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悪魔の左腕  作者: 770
143/149

伝説と原初

(^^)/

ヴォルト「やはり……強いな……(なんとか弱体化させないと……)」

その身を削りながら槍を構えるヴォルト。


対するネレウスの瞳は底知れぬ闇を宿していた。

ネレウス「アテネ、貴様では私には勝てん」


ヴォルト「その名は捨てた……私はもう、ただの”ヴォルト”だ!」

ネレウス「滑稽だな。かつて伝説と謳われた僧侶が、今や一介の悪魔。己を偽り、名をも投げ捨てるとは……哀れよ」

ヴォルト「黙れぇっ!」


稲妻を帯びた槍が閃き、闇の影刃と激しく交錯する。

大地が裂け、湖畔を揺るがすほどの衝撃が走った。


――その余波を遠方で感じ取る仲間たち。


カイ「すごい魔力のぶつかりを感じるぞ! 急げ!」

DC「仕方ないわね、アタシが送ってあげるわ! 全員、あっちに着いたらうまいこと連携するのよ!」

カイ「おまっ! また急に!」


空間が揺らぎ、七人の影が転送魔法に包まれ戦場に降り立つ。


ヴォルト「!?……お前たちは……」

ネレウス「ふむ、七大貴族を倒してきたか……。だが、それがどうした」


カイ「イグニス! ヴォルトを頼む!」

イグニス「おう、任せろ!」


ヴォルトの前に降り立つイグニスとシュリーデ。

ヴォルト「くっ……貴様ら! 私は助けなどいらん!」

シュリーデ「まぁまぁ、そう言わずに♡ ボロボロじゃない。ほら、エリシア!」

エリシア「うん!セラフィック・ヒール!」


淡い光がヴォルトを包み、裂けた傷が癒えていく。

ヴォルト「……ゴホッ……。これは……」

イグニス「ありがとなエリシア! よし、もうひと暴れできるな!」

エリシア「私は戦えないけど……サポートなら任せて!」

シュリーデ(ふふ、いい子ね……)


カイは剣を構え直し、眼前の異形を睨み据える。

カイ「もう……バシリスクの面影なんてまったくねぇな! いくぞ!」

ネレウス「その器など、とっくに用済み……!アクア・カタストロフィ!!」


天から無数の水弾が降り注ぐ。

カイ「なっ!?」


即座に援護が飛ぶ。

DC「蒸発しなさい!業火奔流!」

ジン「吹き飛べ!ブレイズ・インパクト!」


二人の炎が爆ぜ、襲い掛かる水弾を瞬時に蒸発させた。


リーディ「よし……! ーー狐面魔人化! 神速の牙!!)」

蒼白の光がカイを包み、その身体が風のごとく加速する。


カイ「行くぞッ!テンペスト・レンド!!」


刃が空間を裂き、真空の嵐がネレウスを斬り裂いた。

鮮血が飛沫をあげ、原初の魔神が呻き声を上げる。


ネレウス「おぉぉぉぉぉ!!!」


水飛沫が弾け、湖畔が揺らぎ、戦場の空気がさらに張り詰めていく――。

(^^)/

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