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第一話 使えないやつはいらないといわれた。

お久しぶりです、何作品化途中となっていますが思い付きで書いてしまったので・・・

他の作品も頑張りますがこの作品も楽しんでいただけたらと思います。

今回は転生ものではないですが、まぁ主人公が強くなっていきますよ。

どうぞお楽しみください。

この世界には色々なダンジョンがあり、色々なジョブ差存在する。

勇者、英雄、魔王、戦士、聖戦士等の上位職業から下位職と呼ばれる職業だ。

上位の職業に着けれ当たり、下位職に当たればはずれと言われている。俺は明日職業選択の儀式にて自分の運命決める一生に一度の大事な一日になる。


翌日


「よく来た、汝の今後の人生を左右するこの日に多くの幸があらんことを。」


神父の格好をしているおっさんが一人一人に神託のスキルを使いジョブを告げていく。

ここは町にいある教会、どの町にも必ず一つはる特に珍しくもない建物だ。この世界では15歳になると成人とされていて誕生月の初日に全員を集めて一人一人にジョブを告げていく。そんなことを説明していると周りから「お~!!」という声が上がった、幼馴染の一人であるゴーシュが勇者のジョブを獲得したらしい。

これは俺も上位職になれる可能性がでてきた。

上位ジョブが一人現れるとその時の儀式ではもう一人上位ジョブが確定されている。どんな仕組みでそうなっているのかはわからないがそうなっているんだから仕方ない。そして残りの儀式はあと四人その中に俺も入っている。


「さて、レイよ、汝で最後だ。喜べ上位ジョブ確定はお前になったぞ。」


「よし!」


俺は儀式を受けなんのジョブになるのか待ち遠しくなり神父のおっさんに早く早く!と急かす。


「…ふむ、今月の儀式は外れだったのかもしれんな。」


「え?」


「汝のジョブは・・・設置型魔法戦士という聞いたこともないジョブじゃ、残念じゃったな。」


「そ・・・そんな・・・」


こうして俺の運命の日は最悪の形で幕を閉じた。


「気をおとすなよレイ、もしかしたらスゲージョブかもしれないだろ?」


気を落とした俺をゴーシュが慰めてくれた。


「あぁ、ありがとなゴーシュ、でもいいよなーゴーシュは勇者だもんな。」


「お前がなりたいって言っていたジョブだもんな。すまんな、でも俺も狙ってたジョブだし恨むなよ?」


「わぁーってるって。お互い戦闘職になれたんだ頑張ってダンジョン探索しような。」


「おう!」


そして数年がたった俺はとあるパーティーに所属していた。


「マリナ!魔法で牽制してくれ!ムハはヘイトを稼いでくれ!シリアムハの援護を!」


パーティーリーダーで勇者のジョブを持つブリードがみんなに指示を出す。


「設置魔方陣完了です、こちらに誘い込んでください。」


僕はブリードに声をかける。


「マリナ!同時に仕掛ける合わせてくれ!」


「りょうか~い。」


二人の攻撃でモンスターが消滅する。

僕以外のみんなが喜ぶなかブリードが僕に声をかけてくれた・・・


「レイ、頑張ってくれてるのはわかってるんだ。その・・・なんというか・・・なぁ?」


困った顔でブリードが何た言いたげの表情をしているとムハが横からスッと出てきた。


「おいレイ、首なお前。」


「え?は?」


「ブリードは優しいからなかなか言い出せないでいたんだけどよ、お前以外のみんなで話し合った結果。戦闘面でお前は何一つ役に立つことがないんだよ。設置魔法だか何だか知らねぇけど使えねぇんだよ、設置した魔方陣に敵を誘い込まないと発動しない魔法なんてよ。」


「そんな・・・」


「魔法ならマリアの魔法で十分だし、サポートもできないお前は今後の事を考えるとお荷物にしかならないんだよ、俺たちはこれからさらに過酷な戦闘になったときにお前よりも優秀なジョブの奴をパーティーに入れようと思っている、お前のよくわからないクッソ使えないゴミジョブは払い箱だ。」


「ゴミ・・・ジョブ・・・」


「言い過ぎだよムハ、ごめんなレイほんとは例ともっとダンジョン探索したかったんだけどさ。」


「おい、ブリードそんな言い方じゃダメだろ、期待してついてこられても困るんだからよ。」


「でも・・・」


「そういうわけだレイ、お前はクビ、どこでも好きなことして生きていな。」


僕は何も言えなかった、実際に僕のジョブは・・・使えない・・・ムハの言った通り設置した魔方陣のところにモンスターをおびき寄せなければいけない。


「というわけだじゃあな。」


「テレポート」


僕が考え事をしている間に話が終わったらしく。四人はテレポートでダンジョンの外に脱出していった。


「ってちょっと待って!僕一人だけダンジョンの中なんですけど!」


ダンジョン、それは冒険者がこぞって資源や宝を求めて探求する場所である。何十か所も存在しておりダンジョンの踏破を目指すが冒険者として当然なのである。


「まじかよ・・・」


テレポートの魔法も使えない、脱出の魔道具もない、こうなると自力でダンジョンから出るしかないのだが・・・僕がいる今のダンジョンは50階層あるダンジョンの25階層、ちょうど半分のところにいる。ここから上がるのも下がるのも一人で行くのは無謀だ、ダンジョン内の宝箱に偶然脱出用の魔道具があるとも思えない。

絶望の中、僕は考えるためにセーフエリアに入ることにする。度の階層にも一か所だけセーフエリアが存在する、そこはもちろんの事モンスターは入ってこれない安全エリアという事だ。セーフエリアに入ると誰かが使った焚火の跡が残っていた。僕は設置魔方陣の異空間倉庫、要はアイテムボックスから薪を取り出すと焚火後に薪をくべて火をつける。パチパチという燃える音が静寂を切り裂き今自分が一人だという状況を余計に強調した気がする。とりあえず今のステータスを確認しよう。


名前:レイ

ジョブ:設置型魔法戦士 (ユニーク)

レベル15

HP:500

MP:150

筋力:50

耐性:40

敏捷:15

魔力:80

魔法耐性:23

物理防御:33


スキル:設置型魔方陣


この世界の大体の平均レベルよりちょっと上位だな。


「まずは今僕が持っているものを整理しよう。ポーション中級品が4ッつ、毒消しが二つ、マジックランタンが一つ、他にはあまり使えるようなものはないか・・・武器は・・・お?これは使えそうだ。さっき拾ったミスリルソードだな。装備は今の装備で問題ないから剣はこれにしよう。ん?なんだこれ?」


僕は自分で入れた覚えのない本がアイテムボックスに入っているのを見つけて取り出した。


「経験値の書極?なんだこれ?こんな本、見たことないぞ?」


僕はその本を手に取るとページをめくる、するとなぜかいろいろな知識が経験となって僕の頭に入ってくる。その本を読んでどれくらいの時間がたったのかわからない一瞬なのか1時間なのかはたまた10時間なのか…すべての知識が僕の頭に入った瞬間に頭の中でファンファーレのような音楽が流れアナウンスが響く。


『おめでとうございます!レベルが上がりました!』

『おめでとうございます!レベルが上がりました!』

      ・

      ・ 

      ・

『おめでとうございます!レベルが200になりました。』


「は?レベルが200?何言ってるの?」


僕は自分のステータスをもう一度確認する。


名前:レイ

ジョブ:設置型魔法戦士 (ユニーク)

レベル:200

HP:50000

MP:45000

筋力:150

耐性:140

敏捷:115

魔力:80000

魔法耐性:123

物理防御:133


スキル:設置型魔方陣(極)・全属性魔法(設置時のみ)・全回復魔法(設置時のみ)・全サポート魔法(設置時のみ)・付与魔法(設置時のみ)・全魔法剣(設置時のみ)・多重並列魔方陣(無限)・空間設置・瞬間設置・詠唱破棄・魔法威力倍増(極)


ユニークスキル:自身付与魔方陣・MP消費1・N=P-09320


「これはいったい・・・」


ふっと本持っていた手を見るといつの間にか僕の手から無くなっていた。

少し希望が出てきた、誰だろうあの本を僕のアイテムボックスに入れてくれたのは・・・

といっても。


「筋力も耐性もほとんど増えていないじゃないか!こんなんじゃ戦えないよ…それにスキルも凄そうだけど結局設置魔法じゃなきゃ・・・はぁ・・・。」


僕はおなかが減ったのでアイテムボックスから食材を出して料理することにした。鍋に水を張り焚火と別のところに魔方陣でひをおこそうとした。その時だった。


「え?!なんで!?」


鍋を置いて火の魔法陣を書こうとした瞬間いきなり魔方陣が目の前で描かれ火を起こした。


「もしかして・・・これが詠唱破棄の効果?すごい!すごいぞ僕!勇者だって他の上位職だってこんなことできない!」


他のスキルもいろいろ試すことにした。結果、僕はとんでもないことに気が付いた。


目の前にいるのは25階層のフロアボス、デットバリー。死神型モンスターで不死の王であるリッチの最上級種だ。通常だと何人ものパーティーを組んで挑むのが通常だ。こんなところに一人でいるっていうのは自殺願望がある人間か、世界最高の冒険者ランクを持つ数人の人間しかいない。僕はそのどちらでもないがレベルが200になり新たなスキルを手に入れたことによってこいつを倒す自信ができたからだ。


「悪いけど・・・試させてもらうよ。」


こうして僕の本当の冒険が始まった。

今後ともよろしくお願いいたします。

連載はどの作品を先に書くかとかは決まっていません、なるべく多く沢山かけるようにしますのでよろしくお願いいたします。

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