表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔の左腕  作者: 770
29/149

伝説の師匠たち

(^^)/

翌朝。

小屋の窓から差し込む光に目を覚ましたカイたちは、老夫婦に改めて礼を述べた。


カイ「昨夜は助かりました。……それと、話したいことがあるんです」

エリシア「北の果ての洞窟に悪魔がいて、魔物を操ってるんです。私たちは、その根源を断とうとしたんですが歯が立たず...」


老夫婦は静かに聞き入っていた。

そしてゆっくりと口を開いた。


老人「……そうか。では名乗っておこうか。わしは――アルガス・ヴァルトレイ」

老婆「私はセレナ・ヴァルトレイよ」


その名前を聞いた瞬間、場の空気が変わった。


エリシア「……えっ……!? アルガスとセレナ……? うそ……私でも聞いたことがあります……! おとぎ話レベルの話かと思ってたのに!」


彼女の声は震えていた。


エリシア「アルガス――世界最強の剣聖。山をも切り裂いたって……」

カイ「セレナは……死者を蘇らせ、砂漠を海に変えた大賢者……」


セレナ「あらまぁ、そんなこと言われてるの?」(にこにこ嬉しそう)

アルガス「そんな大げさなことできるかい、わしに山が切れるわけなかろう」(ニヤリ)


二人の反応は照れ隠しなのか、それとも真実なのか――判断できない。


リーディ「でも……僕たち、あの悪魔に全然歯が立たなかったんです」

カイ「あのままだったら、村も守れません」


深刻そうに語る四人を見て、セレナが夫の方へ顔を向ける。


セレナ「ねぇアルガス。私たち、もう一線から退こうと思ってたけど……この子たちの話を聞いたら、手伝いたくなっちゃった」

アルガス「……まったく、お前は昔からそうやって首を突っ込む」


だが彼の口元もまた、楽しげに緩んでいた。


アルガス「……いいだろう。わしらが見てやろう」

セレナ「ふふ、三か月もあれば……あなたたちを強くしてあげられるわ」


四人は一瞬言葉を失い、次の瞬間、瞳を輝かせた。


カイ「三か月で……!? 本当に!?」

リーディ「ぼ、ボク、絶対強くなりたい!」

DC「ふふふ……面白い。あの黒翼の少年とやり合えるくらいに、ね」

エリシア「お願いします! 私たちを……鍛えてください!」


伝説の剣聖と大賢者が師となる――。

こうしてカイたちの新たな修行の日々が始まった。

(^^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ