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悪魔の左腕  作者: 770
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決戦の扉

(^^)/

翌朝――。


カイ「よし!行くぞ!最終決戦だ!」

勢いよく立ち上がるカイ。その目はすでに東の山を見据えている。


イグニス「おう!やっと血が騒ぐ展開だな!その意気だ、カイ!」

豪快に肩を叩くイグニス。


リーディ「へぇ~? 朝はエリシアに起こしてもらってたくせに、よく言うね!」

にやにや笑いながら茶化すリーディ。


エリシア「っ!? ちょっ、リーディ!」

耳まで真っ赤にし、慌てて両手を振るエリシア。


DC「こら犬っころ!野暮なこと言うんじゃないわよ!」

指を突きつけるDC。


リーディ「え?なんでそんな怒られるの? 事実だし」

小首を傾げるリーディに、エリシアはますます赤面。

場の空気が少し和んだ。


―――


東の山脈。


重苦しい瘴気が空を覆い、雷鳴のような轟音が地を震わせる。


DC「……? もう戦いが始まってる?」

目を細め、魔力の揺らぎを読み取る。

DC「相手は……ヴォルトね」


カイ「!? ヴォルトが!? 助けに行こう!」

声を荒げ、一歩前に出るカイ。


シュリーデ「やめときなさいよ。ヴォルトとバシリスクがやりあって、どっちかが弱ったところを倒せばいい。それが一番効率的でしょ?」

鉄扇をひらりと広げ、冷静に告げるシュリーデ。


カイ「……あいつは戦いたいわけじゃないんだ!」

腰のダガーを強く握りしめる。

カイ「それに、俺はあいつに借りがある!」


その手にあるのは――ヴォルトから託された「命削りのナイフ」。


カイ「DC!空間転移頼む! 俺だけでいい!」


DC「はぁ? 一人で英雄気取りする気? そんなの許さないわ。アタシも行く。魔王ってやつを、この目で見てみたいしね」

にやりと笑うDC。


シュリーデ「まったく……。カイはお人好しが過ぎるわね。でも仕方ないわ、そういうところが嫌いじゃないのよ。……わかった、全員で行きましょ」


イグニス「おう! まとめてぶっ潰せるチャンスだ!」

リーディ「悪者じゃないなら助けたいし!」

エリシア「みんなで行こう、一緒に!」

ジン「……ふん。無茶をするなよ」


DCの足元に魔法陣が浮かび上がり、空間が大きく裂けていく。


DC「じゃあ――開け、転移門!」


灼けるような光が広がり、7人の影を飲み込んでいった。


――最終決戦の舞台へ。

(^^)/

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