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たるみがうら・2  作者: ホワイトミルク
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死んだ先の場所

もし天国や地獄があるとして、死んだその姿で天国・地獄に行くのなら出来るだけ若いうちに死んだ方がいいような気がします。だって天国・地獄があったらその姿は一生ものですもんね。

 「でも駅なんて関係ないですよ、あなたにとって」と彼女は静かに言った。「関係ないってどういうこと?」僕は少し怖かった。「だってあなたは違う場所から来たんですよね、」僕は驚いた。立て続けに彼女が言った。「私もあなたと同じ場所にいたみたいなんですよね、」日本語を喋っているから日本人?いや大阪を知らないのは違う、何を答えていいのかわからないまま、僕の口が勝手に動いた。「帰り道ってわかります?」少しキョトンとした感じで彼女は答えた。「わかります。」それを聞いてホッとしたが違和感があった。「良かった。君はここの住民なの?」彼女は「そうですよ、私、実はあなたがいた世界で自殺したみたいで、まぁその時の記憶は無いんですが、でここの住民になったんですよね」

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