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悪魔の左腕  作者: 770
145/149

暴走の魔王

(^^)/

地鳴りが走り、大地が裂ける。

ネレウスの首が再生し終わると同時に、瘴気が山全体を覆った。


ネレウス「これが……私を封じようとした者たちの力か……つまらぬ!」

叫びと共に、周囲の湖が逆巻くように浮かび上がる。

空は黒く染まり、赤い雷が雲を裂いた。


カイ「やべぇ……空気そのものが重い……!」

リーディ「息が……できない……!」

DC「これ、ただの魔力圧じゃない……世界そのものを支配してる!」

シュリーデ「”水の原初”……本気を出したわね」


ヴォルト「私が前に出る! お前たちは後方支援を!」

ヴォルトの両腕が光を放つ。

左手の《ネヴァー》が槍の形に変化し、右腕の《エクス=ルーメン》が聖剣として顕現した。


ヴォルト「《双極顕現・聖槍と聖剣》!」

雷と光が交差し、巨大な十字の閃光が魔王を貫く。


ネレウス「ぬぅぅぅ……その腕……その力……アテネぇぇぇぇ!!!」

圧倒的な反撃。瘴気の波が大地を飲み込み、周囲の岩をも液状化させる。


カイ「ヴォルト!!」

DC「下がらせなさい!――《グラビティ・カーヴ》!!」

重力がねじれ、ヴォルトの体が吹き飛ぶ直前に空間が歪む。


リーディ「今だ! イグニス!」

イグニス「任せろ!――《紅蓮旋槍・ヘルフレイムドリル》!!」

炎の渦がネレウスの腹部を貫く。


ネレウス「無駄だ! 水はすべてを飲み込む!」

身体から噴き出した液状の触手が炎を覆い、瞬時に熱を奪った。


リーディ「ならこっちはどうだ!!――《焔牙咆哮》!!!」

爆発的な熱波が巻き起こり、ネレウスの触手を焼き尽くす。


ジン「援護する! 《雷焔連刃・カルマストライク》!」

爆雷と火炎が絡み、巨大な龍の形を描く。

しかしネレウスは掌を上げ、全てのエネルギーを吸収する。


ネレウス「……この程度か? 原初の力を宿すというのに……!」


エリシア「じゃあ……これなら!――《ジャッジメント・サークル》!!」

天から光の輪が降り注ぎ、ネレウスの動きを鈍らせる。


カイ「ナイスエリシア! 俺も行くぞ!!!」

背中の翼が大きく広がり、暴風が吹き荒れる。

カイ「アエロス! 全開だ!」

羽「やっと本気かよ! 行くぜぇぇぇ!!!」


カイ「《暴風神顕現・テンペスト・レクイエム》!!!」

風の刃が空を裂き、ネレウスの腕を吹き飛ばした。


ネレウス「……ククク、よかろう……ならばこの大陸ごと滅ぼしてやる」

周囲の湖が浮かび上がり、山全体を覆う巨大な球体となる。


ヴォルト「まずい! このままでは全員……!」

DC「アタシが止める!!――《クロノロック》!!!」

水球の動きが止まる。しかし魔力の反動でDCの足から血が噴き出す。


カイ「DC!」

DC「心配すんな! アタシを誰だと思ってんのよ!」


ヴォルト「……今しかない!」

カイ「何をする気だ!?」

ヴォルト「封印を始める! ネレウスを、そしてこの瘴気を、永遠に閉じ込める!」


カイ「まてヴォルト! お前まで消える気かよ!」

ヴォルト「それが、私の贖罪だ――!」


眩い光が山頂を覆う。

それが、世界を救うための「命の灯」だった。

(^^)/

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