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月と海

作者: そらいろさくら

月の灯りに照らされて


水平線がきらきらと輝き


天空に散らばる星々と溶け合う


私は打ち寄せる波にさらわれ


宇宙そらに漂う幻想にとらわれた


私には好きな人がいる


でも勇気が持てなくて気持ちを伝えたことはない


彼はみんなを照らす太陽みたいな人


彼はみんなの中心にいて


まばゆい笑顔でみんなを明るくする


私はそれを遠くからしか見ることができない


近づくには熱すぎてまぶしすぎて


だから私はときどき海に行く


ギラギラと照り付ける太陽は


海面に反射してより輝きを増し


今 生きてる


って感じがする


夕方になると暮れなずむ夕日が海をあかく染める


なんだかせつない気分


ちょっとだけ心がズキンと痛む


その痛みを我慢して


もう少し海と一緒にいると


神様の涙みたいに


おごそかできらびやかで


それでいて静かな


まあるい月が顔をみせる


お月さま  お月さま


どうか私に勇気をください


月はなにも言わず


ただ私と海を照らしている













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