異端の口が裁きを下す
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雷鳴が轟き、大地を揺るがす戦場。
純白の光を纏うレオニスは、忌々しげにDCを睨みつけていた。
レオニス『醜いな……堕ちた魔術師よ。人の姿を捨て、悪魔の姿を選ぶとは……その魂はもう人には戻れん』
だが、返ってきたのは理解不能な言語。
DC「アヴェ=$#とクレシェ……」
その瞬間、レオニスの周囲に無数の魔法陣が展開される。
次の瞬間――氷の刃が一斉に降り注ぎ、純白の鎧を穿った。
レオニス『ぐっ……!』
彼は苦鳴を上げながらも光の魔力を爆発させ、傷口を塞ぎ、さらに自身を強化する。
レオニス『“光天再生”!』
再生と強化の輝きが迸る。だが――
DC「ヴォル=アグラ!!▽%グラァァ――ルシェ!」
再び多重の詠唱。
今度は空中に浮かび上がった岩塊が、鉄槌のように一斉に叩きつけられた。
レオニス『ぐわぁぁぁっ!!』
大地が砕け、光の剣士が地に叩き伏せられる。
それでも彼は立ち上がり、震える手で光を編む。
レオニス『はぁ……はぁ……! “光縛の聖環”!』
輝く鎖が空を舞い、DCを絡め取ろうとする。
しかし――
DC「……ふぅ」
軽く指を鳴らしただけで、拘束は弾け飛んだ。
雷鳴に紛れて光の鎖が砕け散る音が響く。
レオニス『なっ……異端者がぁ!!』
その叫びは、怒りというより恐怖の色を帯びていた。
カイ「……DC……だよな?」
恐る恐る声をかけるカイ。
DC「ァ――=シルド*;%バルン!!」
その声は意味を成さぬ多重言語だった。
しかし、次の瞬間、カイの頭の中に澄んだ声が響く。
《大丈夫。意識もしっかりしてるし、問題ないわ》
カイ「!? 頭の中に……!」
リーディ「こ、これって……テレパシー?」
エリシア「……ふふ、やっぱりDCね。どんな姿になっても、私たちの仲間よ」
DCは一瞥すら寄越さず、さらに多重の呪文を重ねる。
DC「モュァ=%$&――@◎∽≠!!」
レオニスの体から、今度は闇の魔力が逆流するように溢れ出した。
光を纏った鎧が黒に侵され、ひび割れ、剥がれ落ちていく。
レオニス『ぐ、ぐわぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
悲鳴と共に崩れる純白の装甲。
光輝に包まれたはずの天使の右腕は砕け、地に伏すレオニスの姿が露わになった。
息を切らし、土に手を突く彼に影を落とすのは――異形と化した魔女。
DCの瞳は赤黒く輝き、その口元には不気味な顎が重なっていた。
しかし彼女の意識は確かで、その声は冷静だった。
DC「終わりよ、天使教……異端はそっちだってこと、思い知らせてあげる」
雷鳴と共に、DCの影がレオニスを覆い尽くした。
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