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岸和田きしわだ 晴奈はるな

コードネーム:Serlly

年齢:17歳

身長:169cm

体重:53kg

誕生日:4月16日

星座:牡羊座

血液型:A

担当楽器:リズムギター

好きなもの:読書(特に小説)、整理整頓、一人で練習すること、お風呂でゆっくり過ごすこと。

好きな食べ物:豚骨ラーメンのスープ、肉まん。

嫌いなもの:計画が狂う、自分の弱さを見せる、無駄な時間。

嫌いな食べ物:白粥(食べ飽きた)。

学校:百合泉女子高等学校,2年生。


外見:

黒い長いストレートヘアで、腰まである。目つきは鋭く、一見すると近寄りがたい雰囲気。背が高く、姿勢が良いのでいつもピンとしている。制服は常にアイロンがけされ、襟も乱れない。たまに彼女はもっとオープンな服装をすることがある。


性格:

一見クールで厳しい印象を与えるが、実は不器用で脆い面を持つ。自分の感情を表現するのが苦手で、言葉より行動で示すタイプ。努力家で、責任感が強いが、時に自分を追い込みすぎる。自分がみんなを巻き込んでしまったことを責め、自信が持てない。


家族:

父(岸和田和男)、母(岸和田久美)、両親は工場勤務で家計は苦しい。両親は晴奈に高い学歴を求めており、プレッシャーをかけている。家にはセイナの慰めとなる小さな犬がいる。


背景ストーリー:

「晴奈、お前はお父さんとお母さんの期待を背負っとるんや。東大に行って、楽な人生を送るんやで。」

父親の言葉は、優しさのようでいて重かった。

晴奈は小学時代から成績は優秀だった。中学時代もトップクラス。そして彼女は難関の百合泉女子高等学校に合格した。両親は大喜びしたが、同時にプレッシャーも倍増した。

「百合泉に入ったからには、東大以外の選択肢はない。それがお前のためなんや。」

晴奈は理解していた。両親は工場勤務で、朝早くから夜遅くまで働いている。自分に東大に行ってほしいのは、同じ苦労をさせたくないからだ。でも――

「……はい。」

そう答えながら、心のどこかで「もう疲れた」と思っていた。毎日の勉強、毎回のテスト、常にトップでいなければならないプレッシャー。ミスは許されない。休むことも許されない。晴奈は自分の部屋で、小さくため息をつく日々が続いていた。

ある放課後、ふと音楽室の前を通りかかった。中から聞こえてきたのは、軽快なギターの音。弦を弾くたびに、空気が震えている。晴奈は足を止めた。

「……何これ。」

音楽部の生徒が練習していた。彼女はドアの隙間から覗き込み、そのギターに見とれた。初めて見る楽器。でも、その音に心が惹かれた。その日から、彼女はこっそり音楽室に通うようになった。ギターを触らせてもらい、コードを覚えた。

「私も、欲しい。」

しかし、親に言えるわけがない。お金もない。晴奈は自分の小遣いをコツコツ貯めた。一年以上かけて、やっと中古のギターを買えるだけの金額が貯まった。楽器店の店主は、ためらいながら店に入ってきた女子高生を見て、声をかけた。

「お嬢ちゃん、何か探しとるん?」

「……ギターを、買いたいんです。中古でいいので。」

店主は彼女の様子を見て、何かを察した。値段を見て、晴奈の顔が曇った。

「これ、もうちょっと安くなりませんか……」

「……お前さん、どこかの学校の生徒か?」

「百合泉です。」

店主は少し考えてから、言った。「壁の隅にあるやつやったら、半額にしたるわ。長い間売れ残っとるし、弦も少し錆びとるけどな。」

晴奈は即座にうなずいた。「買います!」

それから毎日、晴奈は部屋でギターを練習した。指先が切れて、絆創膏を巻いてもまた弾く。何度も何度も。学校の成績は落とせない。だから、夜遅くまで勉強した後、こっそりとギターを抱えた。

「いつか、バンドに入りたい。」

一度、二度、三度――いくつかのバンドに「ギターができる」と声をかけたが、すべて断られた。実力不足だった。それでも諦めなかった。

ある日、公園でストリートライブをしている三人の女の子を見かけた。カガミとハナルとキリカ。最初はFAだった。彼女たちの演奏は、まだ荒削りだった。でも、楽しそうだった。晴奈はその光景を見て、自然と足を止めた。

「……楽しそう。」

演奏が終わり、立ち去ろうとした時、彼女は思い切って声をかけた。

「あの、私もバンドを組みたいんです。ギターを弾けます。よかったら――入れてくれませんか?」

それが、FAに加入した瞬間だった。


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牧野まきの 亜子あこ

コードネーム:Legends

年齢:17歳

身長:163cm

体重:51kg

誕生日:12月25日

星座:山羊座

血液型:O

担当楽器:キーボード

好きなもの:コーヒーを淹れること、美しい食器、自分を必要としてくれる人、掃除。

好きな食べ物:キムチ炒め豚肉、パイナップルジュース、焼き飯。

嫌いなもの:自分を偽ること、過去を詮索されること、誰かに認められないこと。

嫌いな食べ物:ナス、椎茸。

職業:和歌山のカフェ「Vlady」でバリスタとして勤務。


外見:

髪は独特のグラデーションカラー(グレー→白→青)。韓国のガールズグループ風のおしゃれな服装が好き。落ち着いた雰囲気で、年齢よりも大人っぽく見られることが多い。


性格:

表面上は優しく世話焼きで、チームの「ママ」的存在。しかし内心は嫉妬深く、自分が認められたいという強い欲求を持っている。過去の傷から人を簡単に信じられないが、一度心を開くと深い愛情を示す。


家族:

母親は韓国人、父親は日本人(事実上の別居)。異父姉がいる(母の前夫の子)。家庭は複雑で、幼少期から母親に憎まれ、学校でもいじめられていた。現在は家族から距離を置き、日本で一人暮らし。


背景ストーリー:

アコの父は日本人の小さな工務店を営む男で、韓国旅行の際にソウルの繁華街でアコの母と出会った。二人は意気投合し、そのまま飲み明かし、一夜の関係を結んだ。それが原因で母は妊娠した。母の実家は仏教徒で、堕胎は許されなかった。仕方なく、二人は形式上だけの結婚をしたが、実際には同居することはなかった。アコはそのまま韓国で生まれ育った。母はアコを憎んでいた。自分の人生を狂わせた存在として。学校でも「ハーフ」という理由でいじめられた。唯一の救いは、異父姉の存在だった。母の前夫の子で、アコよりもずっと年上。姉はアコの頭を撫でて言った。「アヨン、泣かなくていい。お姉ちゃんがいるから。」しかし姉はすぐに大学に行ってしまい、家を離れた。アコは一人になった。ある日、アコは思い切って父に電話をした。「日本に行きたい。」父は驚いたが、やがて「わかった」と言った。彼には義務感があった。アコは韓国を離れ、日本へ渡った。父は「学校に行け」と言った。でもアコは拒否した。「私はもう学校には行きたくない。」代わりに、自分の手で働く道を選んだ。カフェでコーヒーの淹れ方を学び、バリスタになった。生活費の残りで、小さなキーボードを買った。音楽だけが、彼女の心の支えだった。そんなある日、カフェに常連の女の子が現れた。だらしなく腰にシャツを巻いた、大学生らしい娘。それが英美だった。英美は、初めて食べたアコのアフォガードに感動し、すぐに仲良くなった。ある時、アコは英美と一緒にバンドを組もうとしたことがあった。しかし、自分の技術に自信が持てず、また他のメンバーの自由な姿に嫉妬を覚え、すぐに離脱してしまった。それでもアコは音楽を諦められなかった。自分と同じように、バンドを探している人はいないか――SNSで検索していると、『Fortissimo Arena』というバンドが目に留まった。募集に勇気を出して連絡すると、すぐに返事が来た。そして今、彼女はFAのキーボーディスト、『Legends』として、みんなと一緒に音楽を奏でている。


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白石しらいし 英美ひでみ

コードネーム:Wayward

年齢:19歳

身長:160cm

体重:54kg

誕生日:9月22日

星座:乙女座

血液型:B

担当楽器:ベース

好きなもの:寝ること、美味いものを食べること、だらけること、バスケットボール。

好きな食べ物:アイスクリーム、アフォガード、焼き肉。

嫌いなもの:無駄な努力、面倒なルール、真面目ぶった空気、時間を浪費されること。

嫌いな食べ物:生クリームなどの甘すぎるもの。

学校:和歌山大学(1年生、経済学部)


外見:

深緑色の肩くらいの長さの髪。いつもだらりとしていて、服装はTシャツにジーンズ、腰に黄黒チェックのシャツを巻いている。夏はサンダル、冬はスニーカー。動きはのんびりしていて、いつも半目。


性格:

自由奔放で、自分のペースを乱されることを嫌う。「必要最低限の努力で最大の結果」がモットー。しかし実際は面倒見が良く、特にアコに対しては強い保護欲を示す。口は悪いが行動で示すタイプ。


家族:

父(白石誠一、会社員)、母(白石由紀子、元花道茶道講師)。妹が一人(白石真由美、高校1年生)。家庭は普通で、特に干渉もされず自由に育った。家族仲は悪くない。


背景ストーリー:

英美の家は、いわゆる「普通の家庭」だった。親は子供に干渉しすぎず、かといって放任でもない。英美は小さい頃から成績が良く、特に頑張らなくても上位をキープできた。でも、それが原因で孤立することも多かった。

「あいつ、いつも図に乗ってる。」

「お勉強できるからって、えっへんって感じ。」

英美はそういう陰口を聞いても、特に気にしなかった。ただ、「めんどくさい」と思った。中学時代、彼女は自分のペースで生きようと決めた。高校選びの時、周りが進学校を選ぶ中、彼女はわざと偏差値の低い小坂女子高校を選んだ。

「そこで適当にやってれば、目立たずに済むやろ。」

しかし、現実はそう甘くなかった。小坂の生徒たちは、英美が思っていた以上に怠惰で、かつ排他的だった。英美はテストでわざと点を落としても、彼女たちから「気取ってる」と嫌われた。「じゃあ、もうええわ。」英美は開き直った。それからは毎回一位を取り続けた。周りの反応は、もはやどうでもよかった。卒業式の日、英美は式が終わった後、誰に聞こえるでもなく言った。

「せっかくの三年間、何も残せへんかったんやな。」

それだけ言って、彼女は校舎を後にした。大学生になっても、英美の生活態度は変わらなかった。適当に講義に出て、適当に単位を取る。余暇は、近くのカフェでアイスクリームを食べるのが日課だった。Vladyというそのカフェで、彼女は一人のバリスタと出会った。白いエプロンをつけた、少しだけ年下の女の子。アコだった。英美は初めて口にしたアフォガードに衝撃を受けた。

「うまっ!これ、誰が作ったん?」

「私です……牧野、といいます。」

アコの話し方には、ほんの少しだけ韓国訛りが混じっていた。英美はそれが気になって、ついLINEを交換した。その夜、二人は何時間もメッセージをやり取りした。何がそんなに面白いのか、自分でもわからなかった。ただ、アコと話していると、時間を忘れた。それから、英美は毎日のようにVladyに通うようになった。「今日もアフォガード」と言って、カウンターに座る。アコが忙しそうにコーヒーを淹れるのを眺めているだけで、なぜか落ち着いた。いつからか、二人は自然と一緒にいるようになった。英美は自分でも不思議だったが、別に無理に距離を詰めようとは思わなかった。ただ、アコが困った時は助けてやろう。そう、心のどこかで決めていた。そして今、彼女はFAのベーシストとして、アコの隣に立っている。コードネームは『Wayward』。自分らしく、気ままに、それでも大切な人のために。


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(From Dandy:

後編です!晴奈、亜子、英美の設定をお届けしました。これでFAの六人、全員の背景が明らかになりました。彼女たちの過去を知った上で、これからの物語を読むと、また違った見え方がするかもしれません。ぜひ、コメントで感想を聞かせてくださいね!)

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