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なんで俺が狐になるんだよ!  作者: 魔女っ子アルト姫
序章 <生まれと進化の最中>
7/22

方針~スキル習得~

 ―――火遁、放射の術!!


 ゴォォウ!!


 うむ矢張り炎があると落ち着くな、威嚇にもなるからマジ便利。

 流石人類の知恵を与えた自然からの贈り物、火!!

 やっぱり肉は焼くに限るよねー。

 焼肉最高で御座る。因みにメニューはリザードの肉。


 『スキルアップ。火魔法LV4が火魔法LV5にレベルアップしました』


 おおマジで?それでさっきの炎が今まで以上に勢いが良かったのか。

 それにしても十二分に戦闘で役に立つレベルにまでなってきたなぁ。

 【火魔法】も戦いで使ってるけどかなり役立ってる。


 まず今まで俺は口から火を吐くと言う所謂ブレスのような物だった。

 だがよく考えて見れば魔法なのだ、それなのに近距離用は勿体無い。

 そこで思いついたのは火球!これである。

 身体の周囲に火球を作り出しそのまま相手に向かって飛ばす

 どこぞの龍の探索なRPGみたいの魔法のように使っている。


 お蔭で中距離から相手を一方的に焼く事が出来るようになった。

 レベルの関係で遠距離で威力を維持出来ず、中距離運用しか出来ない。

 だがそれでも近距離一本に比べれば大分違う!これは進歩なのだ!

 あっそうだ進歩関連でレベルも上がっている。【鑑定】さん。



 レッサーグレイフォックス

 LV8

 HP57 MP44

 

 攻撃:41   防御:32

 魔法:463  魔防:99

 速度:78

 

 【魔力放出LV5】【瞬間硬化LV6 尾】【鑑定】【魔力操作LV5】【魔力生成LV5】【火魔法LV5】【魔法射撃LV1】【妖術EX】


 こうして見ると着実に強くなっているのが解って良いな。

 っつうか魔法がかなり伸びてるな……【火魔法】で相手倒してるからか?

 俺ってパワーに少し偏ってるバランス型が一番好き何だが……。

 尻尾で相手を倒して行った方が良いかもしれんな。


 【火魔法】で相手に近づく事無く倒すのは当然安全で楽だ。

 ついでに火球ばっか使ってたら会得した【魔法射撃】スキル。

 こいつもあるから火球偏重でも悪くは無いと思う。


 『魔法射撃:魔法による射撃に関わるスキル。LVが高いほど威力、命中率、連射速度などにプラス補正が掛かる』


 正直こいつの会得はマジで助かった、だって当たらねぇんだもん火球。

 いやぁあそこまで当たらないとかマジビビったわ……。

 火球を一発撃つ辺り最弱の威力で1、最高火力で10。

 今だと最高44発、最低4発しか出来なかった。

 まあ最初は最低火力だったよ。【魔力生成】のお蔭で回復はするけど

 当たらなすぎて焦ってバンバン撃ってたMPが枯渇してたし。

 でもこのスキルのお蔭で当たるようになったんだよ!!

 うん、5発中1発は当たるようになった!!


 ………威張れねぇ……。

 補助スキルあってこれってどんだけ俺は下手なんだよ……。

 でもこんな状況だし、魔法が効かない相手とかの為に攻撃も上げたいし

 だが逆に防御がメチャ高い相手には元々高い魔法を活かすのがベストだ。

 うーん……あっそうだ!スキルといえばポイント!!!忘れたよ俺!!


 『現在の保有スキルポイントは584』


 おお、【鑑定】を取ってから手を付けて無かったから溜まってるなぁ。

 以前俺はこれでお世話になっている【鑑定】さんを取った訳だ。

 さてと、スキルはアップする物。それも恐らくレベル上げのように経験値がいる。

 即ちレベルも上がる時にスキルも上がるのは同時にスキル経験を得ている。

 恐らく保有スキルポイントは自分でスキルを取ったり振り分けられる物で

 勝手にスキルアップするのは使っている間に熟練度的な物が増えていく。

 つまり保有スキルポイントは自分でスキルに振り分けられる努力値ってことか。


 うむ俺個人としてはこういう事だと思う、うん。俺の頭でこういう風に理解した。

 では次だ、此処からが重要だから慎重に行かなくては。

 俺の理想としてはこの600近くあるポイントを使ってのスキルの強化と取得。

 多分だがこのポイントは既にあるスキルにも振る事が出来てレベルを上げられる筈。

 これを使って【魔法射撃】を強化し火球の性能を向上と命中率を上げる。

 そして、出来る事ならば残ったポイントで攻撃の補正スキルを取る、これしかない。

 今考えられる中でかなり良い手、否最善の手だと思う。

 と言う訳で……スキルを【魔法射撃】に振りたい!!


 『魔法射撃LV1を魔法射撃LV2へアップさせるには250消費しますが宜しいですか』

 

 出来るのか!?やった思惑が当たったぜ!!勿論しますしますお願いします!


 『スキルアップの為、250を消費しました。残り保有ポイントは334です。

  スキルアップ。魔法射撃LV1が魔法射撃LV2にレベルアップしました』


 イェ~イやったぜLV2になったお!!そして残りのポイントは334……。

 334、33-4……なんでや今関係無いやろ!!すまんやってみたかったんだ。

 だってこの数値だったからつい……というかマジで関係ねえし。

 これで火球の性能上昇と俺の射撃の下手さを補強出来たって訳だ。

 ……練習しようかな、後で。


 んで次だ次。魔法面は終わったから今度は物理だ。

 攻撃が上がればハードウィップの威力向上にも繋がるから重要だ。

 さてと……お久しぶりのスキル獲得画面カモン!!


 『現在の保有スキルポイントは334』


 ……えっそれだけ?以前は【鑑定】を取る為にはとか色々あったのに!?

 え~……もしかしてスキルの名前を言い当てられたからか?

 それが自動検索的な物にヒットして同時に会得するか、手に入れました

 って事になったって事かな。じゃあまずはスキル検索か。え~っとどうやれば……。

 こ、困ったときの【鑑定】さんだ!スキルをやってくれ!!


 『スキル:特殊能力技能の総称』


 ……そっちかよぉおおおおおお!!!!???

 今取れるスキル一覧とかねえの!?

 

 『スキル一覧:全てのスキルを閲覧する事が出来る、ここからスキルの取得をする事も可能』


 ……おおっ光が、蜘蛛の糸が伸びてきやがったぜ!!【鑑定】さん有難う!

 あれはお茶目なボケだったんだね!!一瞬殺意沸いたけど感謝するよ!!

 それじゃあ……えーとモニター出力してスキル欄を開く。

 

 【魔力放出LV5】【瞬間硬化LV6 尾】【鑑定】【魔力操作LV5】【魔力生成LV5】【火魔法LV5】【魔法射撃LV1】【妖術EX】


 おめえらじゃねえんだよ俺が望んでいるのは!!!

 こほん……これが今の取得スキルで、こっからスキル一覧……これか!!

 うぉおおおすげえ一杯ある!?え、なんかスクロールバー的な物が凄い小さい。

 一体スキルってどんだけあるんだよ……。

 あっスキル別ってのがあった。

 おっあった補助スキル、此処から行こう。流石に一気に減ったなぁ

 さてと白いのは多分取得可能で黒いのは無理なんだろうな。感だけど。

 ……あっこれじゃねえか!?【強力(ごうりき)】白いし多分いけるだろ!!


 『【強力LV1】のスキル獲得には200を消費しますが宜しいですか』


 YESに決まってるじゃねえか!!


 『【強力LV1】を獲得しました、保有ポイントは114です』

 『強力:攻撃にプラス補正をかけるスキル。レベル×10の数値を攻撃に加える』


 おっしゃこれで目的を達成出来た!

 これで近接、射撃の二つを強化出来たぞ!

 わぁっははははは!!!

 いやぁ作戦が見事に成立するとなんで此処まで嬉しくなっちまうんでしょうかねぇ!!

 これで戦力アップだ!!

 残りは取っておいて貯めておくに限るな、何れ速度の補正とかも取りたいし。

 よし、これからも頑張って生きていくぞぉ~!!

 取り合えず……焼いておいた蜥蜴食うか。

 それでは命に感謝して、いただきます。

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