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愛されたい!

作者: 七瀬

私は長い間、、、誰にも愛されていない!


それは、私が子供の頃から親にもちゃんと愛情をもらえず育ってきたからだ!

私の両親は、私が産まれた時には父親は母親と別れていた。


女好きで、他に好きな女性が出来たからと言って別れたらしい...。

母親は、私を10代で産んでから自分の親に私の事を任せて家に帰って

来なくなった。



だから、私は母方の祖父母に育てられた。

子供の時は、 『参観日や運動会』諸々の行事におじいちゃんおばあちゃんを

呼びたくなかった。


それだけで、クラスの友達にバカにされるから...。

実際に、クラスの子にはこんな事を言われた。


『お前の! 母ちゃん? めちゃめちゃ老けてんな~ ババアじゃねーか!

お前の! 母ちゃんは何で来ないんだよ~! おい? どうなんだ!!!』

『......』

『お前の母-ちゃんは! ババア! ババア! ババア!』

『......』

『なに黙ってんだよ~! 答えろよ~!』

『あなた達! 何してるの!!!』

『おい? みんな逃げろ~!』

『大丈夫? 楠川さん??』

『......』



私はこんな風に大人になっていった。

いまの私の仕事は、、、私を産んだ母親と一緒の仕事。

『夜の仕事をしている』


【アヒルの子はアヒルなのかもしれない!】



私が付き合う男は、、、ろくでもない男ばかりだ!!!


仕事をしない【ヒモ男】

女にだらしないダメダメな男

ギャンブル好きの男

嘘つきな男



私は、このまま誰にも本気で愛されないまま、生涯を終えるのかな...?

...そんな風に思って生活していた。



でもある日...。


お店のお客さんで、凄く優しそうな男性と出会う。

私は、彼の隣についた。


彼はおっとりとした優しい声で話す男性だった。


『こういうところは、初めてですか?』

『ははい、初めてなんです! なんか? 僕、浮いてないですか??』

『そんな事ないですよ~!』

『良かった、、、えーと? 渚さんは...? 何か飲みますか?』

『ははい、じゃ、三岡さんと一緒のビールでいいですよ!』

『僕が渚さんのコップにビールを注ぎますよ~』

『いいんですか?』

『もちろん! ドクドク、、、さあ! 一緒に飲みましょう!』

『あぁ~とっても美味しい!!!』



この日から、ちょくちょく三岡はお店に飲みに来るようになった。

私たちの関係も、どんどん深まって、、、!

三岡がお店に来るようになって3か月後には、私たちは付き合いだした。


三岡は物凄く私に優しかったのだけど......?

夜10時以降になると...? 家に帰ると言って私の部屋から自分の家に

帰って行った。


もちろん、不思議には思っていた。

ひょっとしたら......?


そんな事が、私の頭を過っていたけど、、、? 

本当の事を知ってショックを受けたくなかったからそれ以上は調べなかった。

その事は、、、三岡にも聞いていない!



でも、とうとう私が三岡の事を知る時が来る!

私と三岡が私の家に一緒にいる時に、一人の女性が私のマンションのチャイム

を押したからだ!


私が、、、 『はい!』と言って出ると......?


女性が立っていた。

そして、その女性は強引に私の部屋に入って来て三岡を見つけると連れて帰った。

私はなにがなんだか? わからないままで......。


そんな私にその女性が私に言った言葉!


『この~泥棒猫めっ! 私の旦那を奪い取るなんて! なんて女なんだ! この

人にはね! 私との間に子供もいるのよ~! もうこの人と二度と会わないで!』

『済まない! 渚!!!』

『......』



『...私は、やっぱり誰にも愛されない女なのかもしれない!!!』



最後までお読みいただきありがとうございます。

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