表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【プロットタイプ】甘えんな

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

瑠衣は一人で水族館に行きました。


甘やかさないんですよ。そこが良い〜♫

・何故、この人と結婚をしたのか。

・ただの成り行き。意訳:見ず知らずの貴方に語る筋合いはない。

そんなに事を脳裏で反芻している。私は何時もの様に彼に下敷きにされている。

幼少期に傍から見れば親から虐待を受けていた事と、友人間での裏切りにあって来たので、どれだけ人懐っこく振舞っても、肝心要の部分は渡さない様にしている。

つまり、なるべく頼ったり、依存しない様に心掛けている。何時だってその人が居てくれるかは分からないし、もしかしたら傍に居ないかと知れないから。

勿論、精神が駄目になって、傍に相手が居る時には肩を貸して貰う事もあるが、普段は自分で立ち直る努力をしている。そうする相手だから、了承したと言うのもある。


瑠衣が一人で何処かへ行きたがっていたので、今回は諭羅と二人だけで落ち合う事になった。その事は瑠衣も知っていたし、その事を停める様な真似もしなかった。

他愛のない会話をしていると、ふと諭羅の方から声を掛けられた。

「何故、瑠衣と結婚したの?」

核心に迫る問いかけだと認識した。だから思わず歩みを止めて諭羅の方を見る。彼は変わらず穏やかな、全てを隠し通した顔で此方を見詰めている。

諭羅は自分の世界に入り込まれる事は嫌がるが、自分は案外ちょっかいを掛けたがる質である。今回もそんな悪癖が出たのだろう。

「瑠衣は生きた人間のサンプルが欲しかったから。あと大天使麗衣ちゃまの依存癖を治す為」

自分では持ちえない、生身の女の体と、情緒の揺らぎを見たがったから。

片割れが一人でも生きていける様、依存先を増やしたかったから。

「君の話をしてるんだよ」

此処で流されてくれないのが、何とも諭羅らしい。

「大した理由じゃないよ。瑠衣ってさ、私に厳しいじゃない? 甘えた分だけ拒絶するじゃない? あれが良い」

「前から思ってたけど、被虐趣味なの?」

私は駄々を捏ねたり、喚いたり、兎に角その感情に倒錯する人間を見るのが好きだ。我武者羅な人間が何より好きなのだ。けれども其れで自分に依存させる様な事があるならば、しっかりと引き離す。地の底まで叩き落とす。

「そうじゃないよ。ただ依存させないのと、必要以上に甘くないのが良い」

瑠衣と普段から接していると、甘やかされない。子供返りをしなくて済む。戯れで甘えても、『結局、一人で戦うしかないのだ』と思い知らされる。

「でもまぁ、寝そべってる時に座布団にしてくるのは辞めて欲しいかな。重いんだよね」

作者が思う瑠衣の好きなところ。

誰に対してもめっちゃドライ。

鏡花に対しては輪にかけてドライ。

そこが良い〜。


自分一人でも生きていける様になって欲しいから、駄目になりそうなとき以外、甘やかさないんです。

その分、相手を信じているとも思います。

※俺が居なくてもやってける。


頑張った分の報酬は与えるし、聞いてもくれるけど、依存する様な真似したら容赦なく叩き付けそうなところが(・∀・)イイ!!。


結局は自分一人で何とかしないと、生きていけないんだよって思わせてくれる。

良い大人の『ガチな』、『悪ふざけじゃない』子供返りって笑えないからね。


この登場人物、私も含めて変わってるなぁと思います。

異質なのは私譲り。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ