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悪魔の左腕  作者: 770
38/149

修行完了

(^^)/

二週間が経過した。

草原に轟音が響く。


DC「――《フレイム・テンペスト・サージ》!!」


赤と青の魔力が混ざり合い、炎と嵐を伴った巨大な渦が空を裂いた。


エリシア「――《セレスティアル・レイ》!」


光の柱が天から降り注ぎ、あたり一帯を真昼のように照らし出す。

渓谷を揺るがすほどの発光ののち、煙が晴れた。


そこには――アルガスが立っていた。


剣先を下ろし、わずかに後ろへ半歩。


アルガス「……見事だ」


初めての言葉に、DCとエリシアの顔に自然と笑みがこぼれる。


一方その頃、渓谷の奥。


カイ「でぇいっ!」

リーディ「たぁっ!」


二人の気合と共に風刃と大地の拳が迸る。

瞬く間に数十体の魔物が崩れ落ち、辺り一帯は残骸の山と化していた。


セレナ「いいじゃない! 本当に強くなったわね!」


カイとリーディは互いに手を打ち合わせ、笑顔でハイタッチした。


その夜。

焚き火の明かりに照らされ、四人は食卓で報告を受けていた。


4人「――えぇっ!? 修行終わり!?」


セレナ「そうよ。あなたたちの修行は、これで完了しました!」

アルガス「よく頑張ったな」


驚きの声を上げるカイが問い返す。


カイ「でも……“第二の試練”って? まだ何かあるんじゃ?」


セレナはにっこり笑い、茶碗を置いた。


セレナ「召喚してた魔物、いたでしょ? 最後のほうはね……全部S級に強化してたのよ」


アルガス「俺もだ。最後の数日は……枝に魔力を流していた」

にやりと笑うその眼差しに、カイは絶句した。


カイ「な、なんだ……そうだったのか……! 俺、全然成長してないのかと……」

DC「やってくれるわね……」

(言葉とは裏腹に、胸の奥は高鳴っていた)


セレナは改めて四人を見回し、声を弾ませる。


セレナ「じゃあ今夜はしっかり休んで、明日――その魔獣使いにリベンジしておいで! 洞窟の最深部に行けば、魔界の門もあるからね!」


アルガスも頷き、焚き火に照らされた横顔に笑みを浮かべた。


その夜、山小屋に静けさが戻る。

だがその胸中には確かな力と期待が芽生えていた。


明日――決戦の時が訪れる。

(^^)/

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