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Slave Of The One-Eyes  作者: 軍団長マッスル
第二章 精神異常の関係者
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分かり合えない異常者

「凛・ライナーズ。君はとても重大な失態を犯したことを、理解しているだろう。それに対する覚悟もしている」

「理解はしてますけども…、覚悟はしてないですよ」

「実践投入を延期していた『神の火』の無断使用。使用時の偽装音声。証拠や部隊ごと焼き払った、殺人と隠蔽」


何か意外に少ない気もしなくもない。仲間ごと焼き払ったのに、そこに対しての追及が軽過ぎじゃありゃせんか。


「全責任を取り、軟禁8ヶ月に処す」

「軟禁って、それじゃ直ぐに逃げますよ!」

「そうですよ!処刑した方が世の為です!」


酷ぇ事言いやがるなコイツら…。どんだけ血に飢えてんだよ疫病神共。


「ヒューマノイドの殲滅方法の開拓。JOKERの撃退。この2つを考慮した結果だ」

「…ちょっと待って下さい?俺がやったのは、それで打ち消せるレベルの事なんですか?」


やはり、部下たちも同じ事を思っていたらしい。俺の言葉の後、一斉に総司令達の方を向く。相変わらず無表情で、それでいて圧が強い。


「私達が決定した事だ。異論は無いな?」


あったとしても、言う事は無理だな。言えばその場で処刑対象。これが、権力ってやつか…。


「以上、解散」

第二章 精神異常の関係者

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