出力機能
途中で力尽きることなくどうにかまた一つ、話を完結させることができました。
一度でもお立ち寄りいただいた全ての皆さまに感謝いたします。
書き終えた今思うこと。
もっともっともっと、伝える力が欲しいです。
私の頭の中にはまるで映画のように鮮やかに、輝いて、息づいている世界があるのに。
それをそのまま伝えることが出来ればきっと、もっと、ずっと素敵な話になるはずなのに。
言葉にするのは楽しいけれども、同時にとても難しい。
心の底からそう思います。
ごめんね、私の頭の中の君たち。
君たちの本当の魅力は、誰より私が知っています。
ただひたすらに、私という出力機能が上手く働かないだけなのです。
そのうち、頭の中が全部明らかになるような便利な道具が発明されないものでしょうか。
…………。
いや、やっぱりそんな道具は無くていいです。
悪いこともずるいこともたくさん考えてるので、ばれると困りますし。
何より、書く必要がなくなることに自分が耐えられないはずだから。
足掻いて苦しんで、そして楽しんで、これからも書いていくんだと思います、きっと。
そしてまたいつか話を載せることが出来たら。
皆さまにもお立ち寄りいただけると、大変嬉しいです。