放送番組「やまびこ」第5号 擬音語と擬態語
放送劇「やまびこ」は、100号刊行を目指しましたが、3号で尻切れトンボになりました。
めげずに復刊しましたので、またお付き合い願います。
趣向が、ゴロゴロ変わっていき支離滅裂になっていくでしょうが、、、。
必ずや100号までは続けます。
放送番組「やまびこ」第5号 擬音語と擬態語
作 葉月太一
こんばんは。
「やまびこ」第5号を送ります。
「100号まで続ける」とデカク宣言してから、早、1年半以上になります
が、未だ5号とは!何たることか!、、、、、
その上、3号・4号はどうしたのか、、、、、?
実は、3号・4号は、「『ある会社』という名の会社」で放送済なんです。
ひょっとしたら気が付いた方もいらしたかもしれませんね。
いずれにしても、1年以上もご無沙汰でした。
今後は、少し趣向を変えて、その結果支離滅裂になるかもしれませんが、
また、お付き合いいただけたら幸いに思います。
それでは、早速、お送りしましょう。
今日のタイトルは、「擬音語と擬態語」です。
(賢治の音楽)(10秒流す)
(朗読調で)
九月一日、高田三郎は、谷川の岸の小さな学校に転校してきました。
(独特の節をつけて)どっどど どどうど どどうど どどう
どっどど どどうど どどうど どどう
そして、九月十一日にはお父さんの都合で、また、転校して行きました。
三郎のお父さんは、谷川地区である鉱石を採掘する為に来たのでしたが、
どっどど どどうど どどうど どどう
どっどど どどうど どどうど どどう
という風の音と共に三郎は転校して行きました。
嘉助は「やっぱりあいづは風の又三郎だった」と叫びました。
ところで、この風の音は擬音語ですね。擬音語に似て非なるものと
して擬態語があります。
八月の「ギラギラ」太陽・「だらだら」汗、九月になると季節は変わり、
風は「サラサラ」太陽は「キラキラ」という擬態語になります。
また、身振りには、「のそのそ」「ニッコリ」「こっそり」「ジロジロ」
等がありますね。これらは、いかにもそれらしい音声語で表しています。
しかし、私はこれらの擬態語にも音声が存在するのでは、と思ってい
ます。身振りなどは、特に音がしているはずです。「耳がよければ」空
気の振動を聞き取れるはずです。
「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよーん」は、中也の詩「サーカス」の空
中ブランコの音ですが、私は、擬態語ではなく擬音語と思っています。
明らかに空気の振動から聞こえてくる音と思います。
ほとんどの擬態語には音があります。聞こえませんか?
「やまびこ」に関するお問い合わせとご連絡は、
サメロ州音訳の会会長法師丸までお願いします。
電話番号は、050-TYX-5973です。
それではまた、近いうちにお会いしましょう。
葉月太一でした。
2020年01月10日
近いうちに、コンプライアンスにも触れて行こうと思っています。
コンプライアンス?