Prologue1 День, когда низверглась луна
この物語を思いついたきっかけは、ある作品の二次創作にてオリキャラを出したこと。
そのオリキャラの過去とかの設定を考えていくうちに、いつの間にか物語に発展した。
夢はデカく持てって言うし、アニメ化するような作品を世に出せたらいいなぁ、なんて。
まあ、まずはみんなに読んでもらうところからだよね。
千里の道も一歩から!
まずは一歩目!
「あの青い星は、何と言うのでしょうか?」
「あの星は、ジムリャーという。……穢れた星だ。」
かつて、マカリアと呼ばれた少女がいた。
彼女は月の姫君であり、生まれながらにして神でもあった。
光を反射し輝く鏡面のような銀髪を腰ほどの長さまで伸ばした彼女は、新月のような黒き瞳をもっていた。
「何故、あの星は穢れているのでしょう?」
「かつては、綺麗だった。……だが、ジムリャーに生まれた人類は、あの星の生態系を滅ぼす程に環境を汚染していった。……もう何回、それによって文明と、生命が滅んだか。数え切れぬ程だ。故に、あの星は穢れているのだ。」
月姫は、好奇心旺盛だった。
本来、月に生まれた者は消極的で、儚く、吹けば散ってしまうような性格をしていることが多い。
そんな中で生まれた月姫は、確かに異端かもしれない。だが、それもきっと神ならではなのだ、と月の民達は盲信した。
神と、我々凡愚が、同じな訳がないのだと。
だからこそ、好奇心のままに質問を投げかける彼女に、民達は答えを与えたし、その度に月姫も知識を蓄えていった。
そして、彼女が成人の儀を終えた時。
崩壊の日が訪れた。
「穢れた野蛮人め……!我等の姫は渡さぬぞ!」
「はっ!なーに言ってんだぁ?渡す渡さねぇじゃねえよ。……渡すしかねぇ、なんだよ。」
「お止めなさい!!その様な残酷な事……!」
「残酷……?いえ、これは私達の悲願のためなので。……壊滅を、受け入れてください。」
「せめて、せめて子供達だけは……!」
「そんな慈悲がくだるとでも?おまえらの頭はお花畑か?ここは今日から俺達地球人の領土になるんだよ!」
「なぜ、このようなことに……?」
月姫は嘆く。
皆がどれ程穢れていると言ったところで、信じていなかった。
あの青い星は、綺麗に見えたから。サプフィールの海をもち、イズムルートの森をもつ、宝石の星。そう思っていた。
それなのに。
ジムリャーからやってきた彼等は、自らを『地球人』と呼び、月への侵略を開始した。
民達は彼らを『ザフヴァートチク』と呼び、その侵略に抗った。
けれど。
多勢に無勢。
ジムリャーの軍勢はあまりに多過ぎた。
「銀髪黒目……見つけたぞ!!月神だ!」
「っ!!」
遂に見つかってしまった月姫。
彼女の事を逃がそうと、共に逃げていた両親がその手を離す。
「ここは我等に任せて行くのだ。」
「で、ですが……!!」
「かの愚鈍な野蛮人に負ける程、妾達は弱くなどない故。」
「……しかし。御父様、御母様……!」
「……スメルト、ジュネーツァ。……マカリアを、頼んだ。」
「「はい、頼まれました。月王陛下、月妃殿下。」」
父と母は二人の従者に自らの娘を託し、壁となる。
「さあ、行きましょう。月姫様。」
スメルトと呼ばれた、月姫と年の頃が同じ位に見える少女がそう言って彼女の手を引き走り出す。
ジュネーツァと呼ばれた、月姫よりも一回り程小さな少女が殿を務め共に走る。
銀砂の上を、彼女達はただ走った。
生きる為に。
逃がす為に。
まもる為に。
しかし、逃げ切ることなど到底出来ず。
「スメルト!!」
「どうか……、お逃げ下さい、月姫様……!遠くへ……!……ジュネ、任せましたよ……。」
「……。任された。行こう、姫様。……僕が、君を守る。」
一人、死んだ。
「姫様……、僕の事は気にせず、ただ、前へ走って……!彼等の手の届かぬ場所へ……!」
また、死んだ。
「どうして……?」
何故、こんな目に遭わねばならないのか。
自分達が何をしているのか、彼等には分からないのだろうか?
否、分かってはいるのだろう。……分かっていて、それで尚この行動に出ているのだ。
どの位の時間が経ったのか。
いつの間にか、辺りは静かになっていた。
銀砂の上に転がっているのは、月と大地の亡骸達。
綺麗な街並みも。
優しい民達も。
温かな日常も。
全部、全部消え失せてしまった。
一人に、なってしまった。
「どうして、こんな目に遭わなきゃいけなかったのですか……。わたくし達は、ただ……。平和に暮らしていたかっただけなのに……。」
誰にともなくそう独りごちたとき。
「仕方ないことじゃ。……この世は諸行無常、盛者必衰の理の元で動いておる。……おぬしのような未熟者には理解できぬかもしれぬがな。」
そう、声が聞こえた。
声が、聞こえて。
そのあと。
「……今は、目を閉じ、耳を塞ぎ、息を止め、俗世を断ち切るのじゃ。無念無執、断絶我執、無心無想。……そう唱えよ。唱えて、自らを記憶とし、永き眠りにつくのじゃ。……再び目を覚ましたとき、おぬしは何も覚えておらぬじゃろうが……。直に全てを思い出す故、心配など要らぬ。……さあ、唱えよ。唱え、眠るのじゃ。」
その声の導きに従って。
月姫は、永き眠りについた。
そして、月は大地へと堕ちていった。
День когда низверглас луна.
後の世に、この物語はそう伝わった。
月が堕ちた日の物語。……落月記、と。
ロシア語を調べるのにAIの助けを借りた。
作品作るときの文章は全部自分で考えている。
でもやっぱり翻訳はAIの助けを借りざるを得ない。
ロシア語読めない、わからない。でもおもしろいよね。




