ふたりでいた道
ふたりで歩いた道
いまも一部を残して変わってない景色に
ひとまず安心した
あのとき
言えなかったことがたくさんあって
言えたことの本当の意味を
キミは分かっていたのかなと
つい考えることが最近多くなった
そう・・思い出と重ねながら
それでも僕は懐かしいと無理にでも思うことで
キミの笑顔だけが消えてなくならないよう
キミとの思い出に
僕はぎこちない笑顔で返してる
キミにとって良いことは
僕にとっても良いこと
あの頃の僕は
それ以上のことを考えないでいた
何かキミにできることは、ないのかな・・・
不器用な僕がそれなりに考える特別なときに酔いしれて
サヨナラから一番遠い意味の言葉だけ
目の前に残していたね
二人で歩いた道
街路樹のどのあたりがあの頃のままでいるのだろう
もう、思い出せないけど
踏み出す足元に控える石畳のいくつかは
あの頃のまま
そのままで、
今の僕の靴と触れ合っている