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170.皆が遊んでる間に確認確認3

 さて、後残ってるのはアイテムだ。

 これがまた面倒そうなんだよなぁ。

 とりあえずユウキさんとサユキさんの私物は部屋に送り届けたからまだ少ないはずだけど、山の夜間行軍でいろいろ手に入れてるしなぁ。とりあえず前回アイテムボックス整理した以外のアイテムを見てみるか。ありゃ? 抽出には仕分けしてないのも入っちゃうのか。


 メレオン星人宇宙船搭乗許可書

 ノーデンシス星人宇宙船搭乗許可証

 尻小玉

 遊園地チケットパーティー用

 ユニコーンの杖

 ネアンデール戦闘員服(頭)

 嘆きの皮仮面

 呪いの塊

 蝙蝠さんバッヂ

 怪人因子:ネアンデール戦闘員

 怪人因子:蝙蝠

 覚のお詫び品

 怪人因子:覚

 霊子の塊

 霊子

 兎肉

 兎の毛皮

 怪人因子:兎

 鹿肉

 鹿の角

 鹿の毛皮

 怪人因子:鹿

 熊肉

 熊手

 熊の毛皮

 熊耳カチューシャ

 怪人因子:熊

 児摂匣

 毛羽毛現の毛

 怪人因子:毛羽毛現

 カードゲーム用カード:怒れる蛇神

 カードゲーム用カード:ようこそサキュバス村

 カードゲーム用カード:見越し入道

 囚われの妖精

 サユキさんの使用済みオムツ


 新しいアイテムはこんなところか。

 まぁ前々からの分もあるけど、アイテムボックスにいれて仕分けてない分がそれなりにあるなぁ。

 貴重品も一緒に出てきてるのは仕様らしい。面倒だけどとりあえず仕分けしないとだよな。


 えぇと、ユニコーンの杖は戦闘アイテムに放り込んでおこう。

 いや、どうせ水着も増えるんだろうし、装備枠として一纏めにしてこっちに入れとくか。

 熊耳カチューシャもこっちでいいかな。ネアンデールの戦闘員服も頭だけだけどここに入れておこう。

 あとは……あ、これも装備品か、サユキさんの使用済みオムツ……ってなんでこんなもん残ってんの!?

 そ、そうか、私物じゃなくてゴミになってるからサユキさんの部屋に置かれずアイテムボックスに残ったのか!? な、なんという爆弾を!?

 こ、これはなんとか誰にもバレない場所で処理せねば。コトリバコよりも危険な物体じゃねーか。と、とりあえず封印指定枠作ってそこに放り込もう。

 後で確実に処分せねば。社会的に、終わるッ!?


「あら、何してるの旦那様?」


「ひぃっ!? ってコトリさんか。さすがに今のは心臓飛び出るかってほど驚いたよ」


 み、見られてないよな。既にアイテムボックスに放り込んだ後だから目の前にある仕分け前アイテム欄には名前ないよな。よし、多分、多分大丈夫なはず。


「これは?」


「ああ、今回手に入れたアイテムを仕分けしとこうと思ってね。皆カードゲームに夢中だし」


「定期的な整理は感心だわ。さすが私の旦那様ね」


「そ、そうかな? あ、あは、あはは」


「これ、私の本体ね。まだ私の部屋に置いてくださってなかったのね。まさか、ずっと一緒に居たいという無言の愛!? や、やだ旦那様ったら、そ、そんなに私の事……」


 勝手に勘違いして好感度が上がって行くコトリさん。ちょっと心配になるレベルで爆上がりしてるんですが。


「まぁ後で置いておくよ。でも、これって名前違う気がするんだけど?」


「ふふ、コトリバコの呼び名は幾つもあるのよ旦那様。ふふふふふふ」


 眼の奥に深淵覗かせるのやめてくださる? ちょっと恐怖感じます。


「一応念を押すけど、部屋に置いたからって呪いが発動したりしないよね?」


「私の全てを掛けて誓いますわ。旦那様が裏切らない限り、私は裏切りません」


 その裏切るの範囲が分からないのが一番怖いんだよなぁ。


「あら? 旦那様、これはなんです?」


 と、仕分け用アイテムの一つを指差すコトリさん。

 テーブルに広げられたダイアログボックスに白字で表示されているのは、呪いの塊。


「ああ、レギオン倒した時のドロップ品だね。呪物だし扱いに困っててどうしようかなって」


「まぁ、丁度いいですわ。是非、この呪物くださいまし」


「え? こんなもん欲しいの? 良いけど取り出したら呪いが溢れだすんだけど?」


「コレを指で選んで、指はそのまま児摂匣にフリック選択。はい、これで呪いの塊が児摂匣の中に取り込まれました。んん。ふぅ。良い呪物でした」


 食事かな? 嘆きの仮面もあるけど、あ、これはいらないの?

 じゃあ封印指定の方に放り込んでおこう。


「これで私もニホウです」


 うん?


「折角ですし、見学しても?」


「面白みは無いけど、それでよければ、いいよ」


 怪人因子は纏めておいてスレイさんに聞いてみよう。

 あと肉関連は食糧に毛皮系は換金品に入れとくか。

 カードゲーム用のカードも新規で仕分け枠作って放り込んでっと。


 ふと気付けば、すぐ隣に寄り添うようにそっと佇むコトリさんの姿。

 ホント、なんか彼女とか妻みたいな距離感だなぁ。

 ちょっとドキドキしてしまう。


「さて、とりあえず残ったアイテムは仕分けしづらいモノだからこのくらいかな?」


「折角ですし各アイテムを鑑定して仕分け場所を考えてみては?」


「そういえば貴重品枠作って無かったな。貴重品としてアイテムボックスには放り込んでたけど。ああ、もしかしてそのせいでまた出て来たのか? 許可証とかチケットは貴重品として区分けして入れとこうか」


 これで残ったアイテムは四つだな。

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― 新着の感想 ―
ニホウかぁまだ大丈夫だね
妖怪の因子でも怪人作れるんだ...
[一言] 呪殺と人形の使役しか出来ない恐怖の一人呪殺人形軍団「破壊と殺戮の呪殺人形メリーさん」の出番はまだですか?
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