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20XX年 アメリカ合衆国 内戦  作者: 群生池
4/7

3話 迷走と偏見と貧乏を拗らせるとロクな事にならない。

4話目…ちょっと長すぎるから色々端折りペース上げます。

【ブッシュ大統領…あの阿呆がバラまいた無駄な犠牲と偏見。結果的にイスラム原理主義なんて“ヨーロッパの魔女狩りレベルの黒歴史”や“サブプライムによる経済破綻”を世界中にペストみたいに撒き散らした件については取り敢えず脇に置いといて、とにかく“何で南北戦争の因縁話になったのか? ”から進めます。】


 ブッシュ大統領の迷走と大手金融関係CEOがやらかした経済犯罪については、マイケル・ムーアー監督が面白可笑しく貶しまくったドキュメント映画作品(華氏911/キャピタリズム)や書籍(アホで間抜けなアメリカ白人)がありますから省略します。そもそも今回のテーマって“何で今更1865年に終わった南北戦争の記録を蒸し返してんの?”だった筈だしねぇ。タイトル自体は紆余曲折あって合衆国内戦にしたけど本音書かせて貰うと自分達に迷惑かけたりせず死人さえ出なければ存分に殴り合え…でないとその内本当に殺し合いだぞ昔見たあの映画みたいに…な心境だったりします。


 2001年当時アメリカ合衆国の司法機関は州警察や保安官事務所以外に全州に捜査権限がある武装組織だけでも、各省庁別ざっと22部門もありました。それぞれが縄張り争いやらかし結果的にあの“9.11テロ”を見逃す事になった訳です。ぶっちゃけCIAもFBIも各軍の情報機関も全く役に立ちませんでした。ダメリカ人はそう感じたら最後、自分の身を守る為に武装したり自宅を要塞化する阿呆が多いのよ実際、缶詰め等の保存食や防弾ガラスの業者、銃の売上はあれから15年以上ずっと右肩上がりです。隣近所に住むアイツはテロリストかも知れないあるいはキリスト教系原理主義に嵌った武装民兵かも…とまあ疑心暗鬼の時代が始まります。


 事件を反省し各省庁の捜査機関を統合する形で2002年・国土安全保障省=DHSが誕生しますが、90年代から延々とくり返された共和党支持者を中心とする“保守側”とリラベルを拗らせ徐々に共産…いやむしろまんまナチス化した民主党支持者を中心とした“革新…むしろ中国紅衞兵”に近い組織の対立はどんどん悪化してゆきました。まあ“1920年代の禁酒法騒ぎ”や“1950年代の赤狩り”とか“1960年代のベトナム反戦運動”……あれ結構やらかしてるなあ本当に(笑)


まあとにかく今回の騒ぎが銃撃戦に発展しない理由は常に射殺前提で行動してる各州の警察官と17万人の兵力に2700輌の装甲車、当たると酷いホローポイントの銃弾を20億発も双方に向けてるDHSの存在があります。リラベルな人権擁護団体とやらが死刑制度反対だの犯罪者の人権守れと裁判所で騒いだ結果……怪しい奴は取り敢えず射殺してから捜査しよかという“別名スレッジ・ハマー(日本公開では、俺がハマーだ!になりました。)”になりました。容赦なんかした日にゃ弁護士に財産ぶん取られたり殉職したりしますから。


 結局ブッシュ大統領在任中。密入国者は強制送還あるいは拷問有りな刑務所に軒並み収監され、リラベル一色となった大手マスゴミついでに日本の報道機関はいまだに容疑者射殺や強制送還を批判してますが、結果的にその対応は正しかったのですよ。今現在のヨーロッパやイギリス、北欧の惨めな惨状をニュースサイトで見てるとつくづくそう思います。もっとも、色々不自由な思いを味わったリラベルさん達はそう思いませんでした。戦争による増税とサブプライムを筆頭に経済政策の失敗の末、国内の主要産業はメキシコや中国へ生産拠点を移し……まあこっちはオバマ大統領率いる民主党政権になっても一緒でしたね。とにかく色々ガタガタになったダメリカ国民は、2009年に就任した黒人初の大統領バラク・オバマと民主党の改革に期待を寄せる事になります。


※前回も書きましたがその間も英語が話せないヒスパニック・中国・韓国・からのカナダ経由密入国者と共産党資本の企業買収に政治資金援助は続きます。言葉が話せないから集団でスラムを創り人権擁護団体の援助で生活。後は色々お金が無い貧乏大学の留学生になりました…授業受けてないけどデモ行進は参加します。


【“サンキュー・スモーキング”という映画で実名出しておちょくってますが南部州連合への圧力が始まったのは民主党&共和党リラベル派連邦上院議員の脅迫に屈したハリウッドからです。煙草からスタートしたそれはウイスキー、軍歌、南部連合旗に弾除けの少年鼓笛兵や黒人兵士に至るまで存在を消されます。】


 今回のシャーロッツビルの事件を聞いて急遽借りて来た映画“コールド・マウンテン(2003年)”で鳥肌たったシーンがあります。ストーリー自体は南北戦争末期、味方の誤射で死にかけそれまでの激戦で疲弊していたヒロイン(男)が心折れて、南軍野戦病院を脱走。浅ましい同郷の自称義勇兵による脱走兵狩りに略奪やレイプ、捕虜虐殺に励む北軍兵士の追撃をかわしながらキス止まりの主人公(女)の待つ故郷ノースカロライナ・コールドマウンテンを目指す大作映画なんですが……煙草吸う場面に飲酒シーンを始め南部連合の軍歌や旗が一切登場しません。


全部検閲されたのよ。


勿論保守派は色々抗議しましたが完全無視。黒人義勇兵や少年鼓笛兵という合衆国の暗部を歴史から消したこの作品、アカデミー賞総なめしましたカフェインや砂糖も健康に悪いからコーヒーや紅茶、レモネードも出てきませんし、茶色いアレは全てりんごジュースです(笑)不思議だよねぇ水すらあの映画飲むシーンがないのよ。


まあ映画については別のエッセイで詳しく書きますが、ナチスドイツやソビエト連邦にポル・ポトや毛沢東がやらかした映画やドラマの検閲は禁煙ブームや緑豆&海チワワがやらかした日本人は殺せ&鯨やイルカはキリスト教徒だから保護しろ!!なアレと同時進行で進みます。


 連動するかの様に…というか黒幕は一緒だしねぇ。日本じゃマスゴミに騙された人々により老朽化した自民党が政権運営政党から転げ落ち、やれもしない理想を振りかざす民主党の鳩やら菅やら野田とやらが好き勝手した挙げ句、東日本大震災で福島原発がメルトダウン。調子こいたアカと朝鮮人が内外で反日運動や国旗に日章旗をマスゴミと協力してバッシングし始めました。


こう事実関係書き連ねるとあのイスラム国とやらもまやかしでそのバックに隠れ、つり目でネズミみたいに喋る生き物やニダニダ・エラ呼吸するインスマス面の顔が思い浮かぶのは可笑しいですか。まああっちの黒幕はサウジアラビアだと思いますが、とにかく話をダメリカに戻します。国内政治や圧力に対する不安から所持資格を持つダメリカ市民だけでなく密入国者や学生に留学生までもが簡単に半自動小銃や拳銃を所持、学校や職場、公共機関での無差別発砲&殺人事件が頻発、社会不安を煽ります。


 民主党政権となりオバマ大統領によるクリントン政権時代からの長年の夢“銃所持規制”や“海外基地や陸軍州兵に空軍州兵のリストラ”“英語を話せない貧困層への支援”について共和党支持者や狂信的な(笑)キリスト教徒が多いテキサス.ネバダ.アリゾナ.コロラド.ユタ.ルイジアナ.ニューメキシコ…実はその大半が元南部連合州だった彼等の間で出所不明の不可解な噂が流れました。


2015年7月に合衆国全土に展開する連邦政府軍とDHS国土安全保障省特殊部隊.FBIのSWATチームまで動員した合衆国史上最大規模の国内実弾演習“ジェイドヘルム15”を口実に展開された武力行使で保守派狩り&強制収容所に処刑施設の建設準備が進められているという噂話は忽ちの内に全米に広まり、民主党スポークスマンと化した大手報道機関の広報は逆効果となります。タイミング悪く演習予定州では、州軍の装備や人員を予算削減の名目で連邦政府軍に摂取された事で噂話は一段と信憑性を増し元々独立要求が住民から圧倒的に支持されていたテキサス州ではアボット知事の命令で州軍と連邦政府軍が対峙、危うく内戦勃発となる寸前でした。


結局そんなドタバタが共和党の保守派大統領誕生の後押しとなります。中華人民共和国の傀儡となったヒラリー・クリントンやキリスト教原理主義に染まった今じゃ名前すら出てこない阿呆に気が弱そうな爺ちゃんやらロクでもない候補ばかりとなった2016年大統領選挙。勝利者となったのは消極的な判断で選ばれたあの中で一番マシな(笑)存在。企業経営者で不動産王として有名、テレビで痛快な悪口を吐くドナルド・トランプ氏でした。






2017.8/24脱稿

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