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1:お見合いババァを頼まれた

小説家になろうでの新作です。普段は他サイトで生息していますが、この作品は目指せ週1更新です。(せめて半月に1回くらいは更新したい)よろしくお願いします。

あ。


そういえば、そう、だった。


ーー結婚したいか? 父にそう尋ねられ、私は思い出した。





私、転生したんだっけ……。






***

『あなたを転生させたいのです』


意識を失う前の光景は、青信号の横断歩道を歩いているところに、居眠り運転で突っ込まれた車……というもの。そこで記憶が途切れたという事は、デッドエンドですか〜。


で。


なんだかよく分からないけど、暗い場所に丸い光が浮いていて、どうやら先程の声は、この光から聞こえたもの、らしい。死後の世界って、あれじゃないの? 鬼だかエンマ様だかがいるとか、お花畑だとか。なんかそういうの。


まぁ死んだ事が無い人が言うんだから、これが死後の世界って言われれば納得するしかないんだけどさぁ。


周りが暗くて丸い光が浮いているだけって、死後の世界はシンプルだ。


『あの、聞いてます?』


光からまた声が聞こえてきた。


「耳には入りましたが、理解はしていません」


自分でも意外と冷静に応えられた。だって、なんだかめんどくさそうなので。

魔法使いも騎士も出て来る予定ですが、バトル系にはなりません。主役、ただのお見合いババァなので……。

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