第十八話 マグリス式歓迎会
不規則に幌を叩いていた音は止み、森は営みを取り戻していた。
葉や枝からは時折、水が滴り、地面へと吸い込まれて行く。
一日限りの雨であれば気分も変わり、楽しめる余裕もあるが、ここ何日も続く雨ははっきり言って憂鬱であった。
もう暫くもすれば、幌から水滴は消え失せ、屋根の上で周囲の脅威を警戒しながら、景観を楽しむ事もできる。
「泥濘みだ。止まるぞ」
ハンクの一言に、俺は身構えた。幸い、荷馬車はゆっくりと止まり、誰も積荷に頭をぶつける事は無かった。
「あー昨日の雨のせいだよね」
「かなりの量の雨が降りましたからね」
昨夜の雨は半日間降り続き、道の端端で水溜りが形成されている。
荷台から覗くと、前方20m程先に水と泥が入り混じった泥濘が道幅の半分に広がっていた。
「様子見てくるね」
「座ってて大丈夫だ。俺が見てくる」
膝を立てようとしたアーシェを呼び止める。出入り口には俺が一番近い。
荷台からゆっくりと飛び降りた。体重を掛けた接地面が僅かに沈み込み、水が滲む。
数度足踏みをして確かめるが、水捌けの悪い粘土質だ。通れない程では無いが、荷馬車の車輪ではもっと食い込む。
問題はこの先の泥濘が密集している箇所だ。
周囲に目を向ければ、両脇の地面が道路よりも高い位置にあるため、水が流れ込み易いのだろう。
荷馬車の骨組みに括り付けられた鋤と刃毀れした手斧を両手に掴み、泥濘の中心地へと足を進める。
道の両側の地面が90cm程高くなり、背の高い草木が一面を覆っている。
道を通すのに、地面を削ったか、削れた地面を道としたかは判らないが、随分と水捌けの悪い箇所に道を通してしまったもんだ。
地面に注意を向けるが、真新しい人馬の足跡は見受けられない。間の悪い事に、雨が降り最初に通りかかったのが、俺たちだったようだ。
鋤を水溜りへと無造作に突き刺し、引き抜く。水に濡れた鋤の先から言えば、踝ほどの深さの穴に泥水が詰まっていた。
「踝くらいの深さだ。幅もあるから埋めないと通れない」
荷馬車に届くように声を張り上げて伝える。アーシェ程では無いが、冒険者なだけありハンクもリアナも耳はいい方だ。
「時間が掛かりそうだ。泥遊びがしたい奴は、手伝ってくれ。鋤と手斧くらいしか無いから一人ぐらいでいいぞ」
武器に関しては、俺の寝床周辺を漁れば4人分には不必要とも言える短刀、片手斧、石、馬車の荷台には投槍まで二本備えられている。
立ち寄る場所によっては、武器を販売するのかと疑われた事もある程だ。だが、地面を掘る道具となると鋤が一本、後は手斧くらいしか無い。
あとはアーシェの大剣ならば、地面を掘るというよりも抉り取る事も出来そうだが、後が恐ろしい。
怒りで犬歯を剥き出しにしたアーシェに、関節という関節を力技で外されかねない。
あとは《異界の投擲術》を利用したスローイングナイフでの水溜りの爆散か、火属性魔法の《ファイアーボール》か《ファイアーウォール》を利用した水溜りの爆散と蒸発だが、たかが水溜り相手にそこまでする奴は居ない。
腰ほどの高さの両脇の草むらには、木の枝も大してないが、土を掘り返すには丁度いい。
荷馬車の陰から現れたのは、リアナだ。土を掘るための手斧を掴んでいる。
半刻もあれば、荷馬車が通れる様になるか——作業手順などを考える為に、周囲に目を向けていると悪寒が走った。これ不味くないか
俺達は窪地の真ん中に居る。それも足場も悪い。道路の両端は背丈のある草木に囲まれていた。
待ち伏せには出来過ぎた条件だ。
気のせいか、目を凝らすと雑草の側枝が僅かに捻じ曲がっている気もする。
「リアナ、鋤ってもう一本無かったか」
「鋤ですか、確か一本しか……?」
怪訝そうな顔で、リアナは俺と荷台に目を向け、次に首を動かさず、目だけを周囲に走らせる。
「もしかしたら、中にあるかもしれないですね」
僅かなやり取りで、嫌な地形を理解した様だ。
「ああ、俺も戻って探してみる」
荷馬車への一歩を踏み出した時《生存本能》が悲鳴を上げ、全身に鳥肌が立つ。
視界の端では、草むらだった場所に、何かが突き出ていた。
僅かな弦の撓る音の後、矢が俺に殺到した。身を捩り、首元を両手で守る。矢は全部で3本、1本は頬を大きく裂き、2本は手甲と胸当てに弾かれた。
「襲撃ッ——!射手三人」
リアナは間髪を容れずに叫ぶ。国境でも治安の悪い地域でも無いのに、襲撃だ。このやり口は魔物では無い。明らかに人間だ。
体勢を立て直し、草陰に見え隠れする敵に手斧を投げ込もうとする。聞き覚えのある嫌な単語が微かに聞こえた。
「水弾よ敵を薙ぎ払え」
続いて迫ってきたのは、俺も使用する水球であった。
水属性魔法——魔法持ちまでいるか。避けようにも泥濘んだ地面に足が取られ、続けてステップが踏めない。
悪態を吐き出す暇もなく、迫る水球を上半身を急激に傾け避けようとするが、胸当てと左腕の一部が水球に飲まれ、弾けた。
背中から地面に叩きつけられ、胸当てから流れた衝撃に、肺から空気を追い出される。
頭が霞み、視界が揺れる。嫌がる体になど構ってはいられない。既にこちらは後手なのだ。動け、動け、動け!!
肘で体を返し、地面を蹴り上げ、転がる様に移動する。間も無く地面に矢が殺到した。
やはり、数は同数3本、詠唱を行い、馬車の影まで逃げ込もうとすると、草から影が飛び出した。
数は11人、しかも下から上まで完全武装だ。俺とリアナに6人、荷馬車から援護に出たハンクとアーシェに5人、更に草むらには身も隠さず立ち上がった弓手3人だ。
精度を後回しにした早撃ちに切り替えたのか、次の三射が間も無く行われる。腕をしならせ今度こそ投擲された手斧は、射手の一人の胸元で爆ぜた。
胸元をごっそりと失い、破片は更に、もう一人の射手を飲み込んだ。
絶叫と爆音にも気を取られず、残る6人が殺到する。
怯みもしないか、剣を合わせるまでも無い。場数を踏んでいる厄介な相手だ。
半数ずつリアナに3人、俺に3人が迫る。
水球で左肩が外れたのか激痛で水平以上に上がらない。
バスタードソードの為、片手でも取り扱いは十分に出来るが、複数人相手に片手しか使えないのは、命取りだ。
それに純粋なショートソードよりも取り回しが悪い。
落ち着け、外すなよ。早鐘の様に鼓動する心臓を落ち着ける様に、敵を見据える。
そうして距離が詰まる僅かな時間に、どうにか詠唱の速い水属性魔法を撃ち込む。
虚空より魔法により突然現れた水球に、衝撃者の目は釘付けになるが、既に遅い。
短槍を突き入れようとした伸ばした襲撃者の腕は、水球により愉快な方向に捻れた。足場の悪さも手伝い、勢いが止まらず、襲撃者が滑り込んでくる。
片手でバスタードソードの柄を握り、鞘を利用して力強く振り抜く。僅かな抵抗の後に、襲撃者の胴と首が生き別れた。
間髪容れずに、二人が斬りかかって来る。
一太刀目を足で避けるが、二の太刀、三の太刀が続け様に迫る。剣で受け流すが、二人の相手が追い打ち掛けてくる。
俺の魔法とユニークスキルを見て、間合いを空けさせずに、一挙にかたをつける気だ。
二人の襲撃者は、数の差を利用し、死角に回り込み、斬撃を続けてくる。
服の端が削られ、手甲と胸当てが甲高い音を伴い衝撃が走る。躱しきれない攻撃は防具で受けるしかない。
剣を弾いた鉄甲から痺れるような衝撃と痛みを感じる。
誘導した攻撃を胸当てで防ぎ、膝に蹴りを入れ、直ぐにその場を飛び退く。僅かに遅れ、俺が居た場所へともう1人の襲撃者の剣が虚空を突く。
一瞬の隙であったが、間合いが離れた。バスタードソードを地面へと突き刺し、スローイングナイフを続けて投げれば、削り合いが終わる。
地面にバスタードソードを突き刺そうとした時、視界の端に、血に濡れた弓手が映る。
不味い、草むらで視認できていなかった。二人相手に注意は薄れていた。射手は目こそ血走っているが、表情や体に力みは無い。
呪詛の言葉を吐き出す間も無く、限界まで張り詰めた弦から矢が放たれた。
二人の前衛の間をすり抜けた矢が太ももへと突き刺さる。焼けた鉄を押し付けられたような熱さの後に、鋭い痛みが走る。
「ぐ、ッ——」
左足から地面に崩れ落ちる。好機を見逃すつもりはないらしく、襲撃者伴二人同時に斬りかかって来る。
咄嗟にバスタードソードを横薙ぎに払う。
見え透いた斬撃に、相手は引っかかりはしないだろうが、投擲となれば別だ。そのまま柄を滑らす様に離し、投擲する。
苦し紛れの横払いに見えたのだろう。迫るバスタードソードに反応が遅れ、回避も防御も間に合わず、襲撃者の喉元へと突き刺さり、致命傷となった。
残る最後の一人のロングソードが頭部に迫る。咄嗟に肩から転がり込むと、風切り音が耳元で聞こえ、そのまま刀身が、眼前を通過する。
泥と水が全身を汚すが、普通の地面よりも滑りが良く、衝撃を吸収してくれる。
地面に全身を寝かせたまま腰に並んだシースから右手でスローイングナイフをすり抜き、下手投げで投擲した。
貫通型で投げられたナイフは眼球にするりと入り込む。刃が脳にまで到達したのだろう。襲撃者は糸が切れた人形の様に俺の上に崩れ落ちた。
襲撃者に突き刺さったスローイングナイフを捻りながら引く。
そのまま投擲を行おうとしたが、残る最後の射手が弓を射る瞬間であった。
投げていたら間に合わない。自身に寄り掛かった死体を膝で立てる。
死体は目的通りの役割を果たした。
矢は俺の喉元に突き刺さる事なく。死体の肉に食い込み、止まった。
慌てた射手は、矢筒から矢を掴みとろうとするが、こちらがお礼をする番だ。
膝で死体を完全に退かし、右手でスローイングナイフを投擲する。《異界の投擲術》で補正を受けた投げナイフは、一直線に射手の下へ向かう。
一度目の投擲で、仲間の爆散する様子を見ていたのだろう。矢を射るのを諦め、横に飛び逃げた。
爆炎と共に破片が周囲に撒き散らされるが、直撃を逃した。
草に再び飛び込んだ射手は生き存えている可能性が高い。
射手の存在は確かに危険だ。それは身を以て味わった。だが優先すべきはリアナだ。
ショートソードとソードブレイカーの二刀流で、相手の剣を叩き、受け流し、三人を相手取ってはいるが、何か一度でも間違いを起こせば、崩れる危うい状況だ。
太ももから矢を引き抜く。《異界の治癒術》が発動するには、まだ傷が浅い。痛む足を鼓舞する様に、地面に足を叩きつけながら、スローイングナイフを投擲する。
意識をこちらに向けていなかった襲撃者の一人は、後頭部にスローイングナイフが突き刺さり、前のめりに崩れた。
俺に注意を一瞬向けたもう一人は、リアナに懐へと飛び込まれた。
咄嗟に襲撃者は左腕でシールドを叩き付けるが、動きを読んでいたリアナはシールドバッシュを避けると、左肘にソードブレイカーを差し込み鋸状の刃で削り取った。
襲撃者の痛みと怒りで声を上げ、ロングソードを突き入れる。
だが、リアナのソードブレイカーで受け止め、突き入れたロングソードを戻そうにも鋸状の刃にロングソードを絡め取られ、対応が遅れた。
残るショートソードを鎧の隙間がある脇の下から突き入れ、心臓を一刺したリアナは、刀身を捻りとどめを刺す。
残る一人は、俺のスローイングナイフを胴部と肩に受け、最後はリアナのソードブレイカーで喉を掻き斬られた。
ソードブレイカーの刃にへばりついた血肉を一振りしたリアナはアーシェとハンクに目を向けた。
俺も援護に向かおうと足を踏み出したが、既に決着が付くところだった。
アーシェの足元には、両断された2人の死体。そして新たに肩から腰まで袈裟斬りにされた襲撃者の死体が地面へと転がった。
残る2人は、俺とリアナを確認すると片方が水弾を放ちながら、待ち伏せしていた草むらへと消えて行く。
水弾を躱したアーシェが斬りこもうとするが、矢が立て続けに殺到する。
咄嗟にアーシェはバックステップしながら大剣で急所を隠す。幸い、矢は命中する事は無かった。
放たれた矢から判断するに、さっきの射手2人が戦闘可能か、まだ伏兵が居る事になる。
「……意気地なし」
鬱陶しそうに地面に刺さる矢を目をやると、アーシェが不満そうに鼻を鳴らし、大剣から血を払い呼吸を整える。
「追撃はしないよね?」
「遺恨なく殺した方がいいだろうが、深追いして痛い目に合いたくねぇな。それに野郎の尻なんか追い掛けるのはゴメンだ」
軽口を叩くハンクだが、両眼とも周囲に目を向け、警戒を続けていた。
結果的には撃退したが、一歩間違えればこちらもただでは済まなかった。
「全員無事……じゃないな、先頭にいたジロウが外れを引いたな。泥々で血まみれだ」
仲間を見渡したハンクが俺で目線を止めた。
「ああそうだ。泥遊びを強制させられたし、串焼きみたいに矢を刺された」
攻撃を避けるために派手に転がり回ったせいで、俺だけが酷く汚れていた。それに太ももから矢を引き抜いた所為で、出血が続いている。
「取り敢えず治療か、足と頬以外に傷は?」
「左肩が上がらない。脱臼したな」
「リアナ、傷を塞いでくれ。俺は肩を治す」
「分かりました。傷を塞ぐ前に、水で傷を流した方が良さそうですね」
リアナは傷付いた太ももに荷馬車から持ってきた水筒で水をかけ、回復魔法の詠唱を始めた。
「光よ彼の者を救え」
暖かい光を受け、矢傷がゆっくりと塞がっていく。外傷から出血が止まり、ハンクが待ってましたとばかりに、俺の腕を掴んだ。
「よし、はめるぞ」
「優しくしてくれよ」
俺は上目遣いでお願いをするとハンクは頬の広角を上げ、返事を返した。
「ああ、任せろよ。優しいのは得意だぞ」
手つきは優しくは無かったが、俺の腕を掴んだハンクは手慣れた様子で、上手く肩をはめてくれた。
「っうッー」
腕を動かすと痛みが走るが、動かせる様になった。
「続けて肩も治しますね」
他の傷を水で流し、回復魔法を掛けてくれたリアナが脱臼の治療を終えた肩に回復魔法を唱える。
暖かさと共に痛みが消えて行く。数分もすれば痛みが消えた。
「これが飴と鞭か」
俺がぼやくと手持無沙汰にしていたハンクが俺の尻を蹴りを入れてきた。
「優しく肩をハメてやったのに、なんて口をききやがる」
治療も終え、襲撃者だったモノを道に並べたがハンクは不満そうに口を開く。
俺の治療が済み、ハンクの興味は襲撃者だったものに向いた。
「おい、アーシェ。そっちに“手”が落ちたままだ。ちゃんと拾って来い。ジロウ、投げナイフが一本刺さったままだぞ。リアナ〜、ソードブレイカーで削ぎとったのが道に落ちたままだ」
「はーーい」
「すまん。一本足りないと思ってたんだ」
「それは失礼しました」
ハンクは片付けが出来ない子供を諭す様に言う。これ以上何かないか全員が周囲を改めて、探すが、これ以上は何もなさそうだ。
「襲撃者は確認しただけで、14人だったな」
俺が確認すると全員が頷き、ハンクは言葉で答えた。
「ああ、14人だ。でも遺体は……潰れたり、切れたパーツを考慮しても10人分だ」
アーシェが“多少”バラバラにした分を考慮しても数が足りない。アーシェの相手をしていた二人と手負いの射手二人が逃げたのだろう。
「ギルドカード等、足の付くものは無しか、装備も統一性もねぇ。だが、あの練度と連携だ。名のある盗賊か、傭兵上がりだろうな」
荷物を漁っていたハンクだが、目ぼしいものが無かったのだろう。膝に手を掛け立ち上がった。手には幾つか硬貨を持っているあたり抜けめがない。
「……装備に食料品や日用品がないな。付近に拠点でもあるのか?」
自問自答も兼ねて俺は言葉を漏らす。
「そうかもな。一人でも生かしていれば良かったんだが……余裕も無かった。それに迷宮上がりの冒険者共に期待しても酷な話かぁ。はっ」
ハンクは、胸が潰れた死体、両断された死体、喉が搔き切られた死体を見て、大袈裟に首を振った。苦笑するハンクに三人は一斉に、罵声を浴びせる。
目を細めたリアナがハンクを凝視し、呟いた。
「……押すと倒れる張り子の虎ですね」
俺とアーシェは大笑いすると、堰を切ったように続く。
「そうだ。そうだ。威勢がいいのは見た目と口だけ!? 羽振りが悪いぞ」
「口ではなく剣も動かして下さい。あと賃金も――!」
「口だけ商人、護衛費を上げろ!!」
「あといびきがデカイんだよ!魔物の咆哮かと思った」
「うるせぇえええ。俺はお前らみたいに戦闘特化の野蛮人じゃねぇんだ。か弱い商人様だぞ。少しは労わりやがれ!?」
三対一でギャンギャンとハンクとの言い合いが続き、一頻り親睦的な罵倒大会を堪能した後、本題へと戻った。
「4日後には村へたどり着く。国軍の砦かギルドの支部でもあればいいんだが——無い物強請りをしてもしかたないか、道を埋めて、さっさとこの場から離れるぞ」
ハンクの指示に全員が返事を返した。これでハンクの腕がBランク程あれば、引く手数多の冒険者になれそうだが、世の中そうはいかないらしい。
道と遺体の処理を済ませた荷馬車は、再び進み始めた。
【名前】シンドウ・ジロウ
【種族】異界の人間
【レベル】50
【職業】魔法剣士
【スキル】異界の投擲術、異界の治癒力、暴食、運命を喰らう者、上級片手剣B、上級両手剣B、上級火属性魔法B、中級水属性魔法A、 奇襲、共通言語、生存本能
【属性】火、水
【加護】なし
早いもので今年も最後の日ですね
少し時間を空けて、連続更新していきます
まだ8話しか出来てないですが
きり良く10話連続投稿といきたいですね(白目
まずは1話目