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ヴィル君は何でもしたい!!  作者: 宇治まっちゃ
6/7

ばあちゃんの楽しみ

今回はばあちゃん(サティア)視点です。

私の名前はサティア・ルミナス。


今をときめく永遠の20歳よ♪。


え?そうは見えないって?ぶっ殺しますよ?


話し言葉と口調が全然違うのは役作りです。やはりぶっきらぼうな感じの方が気安く接してくれそうですし。本来は貴族令嬢らしい言葉遣いなんですよ?


まあ今更ヴィル君に「ヴィル君。お茶が出来ましたわよ。」


とか言ったらドン引きされそうです。


それはともかく、私の今の課題は可愛いこの子

ヴィルヘルムどのように育て上げるかです。


とりあえず魔法の訓練を始める適齢期である5歳までは待ちましたし、まずは魔法に興味を持ってもらうことから始めましょうか。


5歳の誕生日の夜、私は、ヴィルを呼び出しました。今まで魔法を見せたいのを散々我慢したので、もうウッキウキです。


そしてそこで私の最も得意とする光魔法で特等派手な魔法を使ってあげました。


「ヴィル。見てな、これが...」


「魔法だよ!!」


決まりました!完璧。さすが私。


するとヴィルは、


「あ、ああ...」


と声を出すことも出来ないほどの衝撃を受けていました。

まあそりゃあ今まで太陽や炎の光しか知らなかったわけですし、びっくりしますよね。


「どうだい?これが魔法さね。すごかったかい?」


とドヤ顔でヴィル言ってやったら急に我に返ったみたいでみるみる顔を赤くして


「ぜ、全然す、すごく無いしー。心なんて奪われなかったからね!勘違いしないでよね!」


とツンデレてくれました。もう嬉しくって嬉しくってついつい


「そうかいそうかい。すごかったかんだねえ。ばあちゃんにはよーくわかるよぉ。」


なんて意地悪を言っちゃったりします。


「うっせえBBA!とっととくたばっちまえ!」


効果はてきめんでそんな捨て台詞を吐いてにげていきました。


こうかはばつぐんだ


もうおかしくって笑いが止まりませんでした。


さあ家に戻り、ヴィルに風呂に入るように言ったあと、居間で1人酒です。


今日のお酒はハイボール。魔法で炭酸水を作ったのでウイスキーを炭酸水で割って...クゥー!

たまりませんね。


あとはウインナーをガブリ!しふくぅー


さて話がそれましたね。


今日のデモンストレーションの結果は上々でしょう。


あの子は昔から好奇心旺盛で何にでも疑問を持ち解決したがる子でしたのでほぼ間違いなく魔法に興味を示すでしょう。


まあ私と似てあの子も素直じゃないですからね。お願いするのをためらうだろうなーとは思いますね。


後ろでコソコソやってるヴィル君の明日の反応を楽しみに今日は寝ましょうかね。


ではおやすみなさい。



話し言葉と考える言葉変えすぎですかね?

違和感があれば感想お願いします。


最後まで読んで下さりありがとうございます。

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