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神様のミス

俺、17歳の暁龍牙は今チャリをこいでいる

新学期早々遅刻しそうになっている

「やっべぇー遅刻する!」

信号を渡ろうとすると信号は青から赤にいきなり変わる

(は!?いきなり変わるとか!!)

龍牙はブレーキを握るも時すでに遅し

隣からトラックが突っ込んできた

ドンッ!

鈍い音がし龍牙の体が宙を舞う

ドテッ!

地面に激突し意識を失った











「おー………てくだ…だい……ぶ?」

(ん?声が聞こえた。てかここどこだ?確か俺は…そうだ!高校に急いでチャリをこいでたらトラックに……)

「おーいおきてくださーい大丈夫?」

「ん?」

俺は声のする方向に目を向ける

そこにいたのは推定10歳くらいの女の子がいる。髪は金色。顔は10中10が可愛いというぐらいのハイスペックな仕上がり

服はよくわからないフワフワしてそうな白い服をきている

(可愛いなぁ)

「そ、そんないきなり言われたら照れちゃいますよぉ〜/////」

「え?」

(え?俺今声に出てた!?恥ずかし!」

「いいえ、声に出してませんよ?」

「はい?じゃあなんでわかるんだ?」

そう言うと少女は胸を張って言った

「私!神ですから!」

「へぇーそうなんだ」

「え!?反応薄いですね!?」

「いや、だって俺トラックにはねられて死んだから目の前の君が神ってことも信じれるよ

「正確に言うと龍牙さんは生きてますよ?

一回しにましたけど…」

「え!?俺生き返ったの!?こわっ!」

「そのー龍牙さん……ごめんなさい!!」

いきなり少女は土下座を龍牙にした

「え!?どうしたの!?」

「実は………………」

まぁ長かったから要約すると

少女のミスで龍牙はしんだ

しかし少女の力で蘇らして別の世界で生きて行くことを提案した

俺はそれに乗った

「別の世界は魔法と剣の世界です

これは決められているのですみません。

でも!能力は決めれます!」

「能力?」

「あ、じゃあ能力の説明をしますね。

能力っていうのは簡単に言うと魔法です。

向こうの世界では魔法は日常的に使用されていますが能力は少し違いますね

ごく稀のレアなケースで威力も少し上です」

「へぇーじゃあ言っていいかな?」

「はい!どんとこいです!」

「じゃあ!魔力無限、身体能力限界突破、創造魔法、錬金術、姿はこのままで!」

「はい、はいはい、はい!OKです!元の身体能力を全開にしておきました。

きっと龍牙さんが本気で走ったら戦闘機ぐらいのスピードが出ますね。力はですね、地面を思いっきり殴ったら龍牙さんの周り半径50mくらいクレーターができますね」

「え!?そんなに強いの?」

「はい、まぁこれだけの力があれば間違いなく異世界最強ですね」

「そ、そうですか…」

「じゃあそろそろ行きますか。あと私の名前はゼウス・ルディです!でわ!」

そう言うと龍牙の下にポカ!っと穴が出来上がった

「え?ちょ!おわぉぁぉぁぁぁあああ!!」

これから龍牙の異世界生活がはじまる

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