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スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる  作者: けんたん


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懸念

俺とリルは一旦みんなの元に戻り現状を改めて説明した。


「明らかにあっちはこちらを殺すつもりで動いてると考えていいだろう。まともとは思えないが王を殺した後に民衆には適当な嘘をついて王の意思を継ぐとか美談にして国をまとめるつもりだろうな」


こちらの動きを民衆は見てないから正確にはわからない。やつが王になれば、怪しむやつを反逆罪とかで見せしめに殺すかもしれない。やつが民衆に何かしら動く前に解決しないときっと面倒なことになるだろうと考えてしまい暗い顔をしてしまう。


「ナイト様何故暗い顔をされるのですか?こうなるのはある程度皆予想していました。あとは、あの王子と裏にいるであろうエルフをなんとかしようと考えてきたじゃないですか、大丈夫です。後は、私達も行動するだけですよ」


マリアに励まされてしまった。そんなに暗い顔をして心配させてしまったのか。マリアの言う通りだなこんな時の為に頑張ってきたんだからあとは、やるだけだ。

 俺は、皆の顔を見て改めて気を引き締める。みんながいるなら今回も解決できるだろう。


「よし、皆あっちも行動してきたんだから、こっちも行動に移そう。第一目標は王子、第二に裏にいるであろうエルフの捕獲だ」


周りの兵士は王子に従っているだけでそこまで悪い感じのやつがいるようには感じないが、一部には王子の考えに賛同してこちらを本気で殺しに来るやつもいるかもしれないからそいつ等だけは、申し訳ないが手加減はできないだろう。


エルフに関しては1度も姿を見たこと無いから、警戒をしておくしかないな。見かけたらマーキングしておけたんだがしかたない。


「王子に関して、警戒しないといけないことはありますか?ドワーフ王」


「王子に関してはそこまで強さは無いはずだ、あれはどちらかというと悪巧みの才能だけが目立つやつだ。自分は表に立たず他のものにやらせ最後にうまいとこだけは自分の手にするやつだ。だが懸念もある」


懸念とはなんだ?王子自体は強さがなければなんとかなりそうだが


「王子が自ら集めた近衛兵と暗部はなかなか厄介かもしれん。やつは、表に立たないで他のやつにやらせると言ったが、人を見る目はなかなか油断できん。やつが集めたもの達は一癖二癖もある強さの持ち主だ。中には強敵となるやつもいるかもしれん」


はー王子だけならいけるかとおもったがそんなやつらがいるなら面倒なこともあるかもしれないな



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