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恋愛委員会!  作者: 紫ヤタガラス
3章 1組目のカップル調査編
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全校集会が終わり、全校生徒が教室に入り、帰りのHRが終わると、2ー6に恋愛委員会のメンバーと担当の豊臣先生が集まる。

豊臣先生が2ー6の教壇に立つ。


「えー。皆さん、今回は学園長からの依頼があります」


豊臣先生が言うと、委員会メンバーはガヤガヤと騒ぐ。


「静かにしなさい!全く。では依頼内容をいいます。恋愛委員会は今回全校集会で発表されたカップルの1組目を調べてくれということです」


そこまで豊臣先生が言うと、鬼島が質問する。


「調べるって何を調べるんですか?それにそんなカップルの方々を勝手に調べていいんですか?」


「調べる方に関してはどうところが惚れたかとかそんな内容でいいらしいです。後、嫌がらない程度にお願いすると学園長は言っておりました」


「わかりました。ありがとうございます」


鬼島は質問に答えてもらうと、お礼を言ってまた話の続きを聞く。


「それで調査したら調査の報告書をだして欲しいのです。男子は男子生徒を女子は女子生徒を調べて提出して下さい」


「先生。待ってください。今日は昨日と同じでまた10人しか集まって今せんし、女子が3人しかいません。その辺に関してはどうするんですか?」


豊臣先生は拳子の質問に少し悩み、悩んだ結果


「ではそちらに小平君をつけます」


「待って下さい!小平さんは女装しているとはいえ男ですよ!」


「大丈夫よ。そんな女子トイレとか行かせるわけじゃないから。後女子更衣室にも入れさせないから。小平君は女子生徒を調べる方でいい?」


豊臣先生はアルトに尋ねる。アルトは


「は、はい。とりあえず平和的にすむなら。私は静かにしていますので〜」


と恥ずかしそうにいう。


「ではこの男子が6、女子が4人別れて1組目のカップルを調査すること。わかりましたか?」


豊臣先生の言葉に皆「はい!」と言う。


「それでは調査書の提出は3日後とします。それではみなさんからいい報告書が出るのを待っています。あ、報告書は女子グループと男子グループ一枚ずつで構いませんのででは今日の委員会を終わります。次に委員会があるのは来週ですのでそれまでには報告書完成させておくように」


3日後じゃないんだ。と委員会メンバーは思っていたが3日後は休日だったので成る程とメンバーは思っていた。


「では最後に生徒の名前をいいますね。これはプライベート情報なので委員会メンバー以外に漏らした場合は課題を増やします。

それではまず男性から発表します。男性は2年生の阿村 白、女性は1年生の万田 沙羅さんです。ではこのお二人の名前を覚えていて下さい。覚えたら皆さん帰ってもいいですよ。いい報告書を期待しています」


豊臣先生は調査対象の生徒を言うとクラスから出て行く。

こうして本日の委員会は終わり、明日から1組目のカップルを調べることになった。

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