表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔の左腕  作者: 770
28/149

北の辺境にて

(^^)/

北の果てへ向かう途中、一行はとある村に立ち寄った。

小さな村は荒れ、畑や柵には魔物に襲われた爪痕が残っている。


村人「ここは辺境の村だからな……魔物に襲われても、中央からの援軍なんざ来やしない」


その言葉通り、村の周囲では魔物が群れを成し、度々襲撃してくるという。

カイたちは依頼を受け、いくつもの魔物退治をこなしていった。


剣を振るうカイ、爪を光らせるリーディ、魔法を操るDCとエリシア。

村人たちは歓声を上げ、久々に安堵の笑みを見せた。


だが、村の果てに近づくにつれ、魔物は次第に強力になっていった。

牙も爪も鋭く、さらに群れとして連携まで取れている。


DC「おかしいわね……ただの魔物にしては動きが整いすぎてる」

彼女は眉をひそめ、違和感を覚えていた。


村の長老を訪ねると、衝撃の話が告げられた。


長老「北の果ての洞窟に、最近“悪魔”が棲みついたのだ。それ以来、魔物の数も気性も変わってしまった」


カイ「やっぱり……根源は悪魔か」

リーディ「なら、そこを倒さないと村は救えないね!」


一行は決意し、洞窟へと出発した。


洞窟の奥に現れたのは、全身岩石でできた巨大なゴーレム。

その肩には一体の悪魔が腰かけ、手に不気味な魔具を握っていた。


DC「あれは……“魔獣使い”。魔具を使って魔物を操ってるのね!」


ゴーレムが吼え、凶暴化した動きで荒れ狂う。

カイの斬撃も、リーディの爪も、エリシアの魔法も岩の巨体に通じない。


カイ「くそっ、歯が立たねぇ!」

リーディ「これじゃ村に戻る前に全滅しちゃう!」


四人は必死に逃げ出し、森の中へと転がり込んだ。


荒れ果てた森を彷徨い、行き着いたのは一軒の山小屋。

戸を叩くと、老夫婦が姿を見せた。


老人「若い冒険者か……こんな辺境まで来ても、何も得られんぞ」

老婆「まぁまぁ、怖い顔をしないの。簡単なものしかないけど、おあがりよ」


炉に灯る火が温かく、差し出された素朴なスープの香りが空腹を満たしていく。

疲れ切ったカイたちは椅子に腰を下ろし、ようやく息をついた。


夜は静かに更けていく。


(^^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ