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第10話 卵が…孵っただと…

わくわく、ドキドキ

いやはや、アクロバットなスキルを鍛えるのはやはりアクロバットな動きというわけだな。


どんどんと鍛えていき、『俊敏移動回避level1』も、『俊敏移動回避level4』となった。

我ながら恐ろしいなと思いつつも常夜常夜練習した成果である。


おかげでとても移動スピードや瞬発力が上がった。

これで全方面からの攻撃もかわせるぜ!


あ、死角からの攻撃はやめてね。

うんうん、あくまでも認識できる範囲内でね。


では、恒例のスキルチェックタイム!

一番の安全策は剣技を上げることだよなあ。


でもね、わからないことに手を出す好奇心があるんだよ。


始めからどのようなものかわかるものじゃ事足りないわけ。


けんぎ?なにそれおいしの?


とまあ、自分でもよくわからないスキルを試すことにした。


『聖剣level1』はなんだろう。


解析!



『聖剣level1』

自分の魔力を剣にそそぐことができる。

瞬間的に爆発的な威力を出せる。


うーん、つまり自分の魔力を使って剣の威力をあげるかんじかな?


なにそれ、魔力尽きたら終わりじゃん。

あ、そうか普通の勇者とか魔力がわんさかあるって聞いたし。


納得納得。


さーてーと。


まず心配なのが卵君。


こいつ地味においしいらしいんだよねえ。


職業:卵守り は卵に縛られるけどステータス2倍だからなあ。

だから安全策でこれを選んだ。


卵が孵ると職業自体が変質する......らしい。

今はまだ確証がないけど結構強いモンスターだったりして。


まあ、卵が孵るまでは安全だし、お願いだから孵るなよ。


よし、俺の願望をリストアップしよう。


其の一 家がほしい


其の二 安全安心を手に入れたい


其の三 おいしいものが食べたい


其の四 防御系のスキルがほしい


其の五 孵ってくる卵の中が危険であってほしくない


其の六 スキルをもっと増やしたい


其の七 天の声のレベルを上げたい


まあ、こんなところかな。

表面的にみるとなかなか叶えられなさそうだな。


当面は危険な生活を送るだろう。


あ!ひらめいた!


この卵を解析してみよう!


【卵】(特殊)

何者かに守られていることでその者の願望をかなえるため変異した卵。

状態:もうすぐ孵る。



おお、卵守りを選んでよかったな。


俺の願望かー。


最優先でいうと家だな。


あと、なるべく安心安全な家。


ちょいっと期待しちゃうぜ。


「うがうがうがああ!」

突然鳴き声がした。


ちっ、魔物か。


解析!


【オーガ】

level45

HP:600

MP:1

SP:300



わお!普通につえええ!


オーガってあれだよねファンタジーでいう暴れ者のイメージだよね。


【オーガ】(説明)

腕力が強いが魔力は皆無。

気性が荒い。なりふり構わず人を殺す。

大好物は卵。レアなものほどおいしいらしい。



思ってたより厄介そうだ。

たがな!


俺は卵守りだ!

死守してやる!(主に願望を満たしたいため)


正直言うとゲス以上、ゲス以下のおれ。


負けてたまるかー!(主に信用のため)


倒して能力以外をよこせ1


そう、俺には『力奪』がある。


倒して奪うのだ。


その知識を!


寄生樹の銃剣を取り出し、おーがのこめかみに二発撃つ。

当然のようにひょいとかわすオーガ。


そして、カウンターとしてデカイこ拳を向けてくる。


死角からの攻撃に弱い。

それはすなわち視認できる範囲内はどうとでもかわせるということだ。


余裕のバック宙かわし、二発また打つのを忘れない。


当然のようにオーガは余裕でかわす。


だが、俺が使ったのは通常弾ではない。

魔力を込めた寄生弾だ。


寄生弾は特性として所有者に敵意を持つものを追尾する機能がついている。

そして当たった瞬間に相手を内部から壊すよう命令できる。


かわしたことで油断したオーガの後ろから忍び寄る暗殺弾。


背中に一本入った。


そして俺は頭の中でつぶやく。


『イミタリーロック解除』


そしてオーガの肉体は爆散する。


さよなら!


君のことは3分は忘れないであろう!


そしてすぐさま『力奪』をする。


このスキルは、もうすでに完全な状態であるらしい。


熟練度などの概念が存在しないスキルだ。


ありがたく知識をいただきます!


え?ホモゴブリンの?


あれは正直言って取り込む気がなかった。


キモいんだもの。


取り込んだ。


途端に膨大な知識が流れ込んでくる。

そして、ここら辺の地図が鮮明にわかるようになった。


ついでに肉の調理の仕方なども知った。


へえ~と思うような知識も持っていたオーガ君。


ますます尊敬するわー(棒読み)


経験値は全部卵にあげた。(主に自分の願ぼ(殴)


お?これは孵るのではないか?



殻がパキッパキッと割れ出す。


そして...............




パキリッ!!!!!!!!!!



そして現れたのは...............






ひよこだった。



「ピュン!ピュン!」












この子の名前募集します。

期限は今週の木曜日までです。

感想欄に名前を入れてください。


抽選で選びます。


自分的にはピュン君でもいいかなと思ってます。

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