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第一話・出会い

恋愛ものにするつもりですので、苦手なかたは

backおねがいします。

みーんみんみんみーん


「あぢぃ・・・」








こんな暑い日は、クーラーのついた涼しい部屋でのんびりしたいとか、


カキ氷でも食べながらゆっくりしたい・・・というのが若者たちの


願いだろう。てか、俺がそうなんだし・・・。


 そして、そんな若者たちの一人である俺、桜沢守(さくらざわまもる)


なぜこんな真夏の、しかも真昼間の暑い日に(気温にして30度前後)こんな脇道を


歩いているかというと、なんと学級委員長の責任だと担任教師(47歳、独身)に言われ、


普通なら俺たちと同じクラス(1年B組)に通っているであろう小池まどかサンの


様子を見てこいということになったのである。


なんでも小池サンは体が弱く音が聞こえない、喋れないという障害者であるらしい。


だが絶世の美少女らしい。いや、俺も会ったこともないのでよくわからんが・・・。




 なんてことを考えているうちに、担任教師から渡された葉書きサイズのメモ用紙


の地図の『目的地 小池邸』と書いてある場所に到達。


意外と俺ん家から近いんだな。





とんとん。




「どうしたのかな、ボク♪もしかして、マイゴ?」




は?

いやいやいや・・・マイゴってアナタ。

なんていうと初対面の人(しかも見た目的には20代前半)には失礼の類に入るだろうと思い、




「あの、小池まどかサンって知っていますか?小池サンのクラスメイトなんですけど・・・」



「あぁ!(まどか)のクラスメイトの子か♪ウン、まどかならウチにいるよ。」



「そうですか、ってぇぇぇぇぇぇぇ!。」



「まぁまぁ、立ち話もなんだし、上がっていきなよ♪。」


と、この謎の(ひと)につれられ(ほぼ強制的に)小池邸へと入っていった。







かちゃ



その謎の(ひと)は俺にスリッパを出し、「どうぞ♪」といってさらにおくへ案内してくれた。

 それにしても、小池邸は外から見たときより、かなり広く感じた。

中は白と黒で統一されていて、清潔そのもの、だ。



「座っててね。麦茶でいい?」



「あ、はい・・・。おねがいします。」



謎の女は、コップに麦茶をいれて、俺に「ちょっと待ってて。(まどか)呼んでくるから♪」


というと、小走りで言ってしまった。


 いやー、こういうときはどうすればいいんだろうね。


なんて考えた末に、これから現れる(予定の)小池まどかの外見的予想をしていると、




「おまたせ♪」



と言い、あの謎の女が入ってきた。

小池サンを呼びに行ったのだから、もちろん後ろに小池サン(らしき美少女)もいた。


 予想以上の美少女だった。


黄金色に近い茶髪(たぶん地毛)と、肌の色はもう白い、を通り越して真っ白だし、


日焼けの後も・・・一つも見当たらない。瞳は翡翠の碧色をしていて、その・・・


なんていうか・・・まぁ、めちゃくちゃな美少女だった。


 それに、黒いノースリーブのワンピースが肌の色と髪の色に映えてる。


 いや、謎の女も綺麗だった。(髪の色は黒だったが、肌は白くて、紅い瞳をしている)



なんて考えていると、その小池サンと目が合った。


するとカノジョはにこっと笑って、俺とお向かいのイスに腰掛けた。


とりあえず、俺の真正面に小池サン、俺の隣に謎の女が座った。







「とりあえず、自己紹介が先よね♪

 私は、小池満(こいけみつる)(まどか)の姉よ。満タンの『満』って書いて、みつるね♪

 みちるじゃないから、そこを間違えないよ〜に。

 年は23、誕生日は3月2日でO型。趣味はインターネットとスポーツよ。よろしく。

  さぁさぁ、次はそこのボクよ♪」




一応これからは、『満さん』だな。年上だし。




「俺は、桜沢守(さくらざわまもる)

 年は16で青葉学園の高等部1年B組。

 誕生日は5月9日。」




「守クンね、よろしくぅ。」



「はあ・・・」



なんていうやり取り(?)を繰り返していると、小池サンが俺に紙を渡してきた。


その紙には、こう書いてあった。



【初めまして。『円』って書いて、まどかってよみます。

 まどかって呼んでくれていいですから。趣味は読書とお昼ねです。

 誕生日は4月18日。

 担任の先生からお聞きでしょうが、耳がきこえないので、さっき言っていらした事、

 この紙にかいてほしいのですが。】



俺がこの紙を読み終わった事を確認したまどかは、まどかが持っていた白紙と鉛筆を


俺に差し出してきた。




「書いてあげて。あの子、あれでもあなたが来てくれて嬉しいのよ♪。」




と、言い終わると、満さんはまどかと手話で話し始めた。


 さっきまでユルかった姉・満さんが真剣な表情になったので(それでも語尾に『♪』が


ついていたが)さっき自己紹介をした内容を偽りなく書いてやった。



 その紙を読むと、まどかは俺がいままでに見たことのあるまどかの笑った顔のなかでも


多分最強の笑顔で手話で何かをいってくれた。




「ありがとう。大切にします。   だって。」



俺が手話という道の世界の会話方法が1ミリメートルも分からないことに気がついた


満さんが、通訳をしてくれた。






 なんていうか・・・・・こーゆーのって、心が温まるような気がする。


 なんて気がしたのは、さっきのまどかの最強笑顔(命名)のせいだろうか。




 

私もこういった話は初めてなので、アドバイスおねがいします。

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