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第一次接触記録報告書
1859年4月16日
第一次接触記録報告書
著者:天内 信
対象コード:G-01
7年前、宇宙開発が始まった。
その過程において、宇宙空間の映像記録および地球帰還機能を有する無人探査機「Odin」が開発された。
Odinは地球から約40万km離れた宙域において、未知の地球外生命体と接触した。
当該生命体は、後に「神」と呼称されることとなる。
観測記録によれば、対象はOdinに対し強い関心を示していた。
その後、Odinを追跡する形で地球圏へ飛来したことが確認されている。
対象の身体構造は、地球上のイルカ類に類似していた。
ただし、四肢に相当する器官を有しており、指状構造は確認されていない。
ヒレ状器官を変形・運用することで、手指に近い機能を代替していた可能性が指摘されている。
初期接触時点では言語的意思疎通は不可能であった。
また、対象の発声音には人類には再現困難な周波数帯が含まれていた。
しかし交流開始後、対象は急速に人類の言語体系を学習した。
接触から約■■■後には、初等教育水準の会話能力を獲得していたことが記録されている。
対象は人類との会話を継続した後、「仲間を呼ぶ」と発言した。
その後、対象は地球圏外へ離脱した。
対象と接触した職員6名に、著しい宗教的陶酔反応が確認された。
当該職員は現在【情報検閲済み】。




