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悪魔の左腕  作者: 770
131/149

不死なる影

(^^)/

赤熱する結界の中、轟音が響く。


イグニス「《炎槍・爆砕連牙》!!!」

炎を纏った槍の突きが十重二十重に繰り出される。


ドルミナス「ふぁぁ……やる気満々だねぇ」

半身を傾けて受け流し、炎を浴びても無傷。

時には槍を腹で受けても、笑みを崩さない。


イグニス「(くそっ……どこに当てても効かねぇ!)」

額に汗が流れる。

だが、その瞳は燃えるような決意で曇らない。


イグニス「なら――もっと速く、もっと深く、もっと熱く!」

大槍を振りかぶる。


イグニス「《炎天槍・紅蓮烈衝破》!!!」

灼熱の一突きがドルミナスの胸を貫いた。


轟音と共に衝撃波が走り、岩壁が砕ける。

ドルミナスは背から槍を突き抜かれ、崩れ落ちた。


イグニス「……はぁ、はぁ……やっと……!」

息を荒げながらも、槍を下ろし、戦友へ語りかけるように呟く。


イグニス「いい決闘だったぜ……!」


結界が軋み、薄れていく。

勝利を告げる光が差し込み始めた――その瞬間。


「ズブリ」


黒い影の槍がイグニスの背を貫いた。


イグニス「ぐっ……!? な、に……」

血が滲み、膝をつく。


崩れたはずのドルミナスの体が、黒い靄に包まれて立ち上がる。

その傷口は既に塞がり、赤黒い瞳が怪しく輝いていた。


ドルミナス「ふふ……言っただろ?」

ゆっくりと歩み寄りながら、笑みを浮かべる。


ドルミナス「僕は7大貴族最恐――”不死”のドルミナスだって」


影が蠢き、イグニスを絡め取るように広がっていく。



(^^)/

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