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文豪と刀剣と  作者: 諸橋カムイ
【序章 入谷の鬼】
1/8

───空に蒼月(つき)と幾億幾万の星々。その下の山道をすすむ、ふたつの人影。


「おーいっ! 金之助(きんのすけ)、本当にこっちでいいのかい?」


うしろをゆく人物は先行者の背に声を飛ばす。


前をすすむ者───右手で木の枝を杖がわりに握り、左手を胃のあたりをさすりつつ、よろよろとよろめき、揺れながら歩む青年───夏目金之助は、ふーひ、ふーひと空気のもれるような音を混ぜこみつつ、


「……あぁ、まちがいない。こっちの道だよ、のぼさん 」


と、声を返す。


「のぼさん」こと、正岡升(まさおかのぼる)は両手を頭の後ろにまわすと、


「……ったく、腹が弱いのに、がっつきすぎなんだよ 」


長いため息をつく。


ふたりは浅草から下宿のある湯島に帰るところ。先刻(さっき)まで浅草寺門前町の牛鍋屋「いろは」にいた。


ちびちび酒をやりながら、ちょいちょいつまんでいた升とは対照的に、すすめ上手な若女将に言われるままに注文した十人前の肉を金之助はまたたく間にたいらげた。


そして、その十倍もの時間を(かわや)で過ごしたのだった。


明日も学校───帝国大学で授業がある。 ちょっと一杯のつもりで飲んだのに、いまやすっかり深夜である。


ここは近道を、とばかりに山道を進んですでに一時間以上はたっていたが、寮のある湯島の家々の光が見えない……いや、むしろ草木欝蒼(うつそう)としてその暗さを増している。


───道がふたまたに分かれていた。


金之助は手にした棒を地面に立て、離す。


……パタン、と棒はゆっくり右に倒れる。


「よし! 右だ、のぼさん!」


金之助は力強く右の道をさした。


「おい、迷ってるだろ!絶対、間違いなく迷ってる! 」


両手の平を頬にあてながら、


「やだよー、こんな山奥で野宿なんて!野犬や狼に襲われたらどうするの!」


升は絶叫した。


───と、それに応えるように、


───ワォォォォォォォンッ!


獣の遠吠えがこだまし───さらにその語尾に、


───パリーンッッッ!


異音が重なる。森の中で聞くには相当違和感のある「硝子(ガラス)が割れるような音」が響いた。


耳朶(じだ)をたたかれ金之助と升は顔を見合わせる。


───ヒュン!


続いて空気を切る音が鳴る。


───シュン!


もうひとつ。


「なんだ! 」


おどろく升の前に宙から二本の白光が地へと降ってきた。


……その光は抜き身の刀であった。


「か、(かたな)? 」


地面に深くつき立った太刀と小太刀の白刃が月光を浴びて輝き、唖然とする升の顔を照らす。


「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 」


女性の悲鳴が響いた。金之助と升の頭上高く、からである。


「な、な、なっ! 」


あおぎ見た升に向って、絶叫の尾を引きならがら人影が落下してくる。


「き、金之助っ! 」


つき立つ大小の刀を食い入るよう───それこそ魅入るように、(ほお)けた表情で凝視していた友の名を、するどく呼ぶ。


「……え? あ、お、おぅ! 」


夢から()めたかのように振り返った金之助は合点する。


が、升の視線の先を追うと、


「えっ! 」


目を見開く。


空から人が降ってきた。


ものすごい速さで落下する「それ」の姿容(すがた)を見て、驚愕。


───なんと鎧武者であった。


「ちょ、まっっ! 」


あんな見てからに重そうなのをふたりの腕で受け止めることなどできようか!


「無茶でしょ!無理だって、ムリムリッ───ッツ!」


抗議の声の後半が、


───ザシュッッッッ!


擦過音によってかき消された。


金之助の胸元に痛みが走る。


「い、痛い!」


あまりの激痛に両手を胸に当てて、その場にうずくまる。


「おい、ちょっ!」


升は叫ぶ───が、語尾は重く鈍い衝撃音に潰された。


甲冑を着込んだ人間、しかも高所から落ちてくる鎧武者など、ひとりで抱きとめることなどできるはずもなく、哀れ下敷きになって、


「むぎゅぎゅぎゅ〜 」


苦悶の表情を浮かべたまま気絶した。




「……な、なんか……痛い」


と、目の高さまで持ってきた金之助の両手は濡れていた。


手首からしたたり落ちるそれは血……おのれ自身の鮮血であった。


「……ァァァァァアアア!」


胸を押さえた手がぬめぬめとしたものに触れているのを感じ、


「あわぁぁぁ……」


血に塗れた両手を見て慄然(りつぜん)


あわてておのれの胸元を見る。着物の胸元が横一文字に裂かれていた。


肉が割れ、血がとめどなくあふれ出てくる。刀か何かでスパッと斬られたような状態。


「……な、何なんだよ」


自分がどうして深手を負っているのかまったくわからない。


落ちてくる武者に視線を向けたわずかばかりの間に一体何が起こったのか、理解も想像できなかった。


「キキキキキキッ!」


金属同士をこすり合わせたような、聞くにたえない音がすぐ横であがる。


「……えっ⁉」


首だけ動かし異音があがった方を見て、金之助は目を丸くする。


「ギギギギギギギギギギギギッ!」


───そこに異形の者がいた(・・・・・・・・・・)


背はひざ丈ほど。ギョロリ血走った大きな両目。耳まで裂けた口は牙に飾り立てられその中へ先が入りそうなぐらいぐにゃりと垂れたわし鼻。ひたいには左右角のような突起物。あばら骨が浮かび腹は丸く突き出ている。


「……が、餓鬼(がき)ッ!」


仏像に踏みつけられている小鬼、まさにそれであった。


枯れ枝のような腕の先、干し柿のようなしわだらけの手には小刀が握られていた。その刃が月光を受け鈍く光っている。


「……夢だ。これは夢だ! 夢に違いない! 」


目の前で異形の者───小鬼がピョンピョンと右に左に跳ねている。 書物の中では何度か見かけたし、寺で仁王像あたりを拝んだ時にちらりと目のすみに写ったことのあるもの。


この世のものではない、いてはいけない、あってはならない生き物───だが「それ(・・)」はそこにいた。


「……ははは、まだ酔ってるのかな? 」


───そんなはずはない。


酒を飲んでかなり時間が経っていた。


結局ぜんぶ料亭の(かわや)に戻してきたのだから、酒精(さけ)が作り出す幻影(まぼろし)であるはずはなかった。


───が、金之助はその事実をうっちゃり、


「ははははははっ! 」


高笑いした。これは現実ではないのだ、と。


「ギャギャ」


小鬼の動きが止まる。


おのれが笑い飛ばされたのだと思ったのか、醜悪な顔をさらにゆがませる。


伸ばすにまかせた眉を寄せ、眼光を虚空に跳ねげると、


「グァァァァァァァァァァァァッ!」


喉も割けよと叫んだ。


「ツッ……」


鼓膜を叩く大音声に金之助は両手で耳を塞いだ。


ぬるり───手のひらが血に塗れていることを聴覚と皮膚感覚で思い出す。

 

鼻腔(びこう)に流れこむ血の香りが、心臓の高鳴らせ、胸の傷の痛みを蘇らせる。


「夢じゃない! 」


そう結論に達した、と同時に目を怒らした小鬼が飛びかかってきた。


「う、うわわわわわァァァ!」


尻もちをついたまま、手と足をせわしなく動かし、後ずさる金之助。小鬼の刀は空を切り、それまで彼がいた場所の大地に突き立つ。


「ギャギャッ!」


舌打ちのような奇声をあげ、小鬼はギロリとにらむ。


「……次は、やられる!」


全身の毛穴から、冷たい汗が吹き出る。ごくり───唾を強引に飲み込む。


「……どうする、どうする、どうする、どうする⁉」


口に出してし逡巡(しゅんじゅん)している金之助の耳に、


───キィィィィィィィン!


高鳴る金属音が届く。


「……刀!」


金之助は駆け出す。


「あぁっ!」


───が、数歩も踏み出さないうちに足をもつれさせて転倒。


胸の傷による貧血のせいか、異形の者に追われる恐怖で身体が硬くなったか、足が思うにまかせることができなかった。


「ギャッギャッギャッ!」


小鬼はぶさまな金之助を嘲弄(ちょうろう)するように、かん高い声をあげる。


手にする小刀を左右に振り、刃鳴りを立て、


(ほらほら、逃げろ逃げろ!)


そう、追い立てる。


「……く、くっそぉ」


犬のように四つんばいになって、金之助は草をつかみ、土を蹴り、懸命に前進する。

 

ふた振りの刀を握ったからといって、確実に小鬼を斬れるとは限らない……だが、手にしなければ間違いなく殺される。


乱れに乱れた息のまま、突き立つ刀まであと少し、手を伸ばせば届くところまで来た───その時、


「キッキッキッキッ!」


背中に重みを感じた。耳のすぐ後ろから小鬼の勝ちほこった声がする。


「ちくしょう!」


金之助は激しく舌打ちする。


小鬼が背中に飛び乗ってきた。首すじを切られるか、背中から突き通されるか、間違いなく殺られる。


彼は観念して目を(つむ)る。




「……いたたたたた」


空から降ってきた鎧武者をひとりで抱きかかえ、そのまま倒れて頭を強打。少しのあいだ意識が遠のいていた(のぼる)は、痛む後頭部を押さえながら、起きあがろうとした……が、動けない。


彼の身体の上に、くだんの武者が覆いかぶさっていたのだから。


鎧武者に声をかける。


「もしも〜し」


「……」


返事がない。


二の腕を掴んで、身体を揺すってみる。

気を失っているのか、やはり反応しない。


「よっこらせ!」


身体をひねり、武者を横へとずらす。


頭以外にもあちらこちら強打したらしく、ひどく痛んで升は顔をしかめた。


自由になった上半身を起こすと、武者を見る。


「こりゃまた大時代的な」


うつ伏せになったまま、いまだぴくりともしない武者。


その身をつつむ甲冑は江戸時代や戦国時代のそれではなく、升も書物の中でしか見たことのない、はるか昔、源平合戦の時のもののようであった。


「ちょっと、大丈夫?」


やはりは返事はない。升は武者を仰向けにしてみた。


「おりょ!」


声をあげて驚いた。


「くわがた虫」を思わせる飾りのついた兜の下は、髭もじゃのむさい(おとこ)とばかり思っていたのだが、そこにあったのは見目麗(みめうるわ)しい若者───いや、少女の顔であった。


「……」


(つむ)った眼のまつげは長く、すうっと整った鼻梁(はな)、肌きめ細かく、苦しげにややゆがめた紅唇(くちびる)も形良く瑞々(みずみず)しい。


月光の下、さらに目を開けておらず、声も発していないのに、すでに息を呑むほどの(うるわ)しさ。


───美少女。


そう言っても過言ではない容貌(かお)であった。


「……触っても、いいよな」


声をかけても揺すっても起きないのだ。これはもう、頬にふれるか、それでもだめなら叩いてみるしかない───だがしかし、升は自分がひどく卑猥(ひわい)でいかがわし行為におよぼうとしているように思えた。


誰に問うとはなく、ひとりごちる。


「……別に接吻(せっぷん)して起こそうってわけではあるまいし」


たしか西洋の話にそんなのがあったよな、と、薄らぼんやり頭に浮かべては、独語は続く。


おのれの高鳴る心音に、微苦笑しながらも少女の頬へと手を伸ばした───その時。


「ギャギャギャギャッ!」


人の声とも獣の鳴き声ともとれぬ音が耳に飛び込んできた。


「う、うわっ!」


驚いて手を引く。


それまで早鐘のようだった心臓に、ぶっとい「しゅもく」を力まかせに一発叩き込まれたようで息がつまった。


そして、異声のした方を見て、今度は声をつまらせる。


「……なんだ、あれ⁉」


毛の無い猿のような、裸の赤ん坊のような、だがそのどちらともほど遠い異形のものが、手に刃物らしきものを握り、四つん()いになった金之助の背に飛び乗っていた。


「ちくしょう!」


友は叫んでいた。


升は咄嗟(とっさ)に地面に転がる石をつかんで立ち上がる。


親指と人さし指、中指で石を握り、胸元に引き寄せ、左足をあげて、右足を軸に身体をひねり───そして、姿勢をもどす際に生じる遠心力をのせて、石を放った。




「殺られる!」


金之助は次の瞬間に来るであろう「死の衝撃」に身を硬くする。


───バコッ!


肉を打つ鈍い音がした。


次の瞬間、


「ピギャャャャ!」


小鬼の悲鳴があがる。


背中が軽くなった金之助は身を起こす。


足元で小鬼が後頭部を押さえてうめきながら、右に左にゴロゴロと転がっていた。しわだらけの醜悪な顔をさらにくしゃくしゃにしている。


苦悶の表情だと金之助は見てとる。


「……何があったんだ?」


と、振り返ると、


「われながら『ないすぴっちんぐ』だ」


(のぼる)が、右腕を曲げ、力こぶを出すポーズをとっていた。


彼の放った石が弾丸となって、あやまたず小鬼の後頭部を撃ったのだ。


死の恐怖から解放してくれたのが升と理解した金之助は、


「のぼさん、『さんくすゆー』だ」


友に英語で返す。


「早く刀を!」


升は、声を飛ばす。


小鬼が立ち上がったのだ。全身から憎悪の気をたぎらせ、手にする刀で何度も目の前の空をなぐ。


いまにも眼球が飛びだしそうな両目をさらに見ひらき、耳まで裂けている口から歯列をむき出し、憤怒(ふんど)の声を吐き出す。


「ギャギャギャギャァァァァァ!」


「やっばっ!」


弾かれるように走り出す金之助。大地に突き立つふた振りの刀を目指し、全力で駆ける。


「ウギギギギッ!」


息をするのを忘れ、全速力の金之助───その背に向け、小鬼が跳躍した。


「ギェェェーー!」


枯れ枝のような脚のどこにそんな力があるのか、恐ろしほどの瞬発力を発揮し、刀を逆手にした小鬼が上空から迫る。


白刃が背に突き立つ───まさにその一瞬前、ふた振りの刀の柄を握り、引き抜き、金之助は横っ飛びする。


「……ツ!」


迫り来る刃から逃れたものの、背中から激しく地面に落ちて息をつまらせた。


言葉にならない声だけがもれる。


「ムギギギギギッ!」


金之助の身体ではなく、空を斬った小鬼の刀が、勢いあまって大地をうがつ。


柄までめり込むほどの力───もし、金之助の背を突いていたのであれば、間違いなく心臓をたやすく刺し貫いていたに違いない。


「ギッギッギッギッギー!」


いまいましげに小鬼は地面から刀を抜く。さらに猛々しさを増した怒りの炎を全身から噴出しさせ、金之助に飛びかからんとひざを曲げる。


「立て、はやく!」


升が叫ぶ。その悲痛を帯びた声に耳朶(じだ)を叩かれ、金之助は立ち上がる───が、立ち上っただけ、であった。


手にした二刀を構えない。


だらりと腕を伸ばし、切っ先を地に向けている。うつむき、半眼になっていた。


「……かなりの年代もの」


ぼそりと言う。


明治の世になってすでに二十年。刀剣など必要とされない時代であり、金之助も子供の頃に触ったことが多少あったきりである。


そんな彼ですら手にしてすぐにわかるほど、柄の組み紐が変色して、くたりとした感触だった───だが、()になじむ。


指が吸いつく。そして、溶け出して己と刀身が一体化していくような、高揚感、浮遊感……


「金之助、お、おい!しっかりしろ!」


(のぼる)切迫(せっぱく)をとおり越し、もはや絶叫と言うべき声を聞き、金之介ははっとして目を見開く。


「ギャャャャャャャ!」


勝ちほこった奇声をあげ、小鬼は金之助の顔めがけて刀を逆手(さかて)に突っ込んで来た。


「ふんぬっ!」


両足をふんばり、上半身を極限まで反って、小鬼の刺突をすんでのところでかわした。升たちとの毎日の野球で鍛えた背筋力のなせる技である。


「やったぁ!」


死の風をやり過ごした喜びも束の間、


「ギャギャーッ!」


すかされた小鬼は、大地に落ちるのと跳ねるのを同時にやってのけ、再び金之助を襲う。


「なにくそっ!」


逆えび反りにした上半身を素早く戻し、足首をひねって小鬼にあい対し、大小の刀を交差して防ぐ。


───キィーン!


金属と金属がぶつかり、響音(きょうおん)が夜気を裂き、火花が()ぜる。


「ギャギャギャギャギャギャ!」


弾かれた小鬼は、器用な身さばきてで宙で一回転。地に降り立つや、間髪入れず今度は突進して金之助のすねを狙い、()ぐ。


「うわわわっ!」


右手に持った刀を力いっぱい振るい、防ぐ。その力に押され、小鬼は後へ数歩よろめき、さがる。


「ギギッ⁉︎」


明らかな狼狽の色でその醜怪な顔を歪ませた小鬼であったが、今度は飛び上がって金之助の顔にせまる。


───が、金之助は無言で左手に握る小さい方の刀───脇差(わきざし)で払う。


「ギャヒィィィン!」


小鬼は刀を手からはじかれ、ぶざまに地面に頭から落ちた。


「……な、なんなんだ!」


柄を握る両手を引き寄せ見て、金之助はつぶやく。


命が危険にさらされているとはいえ、自分が刀剣をこのようにたくみに扱えることに驚いていた。


子どものころ、棒きれを持って斬り合う遊びぐらいが関の山で、真剣を振ったことも、まして刃を合わせたこともなかった。


たが、いま二本の刀を、(おの)が手のごとく、器用に使いこなしている。


「……重さを感じない」


正確には感じなくなっていた。


柄を握り、土から引き抜いた時こそ「ずしり」と鉄の重みを感じたが、振れば振るほどに、それは筆や箸のような軽さになって、いまや羽毛もかくや、であった。


「ギェェェェ!」


思案の沼に沈んで動きが止まった金之助。「スキあり!」と、夜気を引き裂く金切声とともに、小鬼は大上段にかまえ、向ってきた。


───銀光一線。


神技的速度で金之助の右手の刀が動き───いや流れ、小鬼の刀をはじき飛ばした。


───トスッ!


乾いた音をたて、近くの木の幹に突き立つ。

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