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悪魔の左腕  作者: 770
136/149

雷と光の誓い

(^^)/

エリシア「はぁ……はぁ……ぐっ……」

口から鮮血が滴り落ち、膝が地に沈み込む。肩で荒い息をしながらも杖を握りしめる。


ルナティア「もうおしまい?」

金色の髪を揺らし、艶やかな笑みを浮かべる。

ルナティア「人間にしちゃ上出来だったけど……ここまでね」


周囲を取り囲むのは、将軍級と呼ばれるゾンビたち。鎧を身にまとい、ただのアンデッドとは比べ物にならぬ力を放っている。


ルナティア「さて……」

白い指先がひらりと動く。

ルナティア「ここはもう終わらせて、別の結界に行こうかしらね。大丈夫♡あなたも結構強かったから、私の”愛の軍団”に入れてあげるわ」


その瞬間、空気を裂く轟音――

「バチィィィィィンッ!」


一本の稲妻が夜空を切り裂き、ゾンビ軍をまとめて吹き飛ばす。

雷光に目を細めるエリシア。


土煙の中から現れたのは、白髪の少年。黒き羽を背に、蒼く光る瞳を鋭く光らせていた。


ジン「……無傷、ってわけじゃなかったか」

肩口には浅い傷が覗く。だが立ち姿は揺るぎない。

ジン「悪いな、かなり遠くの結界に飛ばされて……急いで戻ってきた」


エリシア「……えぇ、ありがとう」

その声には安堵がにじむ。


ルナティア「ふふっ。なになに?二人はLOVEな関係なの?」

唇を艶めかせ、挑発するように見つめる。


ジン「俺はこいつを任された。それだけだ」

感情を乗せない冷ややかな声。


ルナティア「つれないのね。でもいいわ、あなたも愛してあげる♡ 一生私に尽くしなさい」


エリシア「気を付けて。あのゾンビ……一体一体がかなりの強さよ」


ジンはちらりと彼女を見やり、口角をわずかに上げた。

ジン「大丈夫だ。そこから動くな」


両目が蒼く輝き、黒雷が全身を纏う。空気が震え、瘴気すら後退する。

ジン「……ここから先は――塵一つ通さない」


雷鳴とともに、彼の決意が戦場に轟いた。

(^^)/

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