不死なる影、再び
(^^)/
ほぼ同時に、結界が四方で弾けるように消えた。
眩い閃光とともに、各戦場から戦士たちが姿を現す。
カイ「……ん」
DC「あら……」
ジン「……」
イグニス「ぐっ……!」
そして、なおも立ち上がる影。
ドルミナス「ふはっ」
カイはすぐにイグニスのもとへ駆け寄った。
カイ「大丈夫か!?」
イグニス「全然どうってことねぇよ!ちょっと不意打ち食らったもんでよ、驚いただけだ!」
力強く笑うが、額には汗が滲む。
カイは視線を前に向ける。
そこに佇むのは、致命の槍を受けてなお健在の影――
ドルミナス「おいおい……七貴族ともあろう者が、もう三人も消えたのか?しかもこの感じ……オルガレスもやられてんじゃん」
愉快そうに口角を吊り上げる。
イグニス「気をつけろ……あいつは不死身だ。一度殺したから結界は破れたが、生き返りやがった」
DC「不死身……?」
低く呟くDC。
ドルミナス「ご紹介にあずかりました。僕は七大――いや、もう四大か……貴族最強の《不死》のドルミナス。君たちも、彼みたいに穴あきにしてあげるよ」
黒い影が揺らめき、空気がさらに冷え込む。
DCは一歩前に出た。
DC「カイ……みんなの魔力は把握してるわね? 私はこいつを相手にする」
カイ「あぁ……じゃあ俺はシュリーデのところへ行く。イグニス、リーディを任せていいか?」
イグニス「あぁ」
カイ「ジン、エリシアを頼む」
ジン「お前が行かなくていいのか?」
カイ「あぁ! 今のお前なら安心して任せられる!」
力強く頷き、カイは駆け出す。
イグニス「――ヒマワリ! そのガキはまかせたぜ!」
DC「……こいつッ!!」
DCが振り返りかけ、顔を真っ赤にして睨みつけるが、もう戦場は再び動き出そうとしていた。
(^^)/




