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監禁された俺と、、、

俺は目が覚めて上を向く、また知らない天井だ。そして気になるのが俺の胸にダイレクトに当たる柔らかい感触、俺はかけてある布団をめくると俺は上半身だけ服を着ていなかった。慌てて隠し動揺していると俺の胸に抱きついている物が顔を出した。


「おはよう悠壱、いい朝だね」


俺の胸にいたのは、神楽だった。俺は離れようとすると神楽の両腕に俺の腰に回しホールドしているため、動けない。


「離れて、つきや」


名字で呼ぼうとすると俺の唇を塞ぐ、それで俺は昨日のことを思い出し震えた。


「私のことは、神楽いつものように話す。分かった?」


「分かった」


そういった途端に鎖が嵌ったような音がした。そして月山と言おうとしても俺は神楽と呼んでしまう


「神楽、あれ、つ、神楽、これどうなってんだ」


「悠壱が逃げないように呪術で縛ったの、物理的にも逃げないように腕にも鎖に繋いであげるからね、これから一緒に暮らそうね」


俺は必死にその鎖を引っ張るが


「それは、悠壱じゃあ外せないよ。」


「なんで、こんな事」


「教えない、じゃあね」


神楽はそう言って部屋から出た、俺は動けないまま、どうすることも出来ない。


「なんで、こんな目に合わないといけないんだよ。誰か助けてくれ」


俺しかいない部屋にただ響く、諦めて寝ようとすると、神楽の窓がゆっくりと開くと誰か入ってきた。


「ここが勇者の部屋か、何か殺風景だなー」


確実に窓から侵入してきた奴がいる、俺は助けを求めるか迷ったが俺は話しかけた。


「おい、助けてくれ」


「うん、誰かいるのか、不味いな魔神様からの任務失敗しちゃったかも」


足音は、俺のが捕まっている部屋の前に止まった。


「声したのここだよね?」


「そうだ」


「じゃあ、はいるよ」


そう言って入って来たのは、角の生えた女の子だった。女の子は俺を見るとちょっと引き気味に聞いてくる。


「ねぇ。何で鎖で縛れてるの?」


「これには事情があって、」


「まさか、趣味とか」


「全然違う、俺は捕まったんだよ」


それから、俺は話した、隠れて旅に出ようとしたら捕まって鎖で縛れている今ままでの事を、それを聞くと納得したようだった


「良かったよ、君カッコイイのにそんな趣味があったら残念だななんで思ってたんだけど違うんだね、本当によかった」


早く助けて貰いたいが、その前に訂正したい事がある。俺の顔は中の中でこの世界に来るまでモテたことはない。


「お前の目は節穴か、俺のどこがカッコいいんだよ?」


「君、そんな事言っていいの、このまま帰っちゃうよ」


「分かった、俺が悪かったから早く解いてくれ」


そう言うと、彼女はどこからか剣を出し鎖を壊した。


「はい、助けてあげたよ」


「ありがとう、すごく助かった」


「うん、とりあえず僕は帰るね、また来るからその時は宜しくね」


「おう」


彼女はまた、神楽の部屋から出ていった。


「あ、俺、名前聞くの忘れた、また来るって言ってたしその時聞けばいいや」


俺は神楽の部屋を後にして、自分の部屋に戻るとそのまま寝てしまった。体に違和感があり目が覚めると周りは暗くなっていた。

そして俺の体にまた柔らかい感触がする、俺は恐る恐る布団をめくると服を着ていない神楽だった。俺は驚いて布団から出ようとすると手を腰回され布団に引き込まれた。


「お前、なにやってんの?」


神楽は俺の動揺してる様を見て、笑っている。


「私、目的があるの、」


俺は考えもせずそのまま聞き返した。


「なんだよ、目的って」


「それはね、悠壱との既成事実」


「それは無理です、お引き取り下さい」


俺は全力で布団から逃走を試みるが、


「こんなチャンス逃さない」


神楽はその倍の速さで俺に追いつきまた布団に引き込まれた。俺は絶体絶命の危機を迎え、諦めようとした時


「大丈夫か、悠壱」


ドアを蹴破り、入ってきたのは美波だった。


「時間切れか、今回は諦めるけど次はないから」


そう言って神楽は一瞬のうち、服を着るとその場を去った。俺はホッとして、布団の上に座ると美波が駆け寄ってきた。


「よかった無事で、昨日から悠壱の姿が無くなって、探したけど全然いないし、女神様の能力で城の外を探したけど全然ないしまさか、神楽の仕業なんて」


「でも、良かった助けてくれてありがとう」


その日、美波は俺の部屋に止まった。俺は断ったのだが、また神楽が来るかもしれないと言って譲らなかった。次の日、俺は目を覚ますと美波の姿がなくなっていた。俺は部屋から出ると食堂へ向かうとクラスメイトのほどんどが集まっていた。俺はご飯を取りに行くと誰もいない席に座った。すると俺の目の前に誰かが座った。


「やぁ、昨日ぶりだね」


角の生えた女の子だった。


「大丈夫なの、こんな所に居て」


俺は心配になった、彼女に助けてもらった恩がある手前、殺されて欲しくない。


「確かに、ここは私からしたら敵地だけど大丈夫私と君の周りだけ結界がはってあるから」


「そうなんだ、ていうか何でここに来たの?」


すると彼女は渋い顔をして、


「いや、魔神様に君を連れてくるように言われてね」


「俺を?」


「そう、君を」


さっきの爽やかな感じとは違い、真剣味を帯びる目で俺を見る彼女にどうにかして諦めさせようと俺は話始める。


「何で?」


「君さぁ、星の神の代行者でしょ?」


「違うよ、俺はここの鑑定士なんだよ」


俺は、ホラ話を展開し始めるが、


「それは、嘘なの分かってるから大丈夫、しかも今君は、ペンダントの女神を助けたことでステータスも超弱いのも知ってる。

ねぇ、星川悠壱くん」


俺は核心を付かれて何も言えなくなったが、彼女は話し始める。


「だからね、僕と来て欲しいんだ。来てくれないなら仕方ないけど強制的に連れていくけどどうする?」


「分かった、ついて行く」


「ありがとう」


その瞬間、俺はアルタイル王国から消えた。目を開けると知らない祭壇に立っている俺は目の前にいる、彼女に手を引かれそのまま祭壇を降りる。すると彼女は思い出したように


「ごめんね、私の名前言ってなかったね、私はルークって呼んで」


俺は、手を掴んでいる彼女から出来るだけ離れるようにしながら返事をした。


「分かった」


「むぅ、私から離れようなんてさせないから」



ルークはそれが気に入らなかったらしく、掴んでいた手を離して俺の腕に自分の腕を組んだ、それを周りに見られている俺恥ずかしくなり離れようとするががっつり捕まれ俺は諦めた。そのまま俺は魔神の元へ向かう途中でヒソヒソと声が聞こえる。


「あのルーク様にとうとう彼氏が」


「でも、ルーク様の隣にいる殿方は魔人族ではありませんね」


ルークは、嬉しそうに俺の腕くんでいるが俺は聞こえないふりをしている間に魔神のいる部屋に着いた。そこでルークは一旦止まると、腕を組むのを辞めた。


「悠壱くん、今から魔神様に会うけど、魔神様は優しいから怖がらなくて大丈夫だからね」


「分かったよ、大丈夫だから入ろうぜ」


ルークと俺は扉に近づくと自動で扉が開いた。そしてルークのついて行った。歩いていくと王座が見えてくるだが俺は違和感を覚えた、アルタイル王国の王座と違い、ここの王座は布団が引いてありそこで女の人が寝ている。俺はルークを見ると手を顔に当て、ため息を付いている。


「ごめんね今、魔神様起こすから、魔神様起きてくださいよー」


ルークは魔神の布団を揺らすが一向に起きる気配はない。俺はルークの隣に行き、


「俺も手伝おうか?」


ルークは少し考えた後、申し訳なさそうに


「ありがとうね、ほんとごめん連れてきてなんだけど」


「別に大丈夫、実は旅に出ようとしてたんだけど、こんな形だけど出れてよかったしね」


「本当にありがとう」


俺は布団を揺らしながら声を掛ける。


「魔神様早く起きてください」


それでも反応がない布団をめくろうとすると俺は布団から出た手に引きずり込まれた。


「悠壱くん」


ルークの声が聞こえる、、俺の顔に柔らかいものが覆い被さっている、俺はどけようとすると


「ひゃあ、私の王子様は変態だな」


綺麗な声の元を見ると綺麗な顔が俺を見ていた。俺は密着していて分からなかったが魔神様は何も着ていなかった。驚いて布団から逃げ出した俺はそのまま勢いよく王座から転げ落ちて頭をぶつけた。


「おぇ、」


「大丈夫、何が起こったの?」


「彼は、私の王子様ってことだよ」


ふとんから出てきた魔神様を見たルークは驚いていて声を荒らげた。


「意味わかんないこと言ってないで服を来てくださいぃー」


「分かったよ、もうルークは私のお母さんかよ」


「違います。」


魔神は、その場で一回転するとドレスに身を包んだ。ルークは魔神の格好に驚いている。


「魔神様その格好は何ですか、お客様が来てるんですよ、いつもの装備はどこに行ったんですか?」


「私だって、可愛く見せたいんだよ」


「誰に見せるんですか?」


「彼」


そう言って俺を指を指す。ルークは俺の顔を見てまた魔神の顔を見る。


「まさか、悠壱くんな訳がない、彼は人間なんですよ」


「本当だって」


「いくら魔神様でもそれは許せません、彼を返してきます。行こう」


ルークは俺の手を握ると入ってきたドアへ向かおうとすると後ろから強い殺気が俺たちへ向けられている。


「彼を返すわけには行かない、ルーク戻ってきなさい」


その言葉を無視してルークは俺の手を引いたまま歩き始めようとすると


「仕方ないな、彼も私たちと同じ魔人族にしちゃおう」


魔神は俺の目の前に転移してくると俺に抱きつき、さっきの布団の所に戻った。そして魔神は俺の顔を見る、魔神と目が合った瞬間、俺の中に何かが流れ込んだ、体が熱くなり俺は立つことも出来なくなり俺は、魔神の豊満な胸に倒れた。魔神は嬉しそうに俺の頭を撫でると布団に寝かせた。


「悠壱くん大丈夫、魔神様、何でこんなこと」


「私はずっと待ってたんだよ、私の運命の人、私の伴侶となる人は私と同じ魔神じゃないとね」


俺は目を開けると魔神は俺のことを見て、喜んでいる。


「ルーク見て、私は間違って無かったよ」


「何言って、」


俺はそこで頭の違和感を感じるところ触ると魔神と同じ白い角が生えていた。俺は動揺を隠せなかった。俺は震える手でステータスを開く。


星川悠壱

レベル1

種族ヒューマン→魔神


ジョブ星の神の代行者


HP10029

MPERROR

STR10019

DEX10015

VIT10345

AGI10015

INT10015

MND10030

LUK800


ギフト

看破(相手の使おうとしている魔法が分かる)

魔法破壊(相手の魔法を壊す、相手の魔法の主導権を握ることが中確率で出来る)

魔眼(Lv10で発現)


スキル

鑑定

星魔法

魔法全(全属性、魔力神経、多重展開、合成魔法、召喚魔法、刻印魔法、言語魔法)

称号


星の女神の加護 極「自動回復(極)、自動魔力回復(極)経験値二倍」

神運「最強クラスの運、願いが叶うレベル」

三女神を解放した者

魔神の愛を受けしもの「ステータス値各1万アップ、魔法が全て使用可能、MP無限、魔眼発現」


「なんだよこれ、俺、人間辞めてんじゃんよ」


ステータスを見て俺は人間じゃなかった。さっきの会話からして魔神が何かしたには違いない。


「お前、俺に何をした?」


魔神は少し笑って、


「もちろんしたとも、私には、ほかの種族を魔人族に転生する事が出来る。私は魔眼持ちだから目を見て発動すれば、転生させるのはそんなに難しくないのでも、心配しないで私は君にしかしないから」


そう言って王座の布団へ近づいてくる魔神を見た、俺は扉の方へ飛んだ。驚いたのは一瞬で扉に着いてしまった。原因はステータスが上がった事だろうけどまだ慣れていないため、逃げるには早く慣れないと行けない。魔神は王座からゆっくりと俺の方へ向かってくる。


「本当に君は、無駄な事が好きなんだね。今の君ではここから逃げられないよ。私も捕まえるためなら全力を出すからね」


「絶対に逃げてやる。」


「やって見ればいい」


俺は魔神に魔法を使った、普通、魔法とは自分の中にある魔力を操作しながら魔法を使うが、今の俺は詠唱や頭におもうだけで魔法が使える。


「アイス、ファイヤ、ホーリー、ダーク、ウォール同時展開」


俺は魔神と俺の間に多数の壁を配置した。


「悠壱くんいや、もう結婚するから悠壱でいいよね、悠壱そんなんじゃ私は拒めないよ。」


「まだだ、エンペラードラゴン、召喚、アークデーモン多重召喚」



俺は壁の前にアークデーモンを300体召喚して壁の最後つまり俺の近くにはエンペラードラゴンを召喚した。ちなみにエンペラードラゴンはランクSSSランクで天災級、最強と名高いドラゴンだ。

そう簡単にはやられない。そんな事を考えていると最後の壁がいきなり破られた。エンペラードラゴンも魔神が来たのを分かったのか。構えている。


「いや、一瞬で破れると思ったんだけど、10秒掛かっちゃった。」


魔神は俺のことを見ると、前にいるエンペラードラゴンを見て驚いている。


「悠壱、君がこれ召喚したの?」


「そうだと言ったらなんだよ」


「やはり、君は僕の旦那さんに相応しいよ」


そう笑顔で言われるとはずかしいけど、嬉しくないよ


「別に、そんなこと言われても嬉しくないし」


「あら、そうじゃあ負けたら悠壱は私の旦那様ね、はい決まり行くよ」


そう言って魔神は突っ込んでくるがエンペラードラゴンが魔神を捉え尻尾を魔神に当てた。魔神は飛ばされるがすぐに転移でエンペラードラゴンの前に現れた。


「やっぱり強いよね、エンペラーは、でもやっぱり恋って障害があればあるほど燃えるって本で読んだからね、諦めないよ。」


魔神はエンペラードラゴンに飛びかかると殴り合いになった、だ最初は優勢だったエンペラードラゴンが突然倒れた。


「エンペラードラゴン、どうしたんだ」


俺はエンペラードラゴンを鑑定した。



なし

レベル999

種族エンペラードラゴン


状態龍殺しの猛毒(1分に150万のダメージ、動けなくなる)


HP7兆

MPERROR

STR8億

DEX99兆

VIT99兆

AGI80億

INT45億

MND999兆

LUK900


スキル

皇帝龍のブレス「当たるとランダムで状態異常、また即死させる」

龍魔法

共有(召喚者体から魔力を貰うことができる)


称号

龍神の加護「進化、言語理解、龍神へ至る者を付与」


俺は急いで回復魔法をエンペラードラゴンへ使うが魔神に回復魔法を邪魔され思うように使えなかった。


「悠壱、これで終わりだよ。」


魔神は、自分の頭上に雷の塊を出した。


「これで私の勝ちだ」


そう言った瞬間、倒れていた筈のエンペラードラゴンが立ち上がり魔神に爪に黒い炎を付与して魔神に振り下ろした。だが魔神は


「邪魔だな」


避けるとエンペラードラゴンに電気の塊を落としエンペラードラゴンはゆっくりと倒れた。俺は駆け寄ろうとすると魔神が俺は俺の前に現れ抱きついてきた。


「もう、君は私のものになるんだよ」


「やめろ、離せ」


俺は魔神から離れようとしてピクリとも動かなかった。魔神はただ抵抗する俺を見て笑みを浮かべている。俺は諦めようとした時だった。エンペラードラゴンの体が光だした。


「私の主から離れろ」


光の中から綺麗な声が聞こえるとその光は一瞬のうちに魔神に迫り俺を取り返すとそのまま魔神の城の外に転移した。俺は目を開けると目の前には、知らない黒髪美少女が立っている。格好は侍のような格好していた。


「え、君は誰?」


俺がそう言うと彼女は自分に指を指して言った。


「私ですよ、主様、エンペラードラゴンですよ。進化したら人間のような感じになりましたけど疑うなら鑑定しても良いですよ」


名前なし

レベル999

種族龍神


ジョブ二刀流


HPERROR

MPERROR

STRERROR

DEXERROR

VITERROR

AGIERROR

INTERROR

MNDERROR

LUK999


スキル

皇帝龍のブレス「当たるとランダムで状態異常、また即死させる」

龍魔法

共有「召喚者体から魔力を貰うことができる」、状態異常無効EX


称号

龍神の加護「言語理解」

龍神へ至った者「ステータスに超補正、神殺し、魔神、魔王殺しを付与」


俺はあまりのチートに驚きを隠せなかった。

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