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悪魔の左腕  作者: 770
5/81

天才魔法使いDC

(^^)/

ー酒場兼ギルドー


ギルドの喧噪の中、三人は肩で息をしていた。


カイ「ったく……あの勇者ども、ただの嫌がらせじゃねぇか」

エリシア「でもリーディ……すごかったわ。ゴーレムまで出せるなんて」

リーディ「へへ、あれくらいなら」


そんな中、隣の席の冒険者たちの会話が耳に入る。


冒険者A「聞いたか?悪魔の部位を集めるなら魔界に行くしかねぇ」

冒険者B「北西の果ての村に“魔界の門”があるって噂だ」


カイは目を細める。

(魔界……そこに行けばエリシアを救えるのか)


その夜、宿屋で三人は計画を練っていた。


エリシア「本当に行くの?魔界に……」

カイ「行くしかない。どんな危険が待っててもな」

リーディ「でも勇者たちがまた来たら……」


コンコン――


ドアを叩く音。


カイ「なんだ、誰だ?」


次の瞬間、ドアが爆ぜ飛んだ。

煙の中から現れたのは、赤髪をツインテールにした少女。


DC「やっほー!君たち、魔界に行くんでしょ?」

カイ「誰だお前!」

DC「私はDC、天才魔法使いよ。で、もう一度聞くけど、魔界に行くんでしょ?だったらアタシも連れて行って」

リーディ「な、なんだこの子!?勝手なこと言って!」

DC「アンタには聞いてないの、子犬」

リーディ「なっ!狼だよ!」


エリシアは呆気に取られ、カイは剣に手をかける。


カイ「勝手に決めるな!」

DC「じゃあテストしよっか。あんたたちが逃げたスライムドラゴン、あれ私の試作品なのよ」

三人「……なに!?」

DC「でもあんなのに勝てないなら、魔界なんて絶対ムリ。だから明日、ギルドに来なさい。ちゃんと実力を見せてもらうから☆」


そう言い残し、DCは颯爽と立ち去った。

(^^)/

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