入院までの経緯
さて、ここ最近執筆活動からだいぶ遠ざかっていました。
原因は糖尿病が原因の慢性腎不全の進行による尿毒症で頭がうまく働かなかったからですね。
尿毒症が進行すると腎臓で老廃物がろ過できず、逆に一部の必要なミネラルがダダ漏れになったり、ホルモンのコントロールが聞かなくなったりため、常に過労状態となり、就労や食事、入浴などの必要最低限のこと以外は睡眠がしめてしまい、ほぼできない感じになります。
腎不全の進行度合いは血液検査でクレアチニンクリアランスと尿素窒素量という数値を算出しておおよその状態をEGFR(推算糸球体濾過量)という数値で出して決めます。
で、糸球体とは、腎臓の中にあり、血液をろ過する機能を持つ毛細血管の塊のことです。
なんで糖尿病で腎臓の機能が低下するかといえば、高血糖の状態が長く続くと、血管の内側に糖が蓄積し、血管が厚く、硬くなり、赤血球は毛細血管の太さより大きいので毛細血管が壊れて詰まってしまうからですね。
クレアチニンというのは、筋肉の老廃物で、腎臓から尿として排出され、汗や便からは排出されないため腎臓の機能がどれくらいのこってるかの指標になるのです。
クレアチニンは男性なら1.2、女性なら1を超えると注意が必要。
ちなみに入院が決まった今月8月7日の私のクレアチニンは10を超えていたので、入院して透析開始する前は一日22時間くらい寝てました。
糖尿病はそれ自体は大きな自覚症状はないので軽く見がちですが、進行すると本当やばいです。