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能無し認定

帰る馬車の中は、重い空気の中にいるようだった   

 来る時の希望に溢れた空気から真逆で誰として話そうとしなかった。


馬車が家に着き、降りた直後 

「お前は今日からしばらく部屋から出るな。今後のことは決まり次第伝える。我が家には能無しを置く考えは無いと思っておけ」父が、静かに、ハッキリと軽蔑しているのが言葉だけでわかるくらい告げた。この瞬間、俺は親から能無し認定をされた。


 しかし実際には、ユニークスキルがあるから、能無しではないんだがな。

 スキルとして見えないのだからそこは諦めるしかないだろう。


しばらくは部屋に、引きこもる生活になるんだし、誰にも邪魔をされないのなら、俺はこのユニークスキルを少しでも理解しなくてはならない。

 能無し認定された人間が、貴族としてまともな扱いを受けるとは思えない。


俺は、部屋に戻り、すぐ自分のスキルについて考える。ユニークスキルで例え強力な力を持っていても使えなければ、本当に能無しとなってしまう。

 なに、時間なら山程あるんだから、ゆっくり自分のスキルを、理解していこう。


 

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