく似た金槌でリリアの持つ板をバキンと割った。


「上手にできました〜〜!」


いぇ〜いとハイタッチをする二人の横で、ギルドは大きく息を吸った。


「そこまでぇ!!」


ギルドは目をぱちくり動かすリリアに詰め寄った。


「何でここにいる?」

「シスコン兄貴がうざくって。家出したの。」

「どうやって入った?」

「鍵開けた。」


リリアは金属棒をきらきら揺らす。目を輝かせる妹に向かって、後で教えてあげるねとサムズアップとウインクする。


「私、料理得意だし、お買い得だよ?ここに居候していいかな?家壊さないから。」

「それ当たり前。」

「妹ちゃんの面倒も見れるし。」

「余計なこと教えるな。」

「お願い私の王子様!哀れな私を助けて!」

「微妙に助けてあげたくなるの腹立つな。」


毒吐きながらも、リリアは寝床をギルドは一応使える(家は破壊しなかったし料理は美味い)家政婦を手に入れた。


♧♧♧♧♧♧♧♧♧


この指輪はリリアに似合うだろうか。


ギルドは宝飾品売り場で紫の指輪を見つめながら、そう考えた。


買い物をして家に帰れば、妹は昼寝、リリアは家のどこにも居なかった。不安になってリビングに戻れば白い紙が置いてある。


「手紙……?」


『ギルドへ

謝るつもりはないわ。商店街のワンピースがとっても可愛かっただけなの。あなたのせいでもあるわ。台所にニンジンがあったの見つけた。今日の夕御飯に混ぜるつもりね。


だから、今晩は家出するわ。』


待て、待て、待て!


「なんでそうなったぁー!!!ニンジン普通に食べてただろ昨日!!」


ギルドは指輪片手に天に吠える。


『ついでに人身売買の闇ギルドに潜入してくるから、気が向いたらきて頂戴。』


「奴隷市場っ!ついで!?気が向いたらって、気が向くわけねぇだろ!向く気があれば教えてくれよ!」


『ホシを上げたお駄賃で買い物に行こうと思っているの。付き合ってね♪』


「ね♪じゃねぇよ!ね♪じゃぁ!俺が手を貸すの前提で話してるだろ!」


久しぶりにわくわくした。

指輪をポケットに入れると、甘いものをたっぷり袋に入れてから、リリア回収準備を始めるギルドであった。


「いいだろう。どこまでも迎えに行ってやるよ、お姫様。」


読んでいただきありがとうございます!


宜しければ『その設定には裏がある』シリーズも読んでいただければと思います!

『その設定には裏がある〜レンタル婚約破棄〜』(短編)

https://ncode.syosetu.com/n8528ig/

『その設定には裏がある。レンタル王子様〜』(長編)

https://ncode.syosetu.com/n4596ij/


リリア

食べ物粗末、ユルサナイ。継母にいじめられた結果最強になってしまった人。

改稿後名前は『リリアナ』に、ピッキング設定は残っているけど精神年齢がめちゃめちゃ上がった。最強より天才にジョブチャンジ。


ギルド

主にツッコミ役。探査能力とあるけど、この時点では設定の掘り下げが甘い。麻薬容疑で家取り潰されかけ。名前由来『冒険者ギルドにいる誰か』→『ギルド』。雑。


リューク

リリアの兄。シスコン野郎。リリア暴走気味なのは恐らくこいつのせい。名前由来は最初が『リ』で分かりやすいかな、と。


ギルド妹

かわいい、以上。


王太子

バニラに似た麻薬をバニラエッセンスと入れ替えた。改稿後はこの行動を深堀りして中央に据えた。


婚約破棄された令嬢

とりあえずテンプレから。婚約破棄の原因は劣等感か痴情のもつれ。たぶん。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ