北の辺境にて
(^^)/
北の果てへ向かう途中、一行はとある村に立ち寄った。
小さな村は荒れ、畑や柵には魔物に襲われた爪痕が残っている。
村人「ここは辺境の村だからな……魔物に襲われても、中央からの援軍なんざ来やしない」
その言葉通り、村の周囲では魔物が群れを成し、度々襲撃してくるという。
カイたちは依頼を受け、いくつもの魔物退治をこなしていった。
剣を振るうカイ、爪を光らせるリーディ、魔法を操るDCとエリシア。
村人たちは歓声を上げ、久々に安堵の笑みを見せた。
だが、村の果てに近づくにつれ、魔物は次第に強力になっていった。
牙も爪も鋭く、さらに群れとして連携まで取れている。
DC「おかしいわね……ただの魔物にしては動きが整いすぎてる」
彼女は眉をひそめ、違和感を覚えていた。
村の長老を訪ねると、衝撃の話が告げられた。
長老「北の果ての洞窟に、最近“悪魔”が棲みついたのだ。それ以来、魔物の数も気性も変わってしまった」
カイ「やっぱり……根源は悪魔か」
リーディ「なら、そこを倒さないと村は救えないね!」
一行は決意し、洞窟へと出発した。
洞窟の奥に現れたのは、全身岩石でできた巨大なゴーレム。
その肩には一体の悪魔が腰かけ、手に不気味な魔具を握っていた。
DC「あれは……“魔獣使い”。魔具を使って魔物を操ってるのね!」
ゴーレムが吼え、凶暴化した動きで荒れ狂う。
カイの斬撃も、リーディの爪も、エリシアの魔法も岩の巨体に通じない。
カイ「くそっ、歯が立たねぇ!」
リーディ「これじゃ村に戻る前に全滅しちゃう!」
四人は必死に逃げ出し、森の中へと転がり込んだ。
荒れ果てた森を彷徨い、行き着いたのは一軒の山小屋。
戸を叩くと、老夫婦が姿を見せた。
老人「若い冒険者か……こんな辺境まで来ても、何も得られんぞ」
老婆「まぁまぁ、怖い顔をしないの。簡単なものしかないけど、おあがりよ」
炉に灯る火が温かく、差し出された素朴なスープの香りが空腹を満たしていく。
疲れ切ったカイたちは椅子に腰を下ろし、ようやく息をついた。
夜は静かに更けていく。
(^^)/




