表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔の左腕  作者: 770
19/149

武闘大会の翌日

(^^)/

大会の熱気がまだ街に残る翌日。

カイとリーディは人混みの中を並んで歩いていた。


「おぉ、優勝者だ!」

「握手してくれ!」

「勝負しろよ、俺と!」

「……悪魔の部位を持つ子だろう? 近寄るな!」


声をかけてくる人は千差万別。祝福する者、挑んでくる者、恐れて避ける者。

そのどれもが、昨日の戦いが人々に強烈な印象を与えた証だった。


昼時。二人は路地裏の小さな食堂に腰を落ち着け、湯気の立つ料理を前にした。


カイ「なぁリーディ……悪魔の部位の声って、聞こえるか?」

リーディ「声? 聞こえないけど? カイは聞こえるの?」

カイ「あぁ、普段はずっと寝てるみたいなんだけど……時々、話すんだ」

リーディ「……話す?」

カイ「魔力の使い方も、こいつから聞いた」

リーディ「へぇ……じゃあ、ボクもそのうち聞こえるようになるのかな?」


カイは曖昧に笑って返した。


夕暮れ時、二人が宿に戻ると、ちょうど階段を下りてくるDCの姿があった。

ぼさぼさの髪に眠そうな目をこすりながら、欠伸をしている。


DC「ふぁぁ……おはよー。早いのね」

カイ「いや、もう夕方だよ……」


リーディが苦笑する。

魔法の研究に没頭し、いつも寝不足なDC。彼女の生活リズムは完全に夜型だった。


ロビーから顔を出したエリシアが、にこやかに手を振った。


エリシア「おかえりー。晩御飯、作ったわよ!」


食堂に漂う香りに、カイとリーディの腹が同時に鳴った。

そんな日常の一幕が、夕焼けに染まる窓の外に静かに溶けていった。

(^^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ