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悪魔の左腕  作者: 770
138/149

不死を試す者

(^^)/

湖畔に広がる瘴気の結界。

対峙するのは、魔界四大悪魔に匹敵する七大貴族のひとり。


ドルミナス「君……一人でいいの?さっきの彼も言ってたけど、僕、〝不死身〟だよ?」

不意に肩を竦めながらも、瞳は一切の油断を許さぬ光を放っている。


DCは軽く浮かび、顎に指を添えてにやりと笑った。

DC「不死身……ねぇ。それ以外に特別な魔力はないの?」


ドルミナス「あるよ。他にもいろいろ。単純な攻撃魔法から、属性変化の応用まで。……興味本位で聞くには危険すぎるよ」


DC「へぇ~、詳しく聞きたいわね。魔力研究の知識として」


ドルミナスは小さくため息を吐いた。

ドルミナス「ここで死んじゃうかもしれないのに……熱心だね。でも残念、僕は君に興味ないから。さっさとやろうか」


DC「困るわ。それじゃあ実験にならない。不死身だから死なないんでしょ?だったら――」

瞳に不穏な光を宿す。

DC「全部の使用魔法を知るために……相当ひどいこと、しなきゃダメよね」


悪魔の笑みを浮かべるDC。

その一瞬で、ドルミナスの背筋に冷たいものが走った。


ドルミナス「……っ!?」

考えるより先に、強力な防御魔法を展開。

厚い光壁が結界の中に立ち上がる。


DC「まず一つ」


闇の魔力で形作った巨大な戦斧を振り下ろす。

「ギィィン!」と甲高い音とともに盾は粉々に砕け、刃はドルミナスの胸を浅く裂いた。


ドルミナス「なっ……僕にダメージを!?」

血が赤黒い霧となり、瞬く間に傷が塞がっていく。


DCは冷たく言い放つ。

DC「防御魔法は……60点ってところね」


ドルミナス「……っ!」

不死身ゆえに死にはしない。だが「攻撃が通った」という事実に、彼の表情に焦りが差す。


DCはゆっくりと宙を歩きながら近づき、指先に次の魔法陣を描いた。

DC「大丈夫。話さなくてもいいわ。これから――たっぷり試させてもらうから」


ドルミナス「この……ガキが……!」

冷や汗が頬を伝う。

不死の名を誇る彼でさえ、本能が警告を鳴らしていた。


(^^)/

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