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第3話 もうひとつの力

「今の……なに?」


クレアの声。


「……分からない」


本当だった。


『分かるでしょ?』


頭の奥の声。


『それ、僕の力』


「……お前か」


『そうだよ』


軽い調子。


『助かったでしょ?』


「……勝手に使うな」


『だって必要だったし』


その言葉に詰まる。


『あの子、大事でしょ?』


ぞくり、とする。


『全部分かるよ』


「……やめろ」


『でもさ』


声が少し低くなる。


『あの子、壊れたら面白そうだよね』


「ふざけんな!!」


思わず叫ぶ。


クレアが驚く。


『大丈夫』


優しく囁く。


『君がちゃんとしてれば、壊さないよ』


——信用できない。


でも。


否定もできない。


『強くなりなよ』


その言葉だけが、残った。


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