表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/8

道を進む

ヨシュアはナメクジのキリの後を着いて行った。

 -たぶん、キリは信用できる。

 そう、ヨシュアは思った。

 

 ールース、無事でいてくれ……

 

 「ボク、キモチワルイッテ、ヨク、イワレル、ケド、オウジョサンハ、ドウナノ?」

 そう、キリが悲しげに言ったのを聞いて、ヨシュアは言った。


 「私は、キリの事は、怖くも、気持ち悪いとも思いはしないぞ」

 そう言う、ヨシュアの瞳には、信頼していると言う、光が灯っていた。

 「ヨカッタ」

 キリは、嬉しそうに言った。

 「オウジュサマ、ダイスキ」

 「私も、キリが大好きだよ」

 ヨシュアはそう言うと優しく微笑んだ。


 「ボク、オウジョサンノ、チカラニナッテ、ミセルネ」


 「ありがとう、済まないな、キリ」

 「ダイジョウブサ」


 そう言うと、ズルズルと、キリは道を進んでいった。

 後を追う、ヨシュア。


 人工的に作られた、道に出てきた。


 「ココマデ、キタラ、モウスコシ」

 そう言うと、キリは歩みを止めた。


 「……キリ?」

 「ボクガイケルノハ、ココマデ」

 キリはそう言い、

 「ココヲマッスグ、イッタラ、ヌケミチガアル」

 と言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ